マッスルマニア・クラシックプロ ケビン氏にインタビュー!
掲載日:2017.01.25
日本人離れした圧倒的なバルクを誇り、以前の当サイトにおけるコラムでも「筋肉がアイデンティティになっている」と発言するほどに筋肉とフィットネスを愛する男、ケビン氏。
2016年12月、イタリア・ヴェローナにて開催されたマッスルマニア・ヨーロッパ大会のクラシック部門で優勝し、プロクオリファイを獲得。さらにフィジーク部門でも準優勝という快挙を成し遂げた。その後、2017年1月7日のマッチョカフェでの活動を最後に、約1年半在籍したマッチョ29を多くのファンに惜しまれながら卒業。
また、ボディメイク専門のパーソナルトレーナーとして活動し、オンライン専門のパーソナルコーチングサービス「ダイエットジーニアス」で講師を務め、メールやビデオチャットによるボディメイクの指導も行うなど、その活動は多岐にわたっている。
現在、フィットネス業界で最も注目を集めている男と言っても過言ではない彼に、今後について話を伺った。
2016年12月、イタリア・ヴェローナにて開催されたマッスルマニア・ヨーロッパ大会のクラシック部門で優勝し、プロクオリファイを獲得。さらにフィジーク部門でも準優勝という快挙を成し遂げた。その後、2017年1月7日のマッチョカフェでの活動を最後に、約1年半在籍したマッチョ29を多くのファンに惜しまれながら卒業。
また、ボディメイク専門のパーソナルトレーナーとして活動し、オンライン専門のパーソナルコーチングサービス「ダイエットジーニアス」で講師を務め、メールやビデオチャットによるボディメイクの指導も行うなど、その活動は多岐にわたっている。
現在、フィットネス業界で最も注目を集めている男と言っても過言ではない彼に、今後について話を伺った。
マッスルマニア・ヨーロッパ大会を振り返って
――― まずは、マッスルマニア・クラシックのプロクオリファイ獲得!おめでとうございます。感想はいかがですか?
ありがとうございます。マッスルマニアに初めて挑戦したのが2011年でしたから6年目、そして2013年からプロ獲得を目指して、4年目にしてようやく栄冠を勝ち取ることができたということで、「ホッとした」というのが正直な感想ですね。
――― 今回は「絶対にプロクオリファイを獲る」という意気込みで臨んでいたのですね。
その通りです。特に今回は、JIN(小池友仁)君・僕・大山大輔さんの3人がマッスルマニアプロを目指し、JIN君が先行してアジア大会に挑戦して惜しくも…っていうところで。次は「何としても自分が」という決意でプロクオリファイを獲得できてホッとしたのと、「道を切り拓くことができた!」という達成感があります。
――― まさに先駆者ですね。
ありがとうございます。そう言って頂けるとうれしいです(笑)
――― 日本とイタリアでは時差が8時間もあります。当日の調整は難しくありませんでしたか?
2014年のアメリカ大会のときは調整を大失敗して、同じ轍は踏まないつもりで臨んだんですけど、結構似たような感じで失敗をしてしまいました。直前にカーボディプリート(炭水化物を全く取らない状態)で臨んで出発当日に炭水化物を入れるという形にしたのですが、それまで食べてもコンディションがよかったこともあり…そこで油断してガツガツ食べてたらそれでもう大失敗してしまいまして、イタリアに着いて体重を計ったら「えぇ!?」っていう体重に。「終わった…」と思いましたね…。
アメリカ大会のときはラスベガスにビッグ・ヒデ(山岸秀匡)さんのジムがあり、そこでトレーニングさせてもらって何とか調整したんですけど、今回は現地に筋トレ出来るジムが全くなく、最後まで調整に苦戦しました。
――― ジムが無い状態で、どうされましたか?
ウォーキングや部屋でできる自重トレをやりました。アブローラーを気に入ってずっとやってきていて、今回も最後にそれをやろうとしていたんですけど、途中経由する上海でそのアブローラーを紛失してしまいまして。そのせいで気持ちが落ち込んで、精神的にもナイーブになっちゃったなっていう失敗がありました。
――― 長距離の移動だけでなく予想しない事態が続く中、どのようにしてモチベーションを持ち直しましたか?
今回は間違いなく、昨年3月に結婚した嫁の存在が大きかったです。自分でカバーしきれない食事面で細かな部分まで考えてくれました。カーボアップに失敗した時も適切なアドバイスをくれて、メンタルの面でも、弱気になっているところを最後まで支えてくれました。当日の朝も浮腫みが取れなかったので「歩いてくる」と部屋を出たときに、「私も行く」ってついてきてくれて。
今回はイタリアで観光もしてきたんですけど、何より大会当日の朝に街を有酸素がてら一緒に歩いたのが、僕の中では一番大きな出来事でした。嫁の支えがあったおかげで最後までモチベーションを落とさず大会に挑むことができました。
――― どういった点が今回の勝利に繋がったのでしょうか?
自分に足りないものを見極めてそこを強化し、前回の大会から一回り成長することが出来た部分かなと分析してます。具体的には肩と背中です。フィジーク選手には一番必要だと言われる部分です。そして腹筋。このあたりを結構頻度を高めてやりました。
その背景には、腹筋だったら同じマッチョ29のサイヤマン、肩だったら中村厚志さんが頻度を高く刺激してるっていう話を聞いて、自分もそれをやってみようと。今回はかなり頻度を高めにトレーニングをして、「世界の舞台で戦える」ところから、「勝てる」レベルまで引き上げたと自負するまでに成長し、臨めたというのが大きかったですね。
――― 頻度というのはレップ数を増やすということでしょうか。それとも一週間の中における日数を増やすということでしょうか?
日数のほうです。これまで通りのトレーニングに加えて、そこを刺激する種目を別の種目の日にも追加してやりました。
――― 次回出場されるマッスルマニアの大会が、プロとしてのデビュー戦ということになりますね。
そうですね。クラシックではプロでのデビュー戦になりますが、個人的な思いとしてはフィジークのほうもプロを目指していきたいので、(次回の出場は)その両方に挑戦できる大会ですね。
ありがとうございます。マッスルマニアに初めて挑戦したのが2011年でしたから6年目、そして2013年からプロ獲得を目指して、4年目にしてようやく栄冠を勝ち取ることができたということで、「ホッとした」というのが正直な感想ですね。
――― 今回は「絶対にプロクオリファイを獲る」という意気込みで臨んでいたのですね。
その通りです。特に今回は、JIN(小池友仁)君・僕・大山大輔さんの3人がマッスルマニアプロを目指し、JIN君が先行してアジア大会に挑戦して惜しくも…っていうところで。次は「何としても自分が」という決意でプロクオリファイを獲得できてホッとしたのと、「道を切り拓くことができた!」という達成感があります。
――― まさに先駆者ですね。
ありがとうございます。そう言って頂けるとうれしいです(笑)
――― 日本とイタリアでは時差が8時間もあります。当日の調整は難しくありませんでしたか?
2014年のアメリカ大会のときは調整を大失敗して、同じ轍は踏まないつもりで臨んだんですけど、結構似たような感じで失敗をしてしまいました。直前にカーボディプリート(炭水化物を全く取らない状態)で臨んで出発当日に炭水化物を入れるという形にしたのですが、それまで食べてもコンディションがよかったこともあり…そこで油断してガツガツ食べてたらそれでもう大失敗してしまいまして、イタリアに着いて体重を計ったら「えぇ!?」っていう体重に。「終わった…」と思いましたね…。
アメリカ大会のときはラスベガスにビッグ・ヒデ(山岸秀匡)さんのジムがあり、そこでトレーニングさせてもらって何とか調整したんですけど、今回は現地に筋トレ出来るジムが全くなく、最後まで調整に苦戦しました。
――― ジムが無い状態で、どうされましたか?
ウォーキングや部屋でできる自重トレをやりました。アブローラーを気に入ってずっとやってきていて、今回も最後にそれをやろうとしていたんですけど、途中経由する上海でそのアブローラーを紛失してしまいまして。そのせいで気持ちが落ち込んで、精神的にもナイーブになっちゃったなっていう失敗がありました。
――― 長距離の移動だけでなく予想しない事態が続く中、どのようにしてモチベーションを持ち直しましたか?
今回は間違いなく、昨年3月に結婚した嫁の存在が大きかったです。自分でカバーしきれない食事面で細かな部分まで考えてくれました。カーボアップに失敗した時も適切なアドバイスをくれて、メンタルの面でも、弱気になっているところを最後まで支えてくれました。当日の朝も浮腫みが取れなかったので「歩いてくる」と部屋を出たときに、「私も行く」ってついてきてくれて。
今回はイタリアで観光もしてきたんですけど、何より大会当日の朝に街を有酸素がてら一緒に歩いたのが、僕の中では一番大きな出来事でした。嫁の支えがあったおかげで最後までモチベーションを落とさず大会に挑むことができました。
――― どういった点が今回の勝利に繋がったのでしょうか?
自分に足りないものを見極めてそこを強化し、前回の大会から一回り成長することが出来た部分かなと分析してます。具体的には肩と背中です。フィジーク選手には一番必要だと言われる部分です。そして腹筋。このあたりを結構頻度を高めてやりました。
その背景には、腹筋だったら同じマッチョ29のサイヤマン、肩だったら中村厚志さんが頻度を高く刺激してるっていう話を聞いて、自分もそれをやってみようと。今回はかなり頻度を高めにトレーニングをして、「世界の舞台で戦える」ところから、「勝てる」レベルまで引き上げたと自負するまでに成長し、臨めたというのが大きかったですね。
――― 頻度というのはレップ数を増やすということでしょうか。それとも一週間の中における日数を増やすということでしょうか?
日数のほうです。これまで通りのトレーニングに加えて、そこを刺激する種目を別の種目の日にも追加してやりました。
――― 次回出場されるマッスルマニアの大会が、プロとしてのデビュー戦ということになりますね。
そうですね。クラシックではプロでのデビュー戦になりますが、個人的な思いとしてはフィジークのほうもプロを目指していきたいので、(次回の出場は)その両方に挑戦できる大会ですね。
――― フィジークで、審査が始まる前から「この選手との戦いになる」と思っていたという選手が本当に1位になりました。どこで勝敗が決したのでしょうか?
フィジークでは2人のすごい選手がいました。どちらもフランスの黒人選手だったんですが、プロポーションが抜群によかったんです。それを見た瞬間に、自分が「ここの筋肉をつけた」とか「ここを改善した」というのをあざ笑うかのような差を見せつけられたような感じがしました。
でも、実際の審査では、意外にもその優勝した選手と僕と、どちらを優勝にするか迷うぐらい僅差だったと後から聞きました。
なので…敵がデカく見えすぎたというか、相手選手を戦う前から過大評価しすぎたというか。自分にないものを持っていた二選手だったので、やはりその気持ちの面で負けてしまったのが一番の敗因かなと思っています。
――― 気の持ちようが、ちょっとした仕草や表情に出てしまったということでしょうか?
はい。動揺して、練習を積み重ねてきたポージングとかそういうのも全く発揮できませんでした。あと、言葉が何を言ってるのか聞き取れず「こういうポーズをしろ」というジャッジからの指示がよくわからなくて…。隣の人の動きを見て「これかな?」みたいな。完全に挙動不審でしたね。
――― 今後、特に強化したい部位はどこでしょうか?
強化ポイントに特に挙げたいのは脚ですね。自分としては、クラシック・フィジーク選手の体としてまだまだ未熟だなと思っています。実は今回のクラシックは挑戦というか、今後クラシックのほうに移行していくための経験値を積むという意味合いで出たんですけど、予想に反してそっちのほうで優勝してしまったという形でした。大会3ヵ月前にクラシックも出ようと決めてそこからやり始めたぐらいなので、求められるカットを出すような脚のトレーニングはほとんどやってなかったんです。
特に太もものカットを出すようなトレーニングですね。スクワットとかはやってたのである程度のサイズはあるんですけど、細かいカットやディテールの部分。現時点ではすごくレベルが低いので、次の大会までにそこを改善したいと思ってます。
フィジークでは2人のすごい選手がいました。どちらもフランスの黒人選手だったんですが、プロポーションが抜群によかったんです。それを見た瞬間に、自分が「ここの筋肉をつけた」とか「ここを改善した」というのをあざ笑うかのような差を見せつけられたような感じがしました。
でも、実際の審査では、意外にもその優勝した選手と僕と、どちらを優勝にするか迷うぐらい僅差だったと後から聞きました。
なので…敵がデカく見えすぎたというか、相手選手を戦う前から過大評価しすぎたというか。自分にないものを持っていた二選手だったので、やはりその気持ちの面で負けてしまったのが一番の敗因かなと思っています。
――― 気の持ちようが、ちょっとした仕草や表情に出てしまったということでしょうか?
はい。動揺して、練習を積み重ねてきたポージングとかそういうのも全く発揮できませんでした。あと、言葉が何を言ってるのか聞き取れず「こういうポーズをしろ」というジャッジからの指示がよくわからなくて…。隣の人の動きを見て「これかな?」みたいな。完全に挙動不審でしたね。
――― 今後、特に強化したい部位はどこでしょうか?
強化ポイントに特に挙げたいのは脚ですね。自分としては、クラシック・フィジーク選手の体としてまだまだ未熟だなと思っています。実は今回のクラシックは挑戦というか、今後クラシックのほうに移行していくための経験値を積むという意味合いで出たんですけど、予想に反してそっちのほうで優勝してしまったという形でした。大会3ヵ月前にクラシックも出ようと決めてそこからやり始めたぐらいなので、求められるカットを出すような脚のトレーニングはほとんどやってなかったんです。
特に太もものカットを出すようなトレーニングですね。スクワットとかはやってたのである程度のサイズはあるんですけど、細かいカットやディテールの部分。現時点ではすごくレベルが低いので、次の大会までにそこを改善したいと思ってます。
マッチョ29卒業
――― 正直なところコミカルな路線に違和感を覚えたこともあったとのことですが、マッチョ29での活動を振り返ってみていかがですか?
僕と同時期に入った植田知成さんとサイヤマン、他の何人かのフィジーク選手と、2013年に「Let's show off」というイベントをやったことがあるんです。「フィジーク選手はかっこいいんだ」っていうのを前面に打ち出していきたいという思いで僕らは始めました。ですが、やってみて、それだけではなかなか広まっていかないことがわかりました。ステージでの格好良さだったら、EXILEとか一流のアーティストの方がいる中で、この路線で広めていくのは難しいと感じたんですね。パフォーマンスの部分でも見せ方でも。
そこでマッチョ29との出会いがあって。一旦はその「かっこよさ」っていうのを横に置いて、とにかくこの分野が注目されることに尽力するべきだと言う思いに変わりました。まずは知ってもらうこと。「マッチョ」という言葉自体がかっこよさよりはややコミカルな三枚目路線という印象ですし、特にデビュー曲の「ビバ!マッチョ」なんてまさにそうだと思うんですが、かっこいいという路線ではないと思うんですね。
実際に、ミュージックビデオ動画の再生が100万回を突破して多くの方に聴いていただいて、学園祭等で振りを披露してくれるような方も現れたり、それがきっかけでCMとか仕事にも繋がったり。なので、その「かっこいいという路線じゃない筋肉のあり方」がマッチョ29で始まって、それはそれでありなのかなって。そしてその中で、所々でかっこよさを出していく。最近は、コアラ(小嵐)さんとかが「所々で見せるかっこよさ」を出してるなって思います。
お笑い芸人の方も普段はお笑いやってるけれども、時に「かっこいいな」と思うようなときがあったり。表情とかネタはおもしろいのに「お、かっこいいじゃん!」みたいな。そういう側面が僕らのグループの「マッチョ」という言葉にもあることをこの一年半で感じました。マッチョ29の活動をやってきて本当によかったと思います。
――― マッチョ29での活動を通して得たものは、どのようなものがありますか?
この1年半で多くの方に「マッチョ29」という存在を知ってもらえたことはとても大きいです。その事によってSNSのフォロワーが増え、フィットネスに興味を持ち始める人が増え、フィットネスに関わる多くの人との交流を持つことができました。大きな財産を頂けましたね。
――― 一番印象に残っていることは何でしょうか?
本当にひとつひとつが大切な思い出ではありますが、レコーディングをしたことが衝撃的でしたね。
学生時代、ラジオをよく聞いてまして、スポンサー紹介で「キングレコード」の名前をしょっちゅう聞いていたんですね。「この番組はキングレコードの提供でお送りいたします」って。
「え、そのキングレコード、ここなんだ!?」みたいな、そこにすごく興奮してました。しかも当時は声優がすごく好きで、田村ゆかりさんや堀江由衣さんといった今でも活躍されている声優の方とか、北島三郎さんが「ここでレコーディングしてるんだよ」っていう話を聞いて「え、ここで!?」みたいな。
そういうことにすごくときめいてわくわくしながら、「あ、こんなふうにやるんだ」っていうのをひとつひとつ経験させてもらって、すごく新鮮だったし、とてもいい経験になりました。
僕と同時期に入った植田知成さんとサイヤマン、他の何人かのフィジーク選手と、2013年に「Let's show off」というイベントをやったことがあるんです。「フィジーク選手はかっこいいんだ」っていうのを前面に打ち出していきたいという思いで僕らは始めました。ですが、やってみて、それだけではなかなか広まっていかないことがわかりました。ステージでの格好良さだったら、EXILEとか一流のアーティストの方がいる中で、この路線で広めていくのは難しいと感じたんですね。パフォーマンスの部分でも見せ方でも。
そこでマッチョ29との出会いがあって。一旦はその「かっこよさ」っていうのを横に置いて、とにかくこの分野が注目されることに尽力するべきだと言う思いに変わりました。まずは知ってもらうこと。「マッチョ」という言葉自体がかっこよさよりはややコミカルな三枚目路線という印象ですし、特にデビュー曲の「ビバ!マッチョ」なんてまさにそうだと思うんですが、かっこいいという路線ではないと思うんですね。
実際に、ミュージックビデオ動画の再生が100万回を突破して多くの方に聴いていただいて、学園祭等で振りを披露してくれるような方も現れたり、それがきっかけでCMとか仕事にも繋がったり。なので、その「かっこいいという路線じゃない筋肉のあり方」がマッチョ29で始まって、それはそれでありなのかなって。そしてその中で、所々でかっこよさを出していく。最近は、コアラ(小嵐)さんとかが「所々で見せるかっこよさ」を出してるなって思います。
お笑い芸人の方も普段はお笑いやってるけれども、時に「かっこいいな」と思うようなときがあったり。表情とかネタはおもしろいのに「お、かっこいいじゃん!」みたいな。そういう側面が僕らのグループの「マッチョ」という言葉にもあることをこの一年半で感じました。マッチョ29の活動をやってきて本当によかったと思います。
――― マッチョ29での活動を通して得たものは、どのようなものがありますか?
この1年半で多くの方に「マッチョ29」という存在を知ってもらえたことはとても大きいです。その事によってSNSのフォロワーが増え、フィットネスに興味を持ち始める人が増え、フィットネスに関わる多くの人との交流を持つことができました。大きな財産を頂けましたね。
――― 一番印象に残っていることは何でしょうか?
本当にひとつひとつが大切な思い出ではありますが、レコーディングをしたことが衝撃的でしたね。
学生時代、ラジオをよく聞いてまして、スポンサー紹介で「キングレコード」の名前をしょっちゅう聞いていたんですね。「この番組はキングレコードの提供でお送りいたします」って。
「え、そのキングレコード、ここなんだ!?」みたいな、そこにすごく興奮してました。しかも当時は声優がすごく好きで、田村ゆかりさんや堀江由衣さんといった今でも活躍されている声優の方とか、北島三郎さんが「ここでレコーディングしてるんだよ」っていう話を聞いて「え、ここで!?」みたいな。
そういうことにすごくときめいてわくわくしながら、「あ、こんなふうにやるんだ」っていうのをひとつひとつ経験させてもらって、すごく新鮮だったし、とてもいい経験になりました。
――― ケビンさんも以前は役者をされていましたよね?
はい。元々声優志望から入り、俳優をやっていたんですが、マッチョ…筋肉という価値はなかなか認められることが無くて。罰ゲームの執行役みたいなのとか、お笑い路線の延長みたいな感じのことばっかりやってました。
マッチョ29に入ったことで、筋肉の価値を前面に押し出したイベントや作品に携わることができて嬉しかったです。
――― 「かっこよさ」を一旦横に置くことで、むしろ、筋肉の良さを広める方法や分野が広がったという事でしょうか。ちなみにフィットネス人口そのものも増えたと感じられますか?
はい、間違いなくそう思います。例えば街で声を掛けられたりすることも増えましたし、トレーニングをしていない人からライザップの名前が出てきたり、筋トレに縁のなかった友人から「やり方を教えてほしい」と相談されることもたびたびあります。
――― 今後フィットネス業界はさらに盛り上がっていくと言われています。ケビンさんはその中で、どのような役割を努めていきたいとお考えでしょうか?例えばエンターテイナーとしての活動は今後もやっていかれますか?
そうですね。自分自身何でも挑戦したいという思いはあります。僕は「筋肉との架け橋」とよく言ってますが、世界では日本より遥かにフィットネスが盛んです。そのことを多くの人に知ってもらい、実践して欲しいという部分が大きいですね。日本と世界とを筋肉で繋ぐ架け橋になりたいです。
はい。元々声優志望から入り、俳優をやっていたんですが、マッチョ…筋肉という価値はなかなか認められることが無くて。罰ゲームの執行役みたいなのとか、お笑い路線の延長みたいな感じのことばっかりやってました。
マッチョ29に入ったことで、筋肉の価値を前面に押し出したイベントや作品に携わることができて嬉しかったです。
――― 「かっこよさ」を一旦横に置くことで、むしろ、筋肉の良さを広める方法や分野が広がったという事でしょうか。ちなみにフィットネス人口そのものも増えたと感じられますか?
はい、間違いなくそう思います。例えば街で声を掛けられたりすることも増えましたし、トレーニングをしていない人からライザップの名前が出てきたり、筋トレに縁のなかった友人から「やり方を教えてほしい」と相談されることもたびたびあります。
――― 今後フィットネス業界はさらに盛り上がっていくと言われています。ケビンさんはその中で、どのような役割を努めていきたいとお考えでしょうか?例えばエンターテイナーとしての活動は今後もやっていかれますか?
そうですね。自分自身何でも挑戦したいという思いはあります。僕は「筋肉との架け橋」とよく言ってますが、世界では日本より遥かにフィットネスが盛んです。そのことを多くの人に知ってもらい、実践して欲しいという部分が大きいですね。日本と世界とを筋肉で繋ぐ架け橋になりたいです。
「ジーニアス・パーソナルトレーニング」について
――― トレーナーとしての活動についてお伺いします。現在はパーソナルトレーナーとは別にオンライン専用の「ジーニアス・パーソナルトレーニング」でコーチも務めていらっしゃいますが、どのようなきっかけだったのでしょうか?
きっかけは、代表を務めるTestosteroneさんから声をかけて頂いたことですね。
元々Testosteroneさんが国際派で、アメリカのフィットネス事情とかも詳しくて。オンラインパーソナル、オンラインのみで完結させるパーソナルトレーニングがアメリカでは主流になっている・流行っているということを知っていて、それを日本に広めたいとのことでした。
そこでどういう風にやっていくかというところで、トレーナーとしてマッチョ29のエースマン(ハカセ)とMIHARUさんの二人から始まって、オンラインパーソナルを実際にやるにあたっては、僕の方に声をかけて頂いたという感じです。
――― ジムで直接指導するのとオンラインでの指導とで異なる点や難しい点、あるいはメリットはありますか?
会って対面で指導するのが一番いいとは思いますが、金銭や住んでいる場所などの問題があります。「つきっきりとか、そこまでしなくてもいいけれど、何かいい情報を提供してもらいたいな」という方にとって、オンラインという形は利用しやすいのではないかと感じてます。
あと逆に「自分自身が忙しすぎてそこまでできない」という方が自分のペースで出来るという点で、オンラインなら非常に使いやすいな、と。
僕らトレーナー側からすると、その方に向けてアレンジしたプログラムや食事方法・サプリメントの摂取法等を提示して、定期的にチェックしてまた改善点を伝えていくみたいな形の、あまり細かすぎないのが逆にいいかな、って。
そして実際のプライベートジムと比べれば、価格もかなり安めにできるので、手軽に取り組みやすいという点は非常に魅力だと思います。
――― 習う側も、ある程度モチベーションを自分で維持できる方じゃないと難しそうですね?
そうですね。そこは「本当につきっきりで教えてくれないと無理です」という方は難しいかなと思いますが、既にトレーニングの経験があって、でも改善策がわからない…と言う方とか、「ちょっとだけプッシュしてもらったらあとは自分でできます」というような方には非常にいいんじゃないかな、と。
――― 実際に受講されている方の要望はバルクアップと減量、どちらが多いですか?
半々ぐらいですね。「筋肉をつけたいので、現状からどう改善すればいいか教えてほしい」というようなパターンや「体重・体脂肪を落としたいのでやり方を教えてください」というパターン、あとは「体重を増やさない状態で筋肉をつけるにはどうすればいいか」みたいな、リーンバルクアップもあったりとか。
個人個人でクライアントの要望は違いますので、それに合わせてやっていくという形ですね。
――― 利用者の方の年齢層はどうですか?
20~40代ぐらいの方が多いですが、バラバラですね。
――― 教える側としても相手を直接見られるわけではない中、やりがいを感じる場面はどのような場面でしょうか?
対面でやってるときのように、相手の状況が逐一わからない難しさがある中で、お送りしたプログラムを「実践できました」とか「何キロ落ちました」とか、「こういうふうに変わりました」というようなメッセージを頂いたりとか。そういう少しの変化があったこと、成果があがったことを報告して頂けるとやっぱりうれしいですね。
――― では、そのあたりも対面のジムとあまり変わらなそうですね?
そうですね。このあたりはあまり違いはないのかなという気はします。
――― 今までにない仕組みということで、興味はあるのだけれどなかなか利用に踏み切れずにいる方もいらっしゃるかもしれません。そういった方に一言声を掛けるとすれば、どのような言葉を掛けますか?
対面でのパーソナルトレーニングには距離や費用的な問題などいろいろ制約がありますが、今の自分のやり方でなかなか成果が上がっていないのだとしたら、オンラインを利用し経験のある僕らの力を使い、成果に結び付けて頂ければと思います。
きっかけは、代表を務めるTestosteroneさんから声をかけて頂いたことですね。
元々Testosteroneさんが国際派で、アメリカのフィットネス事情とかも詳しくて。オンラインパーソナル、オンラインのみで完結させるパーソナルトレーニングがアメリカでは主流になっている・流行っているということを知っていて、それを日本に広めたいとのことでした。
そこでどういう風にやっていくかというところで、トレーナーとしてマッチョ29のエースマン(ハカセ)とMIHARUさんの二人から始まって、オンラインパーソナルを実際にやるにあたっては、僕の方に声をかけて頂いたという感じです。
――― ジムで直接指導するのとオンラインでの指導とで異なる点や難しい点、あるいはメリットはありますか?
会って対面で指導するのが一番いいとは思いますが、金銭や住んでいる場所などの問題があります。「つきっきりとか、そこまでしなくてもいいけれど、何かいい情報を提供してもらいたいな」という方にとって、オンラインという形は利用しやすいのではないかと感じてます。
あと逆に「自分自身が忙しすぎてそこまでできない」という方が自分のペースで出来るという点で、オンラインなら非常に使いやすいな、と。
僕らトレーナー側からすると、その方に向けてアレンジしたプログラムや食事方法・サプリメントの摂取法等を提示して、定期的にチェックしてまた改善点を伝えていくみたいな形の、あまり細かすぎないのが逆にいいかな、って。
そして実際のプライベートジムと比べれば、価格もかなり安めにできるので、手軽に取り組みやすいという点は非常に魅力だと思います。
――― 習う側も、ある程度モチベーションを自分で維持できる方じゃないと難しそうですね?
そうですね。そこは「本当につきっきりで教えてくれないと無理です」という方は難しいかなと思いますが、既にトレーニングの経験があって、でも改善策がわからない…と言う方とか、「ちょっとだけプッシュしてもらったらあとは自分でできます」というような方には非常にいいんじゃないかな、と。
――― 実際に受講されている方の要望はバルクアップと減量、どちらが多いですか?
半々ぐらいですね。「筋肉をつけたいので、現状からどう改善すればいいか教えてほしい」というようなパターンや「体重・体脂肪を落としたいのでやり方を教えてください」というパターン、あとは「体重を増やさない状態で筋肉をつけるにはどうすればいいか」みたいな、リーンバルクアップもあったりとか。
個人個人でクライアントの要望は違いますので、それに合わせてやっていくという形ですね。
――― 利用者の方の年齢層はどうですか?
20~40代ぐらいの方が多いですが、バラバラですね。
――― 教える側としても相手を直接見られるわけではない中、やりがいを感じる場面はどのような場面でしょうか?
対面でやってるときのように、相手の状況が逐一わからない難しさがある中で、お送りしたプログラムを「実践できました」とか「何キロ落ちました」とか、「こういうふうに変わりました」というようなメッセージを頂いたりとか。そういう少しの変化があったこと、成果があがったことを報告して頂けるとやっぱりうれしいですね。
――― では、そのあたりも対面のジムとあまり変わらなそうですね?
そうですね。このあたりはあまり違いはないのかなという気はします。
――― 今までにない仕組みということで、興味はあるのだけれどなかなか利用に踏み切れずにいる方もいらっしゃるかもしれません。そういった方に一言声を掛けるとすれば、どのような言葉を掛けますか?
対面でのパーソナルトレーニングには距離や費用的な問題などいろいろ制約がありますが、今の自分のやり方でなかなか成果が上がっていないのだとしたら、オンラインを利用し経験のある僕らの力を使い、成果に結び付けて頂ければと思います。
女性向けに見せるボディになる為のセミナー「Sexbody メイクセミナー」
――― 奥様と一緒にセミナーを開催されていますが、そちらは女性を対象としています。何か理由や狙いがあるのでしょうか?
元々は嫁が、脚が太いとか、そういうのがすごくコンプレックスだったと言ってたんです。ただ男性目線だと、細い女性よりもちょっと肉付きのいい感じの方が割と魅力的に感じる人が多いと思うんですね。それを嫁に伝えたら、すごくうれしかったみたいで。そういうことを多くの女性に知ってもらいたいし、痩せなきゃ綺麗になれないと自分の身体を否定している女性にセクシーになれるボディメイクの価値を伝えたいって。
「何のためにあなたは痩せるんですか?」という発想になったときに、結局自己満足で終わっちゃう女性が多いというような話しをしてたんですね。自分がただ痩せたいから痩せるだけじゃなくて、「男性から魅力的だと思ってもらえるような自分の身体作り、ボディメイクをしてもいいんじゃないですか?」というようなことを提案していこうって。実はそれが嫁がやりたかったことだと言ってました。
今でもそうですけど、特に日本の女性って「痩せればきれいになる・モテる・魅力的になれる」「食べなければいいんだ」っていうような発想の人がいまだに多いような気がするんです。そこを僕らで変えていくひとつの動き…ムーブメントっていったらちょっと大げさですけど…をやってみようといういきさつで始めました。
食べないダイエットではなく、食べて健康的に美しくなるフィットネスライフの提案ですね。
――― 参加された方の反応はいかがでしょうか?
「自分がこれまでやってたダイエットは間違いでした」とか、そういう反応が結構多いですね。どうすればいいのかわからなかったけれどやり方がひとつわかった、みたいな反応が多いと思います。
セミナー内でも話してますけど、1回2回こういうのに参加しただけで体が変わる程簡単なものではないので、セミナーをきっかけに日々フィットネスや正しい食事摂取の仕方を実践して頂くきっかけになればという思いでやっています。
元々は嫁が、脚が太いとか、そういうのがすごくコンプレックスだったと言ってたんです。ただ男性目線だと、細い女性よりもちょっと肉付きのいい感じの方が割と魅力的に感じる人が多いと思うんですね。それを嫁に伝えたら、すごくうれしかったみたいで。そういうことを多くの女性に知ってもらいたいし、痩せなきゃ綺麗になれないと自分の身体を否定している女性にセクシーになれるボディメイクの価値を伝えたいって。
「何のためにあなたは痩せるんですか?」という発想になったときに、結局自己満足で終わっちゃう女性が多いというような話しをしてたんですね。自分がただ痩せたいから痩せるだけじゃなくて、「男性から魅力的だと思ってもらえるような自分の身体作り、ボディメイクをしてもいいんじゃないですか?」というようなことを提案していこうって。実はそれが嫁がやりたかったことだと言ってました。
今でもそうですけど、特に日本の女性って「痩せればきれいになる・モテる・魅力的になれる」「食べなければいいんだ」っていうような発想の人がいまだに多いような気がするんです。そこを僕らで変えていくひとつの動き…ムーブメントっていったらちょっと大げさですけど…をやってみようといういきさつで始めました。
食べないダイエットではなく、食べて健康的に美しくなるフィットネスライフの提案ですね。
――― 参加された方の反応はいかがでしょうか?
「自分がこれまでやってたダイエットは間違いでした」とか、そういう反応が結構多いですね。どうすればいいのかわからなかったけれどやり方がひとつわかった、みたいな反応が多いと思います。
セミナー内でも話してますけど、1回2回こういうのに参加しただけで体が変わる程簡単なものではないので、セミナーをきっかけに日々フィットネスや正しい食事摂取の仕方を実践して頂くきっかけになればという思いでやっています。
今年の目標、今後の夢
――― 今年成し遂げたいことや今後の夢がありましたらお伺いできますか。
選手としては、9月にマッスルマニアパリ大会がありますので、そこでクラシックプロとしてのデビュー戦、フィジークプロを賭けての戦いで何とか勝利したいと思っています。
それと、マッスルマニアの日本大会「マッスルマニア・ジャパン」の開催が今年いよいよ現実味を帯びてきており、しかも優勝者にはプロのクオリファイが与えられるとのこと。僕がヨーロッパまで行ってやっと獲得してきたものを、あっさり日本で獲得できてしまうという(笑)
でも、これこそが僕がずっと願ってきたことでした。海外のコンテストに出場するには日程や費用の負担が大きく、サポート体制の整っていない日本の現状では難しい部分があまりにも多すぎる。それが日本で開催されるとなれば、そういった問題は解消される。
日本だとJBBFの大会を始め、ベストボディ・ジャパン、サマースタイルアワード、NPCJなど素晴らしい大会がたくさんありますけど、世界最高峰のフィットネスコンテストであり、世界の舞台と繋がる大きなきっかけにもなるマッスルマニア日本大会に興味がある方がいらっしゃったら、ぜひ挑戦していただければと思います。僕も日本大会開催、そしてその成功に向けて全力でサポートしていきたいと思ってます。
選手としては、9月にマッスルマニアパリ大会がありますので、そこでクラシックプロとしてのデビュー戦、フィジークプロを賭けての戦いで何とか勝利したいと思っています。
それと、マッスルマニアの日本大会「マッスルマニア・ジャパン」の開催が今年いよいよ現実味を帯びてきており、しかも優勝者にはプロのクオリファイが与えられるとのこと。僕がヨーロッパまで行ってやっと獲得してきたものを、あっさり日本で獲得できてしまうという(笑)
でも、これこそが僕がずっと願ってきたことでした。海外のコンテストに出場するには日程や費用の負担が大きく、サポート体制の整っていない日本の現状では難しい部分があまりにも多すぎる。それが日本で開催されるとなれば、そういった問題は解消される。
日本だとJBBFの大会を始め、ベストボディ・ジャパン、サマースタイルアワード、NPCJなど素晴らしい大会がたくさんありますけど、世界最高峰のフィットネスコンテストであり、世界の舞台と繋がる大きなきっかけにもなるマッスルマニア日本大会に興味がある方がいらっしゃったら、ぜひ挑戦していただければと思います。僕も日本大会開催、そしてその成功に向けて全力でサポートしていきたいと思ってます。
近年、24時間ジムが普及し、フィットネスを始めて間もない方でも挑戦できるようなコンテストがあったり、お笑い芸人や芸能人の方がトレーニングをしていたりと…一昔前と比べると本当に、筋トレ・フィットネスが身近にある環境が整ってきました。2020年に東京オリンピックを迎えるにあたって、スポーツやフィットネスという分野が日本の中でもますます大切な位置づけになっていくと感じています。若い方にはどんどん挑戦して頂きたいですね。また、それとは別に僕の持論として、筋トレの真の価値が出てくるのは年を重ねてからだと考えている側面もあります。
元々、筋トレやフィットネスを広めていきたいと強く思うようになったのは、僕が名古屋のゴールドジムでトレーナーをやっていたときに会った2人のお客様の存在です。
名古屋の金山にあるゴールドジムは24時間営業で、ある方が毎朝5時ぐらいにジムに来て、受付で自分の年齢を毎回言うんですよ。「58歳何ヵ月、今日もがんばります!」みたいな。「いや、聞いてないですから」って言いそうになったんですけど(笑)
朝からこんなにモチベーション高く元気に来る姿を毎日のように見て、あるときその人に「なぜトレーニングをしてるのか」とか「なぜこんなに元気なのか」って聞いたことがあるんです。で、帰ってきた答えがすごく衝撃的で、「マッチョになりたい」って。(笑)
58歳の男性が「マッチョになりたい」って子供のように目を輝かせて毎朝来るんですよ。ここに、僕は筋トレ・フィットネスの持つ大いなる可能性を見たんですね。フィットネスというものに軸があれば年齢は関係ないんだなって。
もう一人の方は、顔を見る限り70代ぐらいなんですが、ひとたび後姿を見るとまるで20代の青年のようなシルエットをしていて、前から見るとおじいさんなのに後ろから見ると「若者?」みたいな。
その方も70代であろうという年齢でスクワット100kgぐらいでやったりしてて、「あぁ、だからか」って。筋トレの可能性を違う意味で垣間見た瞬間でした。
――― 先の方がメンタル面、今度はフィジカル面でフィットネスがもたらすポジティブな可能性を見出されたのですね。
はい、年齢を重ねてもできるというのはありがたいなと。歳を取るのが凄く楽しみになりました。そして改めて、この素晴らしい分野を広めていきたい、どうすれば広がっていくかということをよく考えるようになりましたね。
筋トレ・フィットネスを広める手段はいろいろあると思います。直接教えるのもあるし、自分が実践して何かの形で体現していく、メディアや動画に露出していくっていう方法もあるし。色んな形があると思うのですが、可能性を限定せずに自分の出来ることをやっていきたいと思います。
マッスルマニアをはじめ、海外のコンテストを啓蒙していくようなこともやっていきたいです。マッチョ29は卒業しましたけども、僕なりに違う形で筋トレ・フィットネスを広めることができるように尽力していきたいなと思っています。
ありがたいことに、10代ぐらいの方が僕の出ている動画を見て「いつも見てます」とか「ケビンさんがきっかけで筋トレ始めました」とか「ケビンさんみたいになりたいです」みたいなことを言ってもらえる機会が増えて。やってきたことは本当に意味があったなって思いますし、これからもそれをより加速させていきたいなって思ってます。
僕もいずれは第一線というか、そういったところからいなくなる時が必ず来ますから、次の世代に筋トレ・フィットネスの価値を伝えていく時が今なのかなって思っています。
とはいえ、この分野の素晴らしい点は年を重ねてもできることですから…まだまだ筋肉も成長させていくつもりですし、いつか次の世代の方々と同じステージ、コンテストに出場して、お互いの健闘を称えあってみたいですね…(笑)
元々、筋トレやフィットネスを広めていきたいと強く思うようになったのは、僕が名古屋のゴールドジムでトレーナーをやっていたときに会った2人のお客様の存在です。
名古屋の金山にあるゴールドジムは24時間営業で、ある方が毎朝5時ぐらいにジムに来て、受付で自分の年齢を毎回言うんですよ。「58歳何ヵ月、今日もがんばります!」みたいな。「いや、聞いてないですから」って言いそうになったんですけど(笑)
朝からこんなにモチベーション高く元気に来る姿を毎日のように見て、あるときその人に「なぜトレーニングをしてるのか」とか「なぜこんなに元気なのか」って聞いたことがあるんです。で、帰ってきた答えがすごく衝撃的で、「マッチョになりたい」って。(笑)
58歳の男性が「マッチョになりたい」って子供のように目を輝かせて毎朝来るんですよ。ここに、僕は筋トレ・フィットネスの持つ大いなる可能性を見たんですね。フィットネスというものに軸があれば年齢は関係ないんだなって。
もう一人の方は、顔を見る限り70代ぐらいなんですが、ひとたび後姿を見るとまるで20代の青年のようなシルエットをしていて、前から見るとおじいさんなのに後ろから見ると「若者?」みたいな。
その方も70代であろうという年齢でスクワット100kgぐらいでやったりしてて、「あぁ、だからか」って。筋トレの可能性を違う意味で垣間見た瞬間でした。
――― 先の方がメンタル面、今度はフィジカル面でフィットネスがもたらすポジティブな可能性を見出されたのですね。
はい、年齢を重ねてもできるというのはありがたいなと。歳を取るのが凄く楽しみになりました。そして改めて、この素晴らしい分野を広めていきたい、どうすれば広がっていくかということをよく考えるようになりましたね。
筋トレ・フィットネスを広める手段はいろいろあると思います。直接教えるのもあるし、自分が実践して何かの形で体現していく、メディアや動画に露出していくっていう方法もあるし。色んな形があると思うのですが、可能性を限定せずに自分の出来ることをやっていきたいと思います。
マッスルマニアをはじめ、海外のコンテストを啓蒙していくようなこともやっていきたいです。マッチョ29は卒業しましたけども、僕なりに違う形で筋トレ・フィットネスを広めることができるように尽力していきたいなと思っています。
ありがたいことに、10代ぐらいの方が僕の出ている動画を見て「いつも見てます」とか「ケビンさんがきっかけで筋トレ始めました」とか「ケビンさんみたいになりたいです」みたいなことを言ってもらえる機会が増えて。やってきたことは本当に意味があったなって思いますし、これからもそれをより加速させていきたいなって思ってます。
僕もいずれは第一線というか、そういったところからいなくなる時が必ず来ますから、次の世代に筋トレ・フィットネスの価値を伝えていく時が今なのかなって思っています。
とはいえ、この分野の素晴らしい点は年を重ねてもできることですから…まだまだ筋肉も成長させていくつもりですし、いつか次の世代の方々と同じステージ、コンテストに出場して、お互いの健闘を称えあってみたいですね…(笑)
――― ケビンさん、ありがとうございました!
ケビンさんのコーチングを受けてみたい方はこちら!
★ジーニアス・パーソナルトレーニング
URL: https://personal.dietgenius.jp/
MAIL: kevin.genius.personal@gmail.com
★魅せる!セックスボディメイクセミナー
日時: 1月28日(土)
料金: 5000円(スタートアップ特別プライス)
次回開催予定: 2月8日(水)、26日(日)
問い合わせ: Twitter, Instagram
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日時: 1月28日(土)
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20:00 終了
料金: 5000円(スタートアップ特別プライス)
次回開催予定: 2月8日(水)、26日(日)
問い合わせ: Twitter, Instagram