協会ニュース 1969年2月号
月刊ボディビルディング1969年2月号
掲載日:2017.12.01
◎ ’68プロ・スポーツ祭に遠藤光男選手出演
去る12月26日、日比谷公会堂に、プロ・スポーツ界で活躍する一流選手が一同に会するプロ・スポーツ会議主催の第1回プロ・スポーツ祭が、はなやかに展開され、その第1回プロ・スポーツ大賞には、去年プロ・スポーツ界を大いに賑わした、プロ・ボクシングの西城正三選手が、そして殊勲賞には相撲の玉乃島、野球の江夏、キック・ボクシングの沢村選手がそれぞれ受賞し、また功労賞には、プロ・ビルダーである遠藤光男選手が受賞した。また第2部のオール・スター紅白芸能合戦でも、各界の選手が、お得意のかくし芸を披露し、遠藤選手も自慢ののどを聞かせて、満場の拍手をかっていた。
◎ 吉田実選手、テレビに出演
去る1月3日、フジ・テレビ「3時のあなた」に、未来を背負うヤングパワーの1員として、わがボディビル界から’68ミスター日本の吉田実選手が出演した。
この番組は、各界のヤングパワーが一同に会して未来を語り合うということで、政界、スポーツ界、芸能界等の若手ホープが出演したのだが、中でも、スポーツ界では、ボクシングの西城、相撲の花田、野球の飯島にボディビルの吉田選手が加わり、大変盛り上った。
その番組の中で、吉田選手は次の様に語り、満場の注目を集めたことはボディビル界にとって、非常に有意義なことである。
「私はミスター日本として選ばれた以上は、その立場を大いに利用して、日本全国にボディビルの正しいやり方を普及し、ボディビルの啓蒙と発展に努力したい」
この番組は、各界のヤングパワーが一同に会して未来を語り合うということで、政界、スポーツ界、芸能界等の若手ホープが出演したのだが、中でも、スポーツ界では、ボクシングの西城、相撲の花田、野球の飯島にボディビルの吉田選手が加わり、大変盛り上った。
その番組の中で、吉田選手は次の様に語り、満場の注目を集めたことはボディビル界にとって、非常に有意義なことである。
「私はミスター日本として選ばれた以上は、その立場を大いに利用して、日本全国にボディビルの正しいやり方を普及し、ボディビルの啓蒙と発展に努力したい」
◎ ダイナミック・ボディビル・センターで「レスリング教室」開設
東京、太田区のダイナミック・ボディビル・センターでは、昨年12月より「レスリング教室」を設けた。
これは、総合的なボディビルを目的として、当センターの経営者、小林氏の意図で設立されたもので、今後が期待される。
それから、区内のスポーツ大会のレスリング部門に、同センターの会員3名が入賞した。
これは、総合的なボディビルを目的として、当センターの経営者、小林氏の意図で設立されたもので、今後が期待される。
それから、区内のスポーツ大会のレスリング部門に、同センターの会員3名が入賞した。
◎ 富山県でボディビルダー記録挑戦会
昨年12月1日、富山市五福にあるアオイ・スポーツ・ハウスにおいて、ボディビル愛好者の記録挑戦会が行われた。そして県下の34名の選手により熱戦が展開された。
これを機に、富山県では県協会を設立する動きがでてきた。その中心となって活躍しているのは、みずからもボディビル愛好者の1人である新村孝範君で、今年中には富山県ボディビル協会が設立される見込である。
尚、記録会の結果は下記の通りである。
これを機に、富山県では県協会を設立する動きがでてきた。その中心となって活躍しているのは、みずからもボディビル愛好者の1人である新村孝範君で、今年中には富山県ボディビル協会が設立される見込である。
尚、記録会の結果は下記の通りである。
◎ 南浦和ボディビル・センターで記録挑戦会
第2回南浦和ボディビル・センター内の記録挑戦会が、11月23日勤労感謝の日に行われた。当日は中大路理事、佐藤理事、’68ミスター日本・吉田実選手および、’67ミスター東京・鈴木正広選手も出席。
ベンチ・プレスおよびディープ・ニー・ベンドとも、軽・中・重量級に分かれて競技が行われ、軽量級では江川選手、中量級では榎本選手、重量級では饗庭選手が、それぞれ優勝した。
まだ第2回目の記録会ではあったが、ディープ・ニー・ベンドでは170kgの記録が饗庭選手によって出され、もうひとがんばりすれば、協会の記録会でも、なかなかよいところへいくのではないかと期待される。
また表彰式が終わった後、吉田実選手の模範演技や会員一同の記念撮影などが行われ、なごやかな内に終了した。
各級の優賞者は、次の通りです。
ベンチ・プレスおよびディープ・ニー・ベンドとも、軽・中・重量級に分かれて競技が行われ、軽量級では江川選手、中量級では榎本選手、重量級では饗庭選手が、それぞれ優勝した。
まだ第2回目の記録会ではあったが、ディープ・ニー・ベンドでは170kgの記録が饗庭選手によって出され、もうひとがんばりすれば、協会の記録会でも、なかなかよいところへいくのではないかと期待される。
また表彰式が終わった後、吉田実選手の模範演技や会員一同の記念撮影などが行われ、なごやかな内に終了した。
各級の優賞者は、次の通りです。
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