ジム紹介
[ 月刊ボディビルディング 1968年9月号 ]
掲載日:2017.11.28
クラーク・ハッチ・フィジカル・フィットネス・センター
東京都港区麻布狸穴町4麻布タワーズ・アパート内
写真右の左がクラーク・ハッチ氏
東京の高級住宅街の中心地麻布に“麻布タワーズ”という大きな建物があり、その中に“フィジカル・フィットネス・センター”という名のデラックスなジムがある。経営者はアメリカ人のクラーク・ハッチ氏、体育の専門家である。中・高年者層を対象に、むしろ健康管理を目的としたジムで、それだけに、練習設備の点でも器具類が豊富で、サン・ルーム、マッサージ、サウナ・ルームなど完備し、いたれりつくせりである。現在会員数は350名で、世界33カ国の人々が入りまじって汗を流しており、内外の知名人も多い。入会金36,000、会費3.600円である。
新橋ボディビル・センター
東京都港区芝新橘3-17-1
国電新橋駅のつい目と鼻の先、繁華街のビルの中にあるこのジムの地の利のよさは抜群である。タ方、勤務を終えたあとここで軽くひと汗流して帰宅するサラリーマン氏の姿も見られる。3階と4階のそれぞれ1部屋が練習場になっている。会員数約250名、中年層の利用者も多い。ボディビルが好きでこのジムを開いたという山城侑会長は少壮有為のスポーツマンである。学生時代の友人が無料奉仕でコーチを買って出てくれるそうだが、これもスポーツのもつ功徳の一つか。社会人の健康管理に大いに活躍していただこう。
前列右より2人目が山城侑会長
[ 月刊ボディビルディング 1968年9月号 ]
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