L-1チャンピオンが行く 筋肉浪漫街道 第6回 ゴルフはパワーだ!
[ 月刊ボディビルディング 2014年6月号 ]
掲載日:2017.09.12
文/西田謙司
ゴルフ界の常識では、筋骨隆々のパワーヒッターは飛ばない、体が硬くて下手くそみたいに言われていますが、ウエイトトレーニングと飛距離は密接な関係にある事を、私は構築していきたいと思っています
いよいよ今月号から、飛ばしのテクニックについて語っていきたいと思います。
前月号までは、ウエイトトレーニングをすることで、パワーとスピードをつけるという、飛ばしの基礎トレーニングについて綴ってきました。しかしながら、月刊ボディビルディングの愛読者なら、トレーニングの内容や方法については、私よりも詳しい方が多いはずですもんね。そんな事より、持っているパワーとスピードを、どうゴルフに繋げていくのか? はたまたどう飛距離に繋げていくのかっていう事のほうが興味ありますよね。「えっ? ゴルフ? そんなのしないよ」っていう読者の方もいるかと思いますが、せっかく鍛えた強靭な肉体があるんですから、この記事を読んで頂いた事でゴルフに興味を持って頂いて、「一丁やったろか」的に思って貰えたら嬉しいですし、もちろんすでにゴルフを嗜んでいる筋肉の鎧を被ったトレーニー達には、そのパワーをフルに活かしたスイングをすることで、圧倒的な飛距離を手に入れて欲しいのです。逆に言えば、トレーニングを何もしていない、ゴルフの技術だけで、生まれ持った資質だけで飛ばしている人たちに、負けて欲しくないのです。
格闘技なんかで言いますと、パワーと強さってシンクロするんですね。なので、ウエイトトレーニングによって、より強くなれることを体現しやすいのですが、ゴルフ界の常識では、筋骨隆々のパワーヒッターは飛ばない、体が硬くて下手くそみたいな位置づけになっているのが現実です。それが悔しいじゃないですか。ですから、格闘技のように、ウエイトトレーニングと飛距離とは、密接な関係にあるんだっていう事実を、実体験に基づいて構築していきたいと、強く思っているのであります。能書きはこれくらいにしておきまして、早速飛ばしのメソッドを綴っていきますね!
前月号までは、ウエイトトレーニングをすることで、パワーとスピードをつけるという、飛ばしの基礎トレーニングについて綴ってきました。しかしながら、月刊ボディビルディングの愛読者なら、トレーニングの内容や方法については、私よりも詳しい方が多いはずですもんね。そんな事より、持っているパワーとスピードを、どうゴルフに繋げていくのか? はたまたどう飛距離に繋げていくのかっていう事のほうが興味ありますよね。「えっ? ゴルフ? そんなのしないよ」っていう読者の方もいるかと思いますが、せっかく鍛えた強靭な肉体があるんですから、この記事を読んで頂いた事でゴルフに興味を持って頂いて、「一丁やったろか」的に思って貰えたら嬉しいですし、もちろんすでにゴルフを嗜んでいる筋肉の鎧を被ったトレーニー達には、そのパワーをフルに活かしたスイングをすることで、圧倒的な飛距離を手に入れて欲しいのです。逆に言えば、トレーニングを何もしていない、ゴルフの技術だけで、生まれ持った資質だけで飛ばしている人たちに、負けて欲しくないのです。
格闘技なんかで言いますと、パワーと強さってシンクロするんですね。なので、ウエイトトレーニングによって、より強くなれることを体現しやすいのですが、ゴルフ界の常識では、筋骨隆々のパワーヒッターは飛ばない、体が硬くて下手くそみたいな位置づけになっているのが現実です。それが悔しいじゃないですか。ですから、格闘技のように、ウエイトトレーニングと飛距離とは、密接な関係にあるんだっていう事実を、実体験に基づいて構築していきたいと、強く思っているのであります。能書きはこれくらいにしておきまして、早速飛ばしのメソッドを綴っていきますね!
では、私がスイングしている連続写真をまず見て頂きましょう。①から⑧コマに分けて、簡単に補足説明をします。
まず①では、左足よりに、少し高めのティアップをします。肩幅より少し広くスタンスを取り、右目でボールを見るように構えます。
②では、テイクバックでスイングアークを大きく取るために、クラブヘッドを後方に放り投げるように出来る限り遠くへ振り上げます。
③では、体の捻じれを最大限にするため、腰よりも肩を大きく捻転させます。その時に、左足の踵をあげ、トップポジションではクラブヘッドが前方へ垂れるまで振り上げます。
④では、左足の踵を、地面に踏みつけるように落とすことで、自然に腰が切れます。その時に肩は開かず、左脇をしめてクラブヘッドのタメを作ってダウンスイングに入ります。
⑤では、出来るだけヘッドが垂れないように、グリップエンドをしっかり体に巻きつけます。この時も腰の回転と肩の回転が同調しないように左脇はしめたままにして、左に壁を感じて胸が正面を向かないようにします。
⑥では、全てのエネルギーをボールに伝達させるために、インパクの瞬間にグリッププレッシャーをかけます。頭は後方に残したままとし、ビハインド・ザ・ボールを心掛けます。また左足を伸ばすことで右足の蹴りを使い、右肩が自然と落ちてくることでヘッドスピードを稼ぐようにします。
⑦では、前方へクラブヘッドを放り投げるようなイメージの後、右手がしっかり返って、インサイドにヘッドが戻るようにします。
⑧では、前方に放り投げたクラブヘッドの勢いそのままに、シャフトが背中でバウンドするくらい振り切ります。また、腰をしっかりと回しきり、体重を左サイドに移動させることが大切です。
これが私のドライバーのスイングなのですが、①から⑧の連続写真の中に多くの飛ばしのメソッドが隠されています。
まず①では、左足よりに、少し高めのティアップをします。肩幅より少し広くスタンスを取り、右目でボールを見るように構えます。
②では、テイクバックでスイングアークを大きく取るために、クラブヘッドを後方に放り投げるように出来る限り遠くへ振り上げます。
③では、体の捻じれを最大限にするため、腰よりも肩を大きく捻転させます。その時に、左足の踵をあげ、トップポジションではクラブヘッドが前方へ垂れるまで振り上げます。
④では、左足の踵を、地面に踏みつけるように落とすことで、自然に腰が切れます。その時に肩は開かず、左脇をしめてクラブヘッドのタメを作ってダウンスイングに入ります。
⑤では、出来るだけヘッドが垂れないように、グリップエンドをしっかり体に巻きつけます。この時も腰の回転と肩の回転が同調しないように左脇はしめたままにして、左に壁を感じて胸が正面を向かないようにします。
⑥では、全てのエネルギーをボールに伝達させるために、インパクの瞬間にグリッププレッシャーをかけます。頭は後方に残したままとし、ビハインド・ザ・ボールを心掛けます。また左足を伸ばすことで右足の蹴りを使い、右肩が自然と落ちてくることでヘッドスピードを稼ぐようにします。
⑦では、前方へクラブヘッドを放り投げるようなイメージの後、右手がしっかり返って、インサイドにヘッドが戻るようにします。
⑧では、前方に放り投げたクラブヘッドの勢いそのままに、シャフトが背中でバウンドするくらい振り切ります。また、腰をしっかりと回しきり、体重を左サイドに移動させることが大切です。
これが私のドライバーのスイングなのですが、①から⑧の連続写真の中に多くの飛ばしのメソッドが隠されています。
次号では、現在取り組んでいるウエイトトレーニングと重ねて、もっと詳細に説明を追加していく中で、隠された飛ばしのメソッドを紹介していきます。まずはこの写真から、体幹を使ったスイングである事、鍛えた筋力を最大限生かす為のスイングであることを理解して頂き、一度練習場で実践してみて下さい。持っているパワーを最大限に引き出せば、あなたもドラコン王になれるはず。ゴルフは…パワーだ!
西田謙司(にしだ けんじ)
大阪府八尾市在住、ニシダガスセンター株式会社代表取締役(www.ngc-gas.net)、国際空手道連盟極真会館大阪なみはや支部八尾道場師範
ガス会社の他に、トレーニングジムや空手道場、飲食業の会社も手掛けている。また、(株)L-1 の役員として、ドラコン大会を開催しながら、選手としても活躍している異色のドラコンマン。最長飛距離は404 ヤード。平均ヘッドスピード65m/sameba
ブログ『けんぢの楽しいお部屋』 日々更新中!
経歴:第15 回全オーストラリア空手道選手権大会優勝、2010L-1 グランプリドラコン日本一決定戦優勝
大阪府八尾市在住、ニシダガスセンター株式会社代表取締役(www.ngc-gas.net)、国際空手道連盟極真会館大阪なみはや支部八尾道場師範
ガス会社の他に、トレーニングジムや空手道場、飲食業の会社も手掛けている。また、(株)L-1 の役員として、ドラコン大会を開催しながら、選手としても活躍している異色のドラコンマン。最長飛距離は404 ヤード。平均ヘッドスピード65m/sameba
ブログ『けんぢの楽しいお部屋』 日々更新中!
経歴:第15 回全オーストラリア空手道選手権大会優勝、2010L-1 グランプリドラコン日本一決定戦優勝
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