ビルダー教養講座 やさしいボディビル英語⑬
[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]
掲載日:2017.10.04
高山勝一郎
~~~~週に何回?~~~~
12月号でトレーニング(training)のいろんな表現を研究したが、今回はそれをもう少しつっこんで研究してみよう。
「あなたは週に何回トレーニングをやりますか?」
「少なくとも週に3回はトレーニングします」
この会話を英語にしてみよう。
"How often are you training a week?"
(ハウオーフン アーユー トレイニング アウィーク)
"I usually train a minimum of three times a week”
(アイ ユージュアリー トレイン ア ミニマムオブ スリータイムズ ア ウィーク)
「何回?」ときくときは、How many times(ハウメニー タイムズ)できり出してもよい。
"How many times are you training a week"
(ハウメニー タイムズ アーユー トレイニング アウィーク)。これを、
"How many times a week are you training?"
(ハウメニー タイムズ アウィーク アーユー トレイニング)とひっくりかえしても意味は違わない。
別の回数を聞くときも(失礼でなければ)How often が使える。
"How often are you doing a week?"
(ハウオーフン アーユー ドゥイング アウィーク)
「奥さん、おたくは週に何回おやりになりますか?」 答えるのにドギマギしていたら、きいた方は中華料理の回数のつもりだった……などというテレビのCM(コマーシャル)があってニヤリとさせられる。
「あなたは週に何回トレーニングをやりますか?」
「少なくとも週に3回はトレーニングします」
この会話を英語にしてみよう。
"How often are you training a week?"
(ハウオーフン アーユー トレイニング アウィーク)
"I usually train a minimum of three times a week”
(アイ ユージュアリー トレイン ア ミニマムオブ スリータイムズ ア ウィーク)
「何回?」ときくときは、How many times(ハウメニー タイムズ)できり出してもよい。
"How many times are you training a week"
(ハウメニー タイムズ アーユー トレイニング アウィーク)。これを、
"How many times a week are you training?"
(ハウメニー タイムズ アウィーク アーユー トレイニング)とひっくりかえしても意味は違わない。
別の回数を聞くときも(失礼でなければ)How often が使える。
"How often are you doing a week?"
(ハウオーフン アーユー ドゥイング アウィーク)
「奥さん、おたくは週に何回おやりになりますか?」 答えるのにドギマギしていたら、きいた方は中華料理の回数のつもりだった……などというテレビのCM(コマーシャル)があってニヤリとさせられる。
~~~~まじめにつづけて~~~~
「あなたはトレーニングをつづけていますか?」
「ハイ、まじめにトレーニングをつづけています」
"Do you keep up your training?"
(ドゥ ユー キープアップ ユア トレイニング)
"Yes, l keep up my training diligently"
(イエス,アイ キープアップ マイ トレイニング ディリジェントリー)こういう会話も楽しい
keep up(キープアップ)は“続ける”とか“維持する”とかいう熟語である。
up の反対は down(ダウン)だが train down(トレイン ダウン)という熟語をご存じだろうか。
トレーニングで体重をおとし、筋肉をひきしめる……というようなときによく使う。
You must train down a little more
(ユー マストトレイン ダウン アリトル モア)
「君はもう少しトレーニングで脂肪を落とさなくちゃ」ぐらいの意味である。ブクブクの trainee(トレイニー)はこれをいわれると、たいていタメイキをつく。"Huh"
「ハイ、まじめにトレーニングをつづけています」
"Do you keep up your training?"
(ドゥ ユー キープアップ ユア トレイニング)
"Yes, l keep up my training diligently"
(イエス,アイ キープアップ マイ トレイニング ディリジェントリー)こういう会話も楽しい
keep up(キープアップ)は“続ける”とか“維持する”とかいう熟語である。
up の反対は down(ダウン)だが train down(トレイン ダウン)という熟語をご存じだろうか。
トレーニングで体重をおとし、筋肉をひきしめる……というようなときによく使う。
You must train down a little more
(ユー マストトレイン ダウン アリトル モア)
「君はもう少しトレーニングで脂肪を落とさなくちゃ」ぐらいの意味である。ブクブクの trainee(トレイニー)はこれをいわれると、たいていタメイキをつく。"Huh"
~~~~ホーム・ジム~~~~
家で練習することを training at home(トレイニング アトホーム)という。
逆にジムで練習することは training at a gym.(トレイニング アト ア ジム)でよい。
gym. は gymnagium(ジムネイジアム)の略である。アメリカでも gym の方がとおりがよい。
"Must I come to a gym training?"
(マスト アイ カム トゥ アジム フォア トレイニング?)
「トレーニングするには、やはりジムにこなければなりませんか」
"You can get good results even by home-training"
(ユー キャンゲット グッド リザルツイーブン バイ ホーム トレイニング)
「ホーム・トレーニングでも相当な効果が得られますよ」
even by home-training の even(イーブン)がくせもので、ホーム・トレーニングでもの“でも”にあたる便利な言葉である。
good results は“よい結果”、results と複数になるところに注意。
"You will get better results if you train at a gym."
(ユー ウィル ゲット ベターリザルツ イフ ユートレイン アト アジム)
「でも、ジムで練習した方がよりよい効果が得られるでしょう」というのであるが、これは例文として出したまでで、home-trainee(ホーム・トレイニー)よ、落胆するなかれ……とつけ加えておく。
逆にジムで練習することは training at a gym.(トレイニング アト ア ジム)でよい。
gym. は gymnagium(ジムネイジアム)の略である。アメリカでも gym の方がとおりがよい。
"Must I come to a gym training?"
(マスト アイ カム トゥ アジム フォア トレイニング?)
「トレーニングするには、やはりジムにこなければなりませんか」
"You can get good results even by home-training"
(ユー キャンゲット グッド リザルツイーブン バイ ホーム トレイニング)
「ホーム・トレーニングでも相当な効果が得られますよ」
even by home-training の even(イーブン)がくせもので、ホーム・トレーニングでもの“でも”にあたる便利な言葉である。
good results は“よい結果”、results と複数になるところに注意。
"You will get better results if you train at a gym."
(ユー ウィル ゲット ベターリザルツ イフ ユートレイン アト アジム)
「でも、ジムで練習した方がよりよい効果が得られるでしょう」というのであるが、これは例文として出したまでで、home-trainee(ホーム・トレイニー)よ、落胆するなかれ……とつけ加えておく。
(筆者は政府公認通訳、科学技術翻訳士、株式会社国際交流サービス社長)
[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]
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