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肩を大きくしよう ~ 中・上級者のための集中的トレーニング法 ~

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月刊ボディビルディング
掲載日:2017.11.29

吉田 実(第一ボディビル・センター)

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 1966年度ミスター日本の遠藤光男選手はアメリカのジョー・ワイダ―の主催するIFBBミスター・ユニバース・コンテストに出場したときの感想を、次のように語っています。

 「ミスター・ユニバースのタイトルを競ったアメリカの一流ビルダーと比較して、胸・広背はあまり差がないように思う。とくに脚のバルクは少しもヒケ目を感じない。だが、彼らの肩と腕は比較にならないほどものすごい。日本のビルダーとアメリカのビルダーの一番の大きな差は、肩と腕のバルクだ」

 先月号では、腕を太くする方法について述べましたので、今月は、日本のビルダー共通のこの弱点を克服して、晴れの国際ヒノキ舞台で世界の一流ビルダーと堂々と渡り合い、栄冠を手に握れる日をめざして、肩の集中的トレーニング法を研究してみましょう。
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スタンディング・ローリング(左)

やや軽目のバーベルを使用し、ゆっくり上下させると、三角筋上部から僧帽筋にかけて、すばらしい効果が期待できます。
(モデル.石井康和)

オルターニット・ダンベル・プレス(中)

バーベルを使用するばあいにくらべて、ダンベルでは可動範囲が広いので、バーベルではあたえられない部分に刺激をあたえることができます。

バック・プレス(右)

三角筋の運動種目としてもっとも代表的なもの。力強い肩をつくるには欠かすことのできない運動です。
(モデル.木村博男)
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インクライン・ベンチ・プレス(左)

大胸筋上部にも効果があります。傾斜角度を変化させると、刺激する部分が変わっておもしろいのですが、三角筋のためには、少し急な角度がよいでしょう。

ラテラル・レイズ(右)

ラテラル系統の種目は数多くありますが、そのなかでもっとも基本的な運動方法がこれです。軽目のダンベルを使って、胸をそらさずに、腕の力をぬいて行なうことがたいせつです。

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