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■トピックス■ 重村選手プロに転向

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[ 月刊ボディビルディング 1973年5月号 ]
掲載日:2017.10.13
 ミスター大阪、ミスター兵庫、ミスター関東などのタイトルを持ち、ミスター日本で常に上位入賞を果たしてきた重村洵選手がプロに転向した。

 美しいプロポーションと男性的なマスクが買われ、広告写真のモデルに使いたいという各方面からの要望をアマチュアであるためずっとことわり続けてきたが、去る3月20日に東京赤羽にオープンした「赤羽トレーニング・ルーム」のコーチング・マネージャーに就任したのを機会にモデルの仕事を引き受け、プロとしての第ー歩を踏み出したのである。アマチュアとしての資格を失ったため、プロ・コンテスト以外には出場できなくなってしまったが、今後は鍛え上げた体をコマーシャルの分野に生かし、ボデイビルのイメージを高めていくような仕事をしてもらいたいものだ。重村選手の前途を温かく見守っていこうではないか。
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最近撮影した薬品関係の広告用写真。
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デザイン・スクールを今春卒業した重村選手が全カを傾けて設計した赤羽トレーニング・ルームの内部。板張りの凝った壁面とふんだんに使ったミラーが上品なふんいきを作り出している。
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赤羽トレーニング・ルームのオーナー池本勇三氏と重村選手。
[ 月刊ボディビルディング 1973年5月号 ]

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