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ミスター日本を狙う たくましくなった須藤孝三選手

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[ 月刊ボディビルディング 1973年7月号 ]
掲載日:2017.10.23
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 JBBAミスタ一日本コンテストで一昨年5位、昨年4位と着実に成長を続けている須藤孝三選手にとって、今年は大きく飛躍できる年になるかもしれない。昨年3位の金沢選手は今年のコンテストにはまだはっきりした出場の意志をを表わしていないし、昨年2位の石神選手と須藤選手とまったく異るタイプの選手だからである。

 トレー二ングしなくても太くなるという先天的にすばらしい脚をもった須藤選手は、これまで上半身と下半身のアンバランスが目立ちすぎる欠点があった。しかし、昨年秋から上半身のバルクをつけることに専念し出した彼は、現在、まだ未完成ではあるが、下半身とほぼバランスのとれた上体を作りあげることに成功したのである。ここまでくれば、あとはカットの問題だけだ。

 10月21日、共立講堂で行われるミスター日本コンテストで完壁なデフィニションを誇る石神選手を破り、真黒に日焼けしたたくましい青年が、一段と高い台上にその勇姿を見せることができるだろうか。想像するだけでも興味はつきない。
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[ 月刊ボディビルディング 1973年7月号 ]

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