ボディビルの“巨星” ~ ジョン・グリメック ~
[ 月刊ボディビルディング 1968年6月号 ]
掲載日:2017.11.16
いかなる分野においても、並みはずれて傑出しているために、永遠にその名を歴史にとどめる人間がいるものである。野球界のべーブ・ルースしかり、ボクシングのデンプシーしかり。ボディビル界のジョン・グリメックも、まさにそういった傑物の1人である。
彼がビルダー最高の栄誉であるミスター・ユニバースのタイトルを取っていらい、ちょうど20年になるこんにちですら、グリメックの写真や物語は、世界中のボディビル誌の紙面をにぎわしている。
グリメックがはたした役割はじつに大きいものがある。人が時代をつくり、時代がまた人を生み出していく。1930年代、それまで日陰の存在であったボディビルは、グリメックという完壁な肉体をもった“巨星”の出現によって、世界的に認識されるようになった。
彼がビルダー最高の栄誉であるミスター・ユニバースのタイトルを取っていらい、ちょうど20年になるこんにちですら、グリメックの写真や物語は、世界中のボディビル誌の紙面をにぎわしている。
グリメックがはたした役割はじつに大きいものがある。人が時代をつくり、時代がまた人を生み出していく。1930年代、それまで日陰の存在であったボディビルは、グリメックという完壁な肉体をもった“巨星”の出現によって、世界的に認識されるようになった。
グリメックは、引退するまで、コンテストでだれにも勝ちをゆずったことがないといわれる。1948年と49年のコンテストでは、リーブスを破って優勝している。連戦連勝のスティーブ・リーブスを破ったのは彼ひとりである。グリメックが獲得したおもなタイトルは次のとおりである。
1940年度 ミスター・アメリカ
1941年度 ミスター・アメリカ
1948年度 ミスター・ユニバース(NABBA)
1949年度 ミスターUSA
1940年度 ミスター・アメリカ
1941年度 ミスター・アメリカ
1948年度 ミスター・ユニバース(NABBA)
1949年度 ミスターUSA
[ 月刊ボディビルディング 1968年6月号 ]
Recommend
-
-
- ベストボディ・ジャパンオフィシャルマガジン第二弾。2016年度の大会の様子を予選から日本大会まで全て掲載!
- BESTBODY JAPAN
- BESTBODY JAPAN Vol.2
- 金額: 1,527 円(税込)
-