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[ 月刊ボディビルディング 1968年6月号 ]
掲載日:2017.11.30

行事・コンテストだより

◎ 宮城協会の「裸参り」

 宮城県ボディビル協会は年間行事の初頭を飾る「裸参り」を、去る1月14日に行なった。

 「裸参り」は仙台名物のドンドン祭りに恒例として行なわれるもので、ビルダーの心身を練磨し、あわせて宮城ビルダーの意気を天下に示そうというのがねらい。県外有志の参加大歓迎の由である。
記事画像1
宮城ビルダーの心意気を示す“裸参り”
◎ 岐阜県ボディビル・センター・コンテスト

 去る2月4日、岐阜ボディビル・センター(会長中西春致氏)で、初のジム内コンテストが行なわれた。結果は

1位 加藤 勝
2位 田平 和彦
3位 三輪 英敏

 なお、岐阜県ボディビル協会主催のコンテストは、9月にデパートの屋上で行なわれる予定。


◎ ボディビル総合センター・コンテスト

 東京田端のボディビル総合センター(BSC)は、昨年12月10日にジム内コンテストと記録会を行なった。1位ミスターBSCの栄冠は鵜飼勝君が獲得。


◎ 南浦和ボディビル・センター記録会

 埼玉県南浦和にある南浦和ボディビル・センターは、昨年11月25日、ジム内記録会を開催。成績は次のとおり。

(1位)     べンチ    ディープニ―ベント
軽量級 菊地 展雄  95K      130K
中量級 榎本 正司  85K      130K
重量級 饗庭 武昭  102.5K      160K


◎ 遠藤光男選手プロに転向

 1昨年度のミスター日本、昨年のミスター・ユニバース3位の遠藤光男選手は、このたびプロに転向した。こんどは、バーベル・メーカーや食品メーカーなどとタイアップして、大いにボディビルの普及に努めるほか、プロ・コーチとして、協会に積極的に協力するという。

各地のジムだより

◎ 福岡ボディビル・センター移転

 九州ボディビル界のかなめとして、十数年来、ボディビルの普及に貢献してきた福岡ボディビル・センターが福岡市の寿通りから奈良屋町7番1号に移転した。新しいジムはスペースも広く、器具も充実し、会長の太田実氏を始め、昨年度のミスター日本小笹和俊選手など、コーチング・スタッフは多士済々である。新ジムの落成式は、1月28日、副田名誉会長、安武最高顧問等を迎えて、盛大に挙行された。


◎ 中野ボディビル・センター新発足

 以前から東京中野区民の体づくりの場として親しまれてきた中野へルス・ジムが、中野ボディビル・センターと改称されて、新しいスタートをきった。実業団協議会の顧問でハリキリ・ボーイの曽根将博氏が取締役として経営陣に参画。会長は宮川俊彦氏である。内容を充実し、明るいふんいきのもとで、すべての人々の体づくりに役立つものに育てていきたい、というのが曽根氏の抱負だ。


◎スカイ・ボディビル・ジム開設

 横浜の東口駅前に建設中のスカイビルの隣に、スカイ・ボディビル・ジムが開設された。百坪あまりの広いスペースに、真新しい用具や握力、背筋力肺活量などの測定器具が所せましと並べられている。

 経営と指導の任にあたる金子武雄氏は、力道山時代プロ・レスラーとして鳴らしたという経歴の持ち主。神奈川県民の体づくりと健康づくりは一手にひきうけますよ、と語っていた。なお、スカイジムと同じ建物の中にスカイ・スイミング・センターがあり、そちらの責任者は日本の水泳界に一時代を画した橋爪氏で、ともに協力し合って発展させていく計画だとのこと。住所は、横浜市西区高島町2ノ19。電話は461-0162。


◎ 京浜ウェイト・トレーニング・ジム

 川崎市の京浜川崎駅のすぐそばに、ボディビルの練習場が登場した。正式のオープンは4月以降になる模様だが、すでに会員の募集を行なっている。重量あげの前オリンピック選手で、スナッチに世界記録を作ったことのある南部良雄氏が中心となって指導にあたるので、ボディビルのほかに、重量あげ競技の練習もできるのが特色。


◎ 新橋ボディビル・センター誕生

 都心のサラリーマンの健康管理を目的として、新橋にボディビル・ジムが誕生した。住所は、港区新橋3ノ17ノ1富士ビル内。電話は433-0089。
[ 月刊ボディビルディング 1968年6月号 ]

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