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中・上級者のための集中的トレーニング法　～ 脚のバルクをつけよう ～

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月刊ボディビルディング
掲載日：2017.12.08
第１ボディビル・センター　吉 田　実
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　９月号で、「日本のビルダーとアメリカのビルダーの一番大きな差は肩の腕のバルクだ」と述べましたが、では、一番差の少ない部分はどこでしょうか？それは脚です。

　今月号は、ミスター・ワールドおよびミスター・ユニバースの特集号なので、他のページですでに紹介されていますが、昨年度ミスター・日本第２位の武本宣雄選手が、そう々たる世界の強豪を向こうにまわして、IFBBミスター・ワールド・コンテストで、“脚の部分で世界一”の栄冠を獲得したという一事をもってしても、日本のビルダーの脚の立派さは証明できるものと思います。

　武本さん、本当にお目出とうございました。

　今月は第二、第三の武本選手を目指して、脚のトレーニング法を研究しましょう。

① スクワット（モデル　曽根修三）

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　下半身の代表的運動種目として良く知られ、その効果は抜群です。この種目で、下半身の筋肉の７〜８割を鍛えることができます。

② レッグ・カール

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　大腿二頭筋の運動でアイアン・シューズを使用しても出来ます。この筋肉の練習を怠っては筋量ゆたかな安定感のある脚はつくれません。

③ レッグ・プレス（藤本威）

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　腰などを痛めることが少なく、大腿四頭筋を発達させるのには格好の種目です。バーベルを足に乗せて行なうのは、非常に危険ですから、絶対にやめましょう。
【 参考 】　ジャンピング・スクワットレッグ・プレス・マシンがないときは、この種目に替える。他の種目では求められない独特の刺激で、大腿伸筋および下腿三頭筋の発達を促します。
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④ ハック・リフト

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　大腿四頭筋のディフィニションを出し、脚の形を美しく整えます。べンチまたは厚い木片の上で行なうと運動範囲が大きくなり効果的です。

⑤ ドンキー・カーフ・レイズ

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　ロバに乗ったかたちに似ているのでこの名称があります。下腿三頭筋（ふくらはぎ）を発達させる種目を一つ選ぶなら、断然これです。

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