ボディビルをこよなく愛する熱き男 プロレスラーZEUSが語るボディビルに架ける夢MUSCLE DREAM 威風堂々 王道を歩んで行きたい!
ZEUS
身長173cm、体重72kg(オン)・78kg(オフ)
2004JBBF 大阪クラス別ボディビル選手権ライトヘビー級優勝
2004 セントラルジャパンボディビル&フィギア選手権ヘビー級・オーバーオール優勝
2005 年・2008 年ストロングマン優勝、ストロングマン超硬フライパン曲げ
大阪プロレス入団、ハッスル参戦 ボブ・サップに勝つ
プロボクシングデビュー、全日本プロレス参戦中
現在KING GYM経営[ 月刊ボディビルディング 2015年8月号 ]
掲載日:2017.06.05
ボディビル出身で現在全日本プロレスに参戦して活躍中の人気プロレスラーZEUSが、年の瀬12月27日(日)に大阪アゼリア大正ホールにおいて『マッスルドリーム』と銘打ったボディビルコンテストイベントの開催を発表した。その真意を探るべく主催者ZEUSにインタビューを試みた。
―――今日は試合後のお疲れのところありがとうございます。早速ですが、年末にZEUS主催で『マッスルドリーム』というコンテストイベントをやると聞いたのですが、そのきっかけは何だったのでしょうか?
ZEUS 自分は現在大阪で『KING GYM』というボディビルジムをやっているんですが、自分がプロレスラーということもあってか、そこには10代後半、20代前半のおしゃれでかっこいい若者たちが大勢集まって来てくれて日々トレーニングに励んでいます。彼らの多くは自分のジムで初めてトレーニングを知ったという方たちで、本当にハートが純粋なんですね。ジムの特徴は男性率が高く全会員のうち女性は数名、その方たちもプロのダンサーやアスリートで真摯にトレーニングに向き合っておられます。そういう意味で日本一ハードコアなジムと自負しています。そんな中で、コンテストに出たいという彼らの熱い思いを感じていた最中、今年はJPCが開催されないということになりこの企画を考えたわけです。また、自身、プロレスラーとして全日本プロレスに参戦する一方で自主興行の試合も行なっているのですが、自分のプロレスの土壌である大好きなボディビルの大会もプロモートしてみたいという夢もあったのです。自分のようなものが言うのもおこがましいのですが、アメリカのアーノルドクラシックのような観客と選手が一体となって最高に盛り上がる祭りのようなイベント開催が夢です。
―――どのような大会を目指しているのですか?
ZEUS 主体は70kg以下級、70kg超級の2階級にわけたボディビルディング。加えて、ボディビルダーほどではないけれどかっこいい体を披露したい方向けのミスタータンクトップ、自分のジムには知的障害を持った方を指導しておられる先生も共にトレーニングに励んでおられるのですが、そういった知的障害を持った方たちに参加していただくスペシャルボディビルディングをやりたいと思っています。とにかく色々な方に参加していただき盛り上げたいと考えています。副賞としてボディビル部門は各クラスの優勝者には10万円、ミスタータンクトップ優勝者には3万円、スペシャルボディビル優勝者には景品を授与致します。ボディビルに真面目に取り組んでいる人たちに活躍の場を提供したいのです。
―――日本には、JBBFという歴史ある組織がありますが、そちらへの参戦は考えておられないのですか?
ZEUS もちろん存じています。ナチュラルを重んじる歴史ある日本一の団体でJBBFミスター日本、1976年NABBAミスターユニバース優勝の杉田茂選手をはじめとする多くの立派なビルダーを世に輩出されています。現チャンピオンの鈴木雅選手もナチュラルで世界に通用する素晴らしい体を作っておられますし、小沼選手は少年時代から雑誌で見ていた尊敬するミスター日本で、大人になって握手をお願いしたら快く応じていただいたことに感激しました。自分はあくまで健康志向が正道と考えていますから、一生懸命汗を流しているジムの会員さんたち、意欲ある若者たちのためにも、ナチュラルで正々堂々と戦えるJBBFへの加盟を望んでいます。ただ、現時点では加盟ジムではないわけですが、すでにコンテスト出場を目指してトレーニングを続けている会員さんもいるわけです。先ほど話したように、自身の夢でもある“アーノルドクラシックのような最高に盛り上がるイベント”の実現をも考えあわせて決断したわけです。しかし、盛り上げるといってもあくまで完全ナチュラル・アンチドーピング志向は貫きたいのでユーザーの人の参加は自身の良心でご遠慮していただきたいと思います。
―――では、ZEUSさんは完全ナチュラル志向を貫き、大会に出たいが出られない会員さんたち、若者たちの出場の場を作りたい。そして自身の夢である“アーノルドクラシックのような最高に盛り上がるイベント”を実現したい。アンチドーピングを貫くJBBFへの加盟も視野に入れているということですね。
ZEUS そうです。困難は伴うと思いますが、是非実現させたいと思います。
―――イベントは今回限りですか?
ZEUS いえ、自分の考えでは、1年に一度の年末の祭典として続けていきたいと考えています。プロレス、ボクシング、格闘技は年末に大きなイベントをやっているじゃないですか。ですから、ボディビルもと考えました。それであえて年末開催を決めたわけです。日本のシーズン的にはオフですし、選手たちの負担や健康も考えたらカラーリングもOKにしたいですね。自身のプロレスの礎であるボディビルの競技人口を増やすこと、ボディビルはかっこいいんだと思う若者が増えてボディビルがもっと発展することが願いなんです。
―――ZEUSさんの熱い思い良くわかりました。このイベントが成功しボディビルの発展への起爆剤となることを期待しています。今日は、お忙しい中ありがとうございました。
―――今日は試合後のお疲れのところありがとうございます。早速ですが、年末にZEUS主催で『マッスルドリーム』というコンテストイベントをやると聞いたのですが、そのきっかけは何だったのでしょうか?
ZEUS 自分は現在大阪で『KING GYM』というボディビルジムをやっているんですが、自分がプロレスラーということもあってか、そこには10代後半、20代前半のおしゃれでかっこいい若者たちが大勢集まって来てくれて日々トレーニングに励んでいます。彼らの多くは自分のジムで初めてトレーニングを知ったという方たちで、本当にハートが純粋なんですね。ジムの特徴は男性率が高く全会員のうち女性は数名、その方たちもプロのダンサーやアスリートで真摯にトレーニングに向き合っておられます。そういう意味で日本一ハードコアなジムと自負しています。そんな中で、コンテストに出たいという彼らの熱い思いを感じていた最中、今年はJPCが開催されないということになりこの企画を考えたわけです。また、自身、プロレスラーとして全日本プロレスに参戦する一方で自主興行の試合も行なっているのですが、自分のプロレスの土壌である大好きなボディビルの大会もプロモートしてみたいという夢もあったのです。自分のようなものが言うのもおこがましいのですが、アメリカのアーノルドクラシックのような観客と選手が一体となって最高に盛り上がる祭りのようなイベント開催が夢です。
―――どのような大会を目指しているのですか?
ZEUS 主体は70kg以下級、70kg超級の2階級にわけたボディビルディング。加えて、ボディビルダーほどではないけれどかっこいい体を披露したい方向けのミスタータンクトップ、自分のジムには知的障害を持った方を指導しておられる先生も共にトレーニングに励んでおられるのですが、そういった知的障害を持った方たちに参加していただくスペシャルボディビルディングをやりたいと思っています。とにかく色々な方に参加していただき盛り上げたいと考えています。副賞としてボディビル部門は各クラスの優勝者には10万円、ミスタータンクトップ優勝者には3万円、スペシャルボディビル優勝者には景品を授与致します。ボディビルに真面目に取り組んでいる人たちに活躍の場を提供したいのです。
―――日本には、JBBFという歴史ある組織がありますが、そちらへの参戦は考えておられないのですか?
ZEUS もちろん存じています。ナチュラルを重んじる歴史ある日本一の団体でJBBFミスター日本、1976年NABBAミスターユニバース優勝の杉田茂選手をはじめとする多くの立派なビルダーを世に輩出されています。現チャンピオンの鈴木雅選手もナチュラルで世界に通用する素晴らしい体を作っておられますし、小沼選手は少年時代から雑誌で見ていた尊敬するミスター日本で、大人になって握手をお願いしたら快く応じていただいたことに感激しました。自分はあくまで健康志向が正道と考えていますから、一生懸命汗を流しているジムの会員さんたち、意欲ある若者たちのためにも、ナチュラルで正々堂々と戦えるJBBFへの加盟を望んでいます。ただ、現時点では加盟ジムではないわけですが、すでにコンテスト出場を目指してトレーニングを続けている会員さんもいるわけです。先ほど話したように、自身の夢でもある“アーノルドクラシックのような最高に盛り上がるイベント”の実現をも考えあわせて決断したわけです。しかし、盛り上げるといってもあくまで完全ナチュラル・アンチドーピング志向は貫きたいのでユーザーの人の参加は自身の良心でご遠慮していただきたいと思います。
―――では、ZEUSさんは完全ナチュラル志向を貫き、大会に出たいが出られない会員さんたち、若者たちの出場の場を作りたい。そして自身の夢である“アーノルドクラシックのような最高に盛り上がるイベント”を実現したい。アンチドーピングを貫くJBBFへの加盟も視野に入れているということですね。
ZEUS そうです。困難は伴うと思いますが、是非実現させたいと思います。
―――イベントは今回限りですか?
ZEUS いえ、自分の考えでは、1年に一度の年末の祭典として続けていきたいと考えています。プロレス、ボクシング、格闘技は年末に大きなイベントをやっているじゃないですか。ですから、ボディビルもと考えました。それであえて年末開催を決めたわけです。日本のシーズン的にはオフですし、選手たちの負担や健康も考えたらカラーリングもOKにしたいですね。自身のプロレスの礎であるボディビルの競技人口を増やすこと、ボディビルはかっこいいんだと思う若者が増えてボディビルがもっと発展することが願いなんです。
―――ZEUSさんの熱い思い良くわかりました。このイベントが成功しボディビルの発展への起爆剤となることを期待しています。今日は、お忙しい中ありがとうございました。
04年大阪クラス別優勝時のZEUS(中央)
- ZEUS
身長173cm、体重72kg(オン)・78kg(オフ)
2004JBBF 大阪クラス別ボディビル選手権ライトヘビー級優勝
2004 セントラルジャパンボディビル&フィギア選手権ヘビー級・オーバーオール優勝
2005 年・2008 年ストロングマン優勝、ストロングマン超硬フライパン曲げ
大阪プロレス入団、ハッスル参戦 ボブ・サップに勝つ
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