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ビタミンKの特性

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掲載日:2020.04.16
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ビタミンKについて

脂に溶けるビタミン。K1とK2が主なもので、他にK3とK4、K5がある。K3には毒性があるが、安価なため動物用飼料に使われることがある。

・カラダでの主な作用:血液を凝固させる。骨を強くする。動脈硬化を防ぐ。

・不足すると:血液が固まりにくくなる。骨が弱くなる。動脈硬化のリスクが高まる。

・摂り過ぎると:特に過剰症の報告はない。

・多く含む食品:葉野菜やクロレラ、海藻類、卵黄、レバー、納豆など。
ビタミンKは天然に2種類が存在し、野菜類や海藻類に含まれるビタミンK1(フィロキノン)と、主にところ14種類まで知られていますが、腸内細菌の他、卵黄やレバーなど動物性食品に含まれるMK-4と納豆に多く含まれるMK-7がヒトにおける主な補給源です。
一般的にはK1とMK-4、MK-7を合わせたものがビタミンKとなっています。

血液の凝固

怪我などで出血したときには、迅速に血液が固まる必要があります。このときに働くのがフィブリンやフィブリノーゲン、トロンビンなどの「凝固因子」です。

出血すると血小板が凝集し、これを一次止血と呼びます。血小板が凝集したところにフィブリンが集まると血が固まり、これを二次止血と呼びます。
二次止血の際にはフィブリノーゲンがフィブリンになるのですが、このときにトロンビンが必要となります。
このトロンビンはプロトロンビンから肝臓で生成されるのですが、このときにビタミンKが補酵素として必要になります。

凝固因子には数々の種類があり、トロンビンは第Ⅱ因子です。他に第Ⅸ因子と第Ⅶ因子、第Ⅹ因子がビタミンK依存性です。
もし覚えたい場合は「肉納豆:にくなっとう(2,9,7,10)」ということで。

骨の強化

骨といえばカルシウムが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、骨は骨基質にリン酸カルシウム(ヒドロキシアパタイト)が沈着して形成されます。
骨基質がないと、カルシウムを取り込むことができません。骨基質はコラーゲンと非コラーゲン性タンパクからできていて、90%がコラーゲンです。

このコラーゲンとヒドロキシアパタイトを結合させるために、「グラタンパク」というタンパク質が接着剤として働きます。
グラタンパクのことは「オステオカルシン」とも呼びますが、これの形成のためにビタミンKが必要となるのです。そのため、骨粗しょう症の薬としてビタミンKが使われます。

ビタミンKはビタミンDと同時摂取することで相乗効果があり、2年間の研究で腰椎の骨密度を増やすことに成功しています。この研究ではカルシウムを摂取しても骨密度上昇の効果はありませんでした。(※125)

なおビタミンK単体でも腰椎の骨密度を高めることがメタアナリシスによって明らかとなっています。(※126)

※125:Effect of combined administration of vitamin D 3 and vitamin K 2 on bone mineral density of the lumbar spine in postmenopausal women with osteoporosis. J Orthop Sci. 2000; 5( 6): 546-51.

※126: Effect of vitamin K on bone mineral density: a meta-analysis of randomized controlled trials. J Bone Miner Metab. 2012 Jan; 30( 1): 60-8. doi: 10. 1007/ s 00774-011-0287-3. Epub 2011 Jun 15.