フィジーク・オンライン

トップ・ビルダーのポージング・ルーティーン《1》

この記事をシェアする

0
[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]
掲載日:2017.10.03

◎杉田 茂

以前からポーズのつなぎのうまさには定評があったが、この写真を見ると、微妙に変化する流れの中にも、盛り上がりと迫力が感じられる。ポーズがきまったときの形も見事だ。
記事画像1
記事画像2

◎石神日出喜

体が小さいためか、すご味は感じられないが、非常にバランスがよい。また、前面立ちポーズからすわりポーズへ、サイドからバックへ、もっていき方が実にうまい。
記事画像3
記事画像4

◎金沢利翼

ポージングでもっとも重要なことは、自分がよいと思う部分をいかに強調するかということであるが、金沢選手のポーズは、自信のある腕を巧みにアピールしている。
記事画像5
記事画像6

◎須藤孝三

ポージング台をいっはいに使い、左右、遠近に変化をもたせた独特のポージングであるが、まだ多少荒けずりな面が残っている。今後の研究と努力次第で、おもしろいポージングとなるだろう。
記事画像7
記事画像8
 昨年のミスター日本コンテストで特別審査員のクリス・ディカーソンが「日本のビルダーはポーズが実にうまい」といっていたが、ミスター日本上位入賞者のポージングをここに再現してみた。いずれもわが国を代表するビルダーだけに、よく研究された個性のあるポーズをとっていることに気がつかれよう。
[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]

Recommend