ニュース 1969年1月号
月刊ボディビルディング1969年1月号
掲載日:2018.01.17
ミスター泉州ボディコンテスト
1968年度ミスター泉州コンテストが,岸和田市民会館に40数名の選手が出場して,はなばなしくその幕をあけた。
当日は,市長,府会議員をはじめ日本協会松山副会長も出席して盛上った大会となった。始めに司会者の開会の辞があり,つづいて来賓の挨拶があり,予選審査へと入った。
各選手それぞれ演技を行ない,決勝へ進出する。審査の集計が行なわれる時間を利用して,大阪より応援に駆付けてくれた武育センターの田中信子先生以下女性部員による女性の為のボディビルを披露して,超満員の会場は,素晴しい女性の演技に目をたのしませてくれた。
いよいよ,決勝へ進出する10名の選手が司会者より紹介され,大会も最高潮,クライマックスへと入り,各選手の演ずる美の激戦と化し観衆の興奮する中,決勝審査も終り,順位の発表が出る間,本年度,準ミスター日本を獲得した吉村太一選手のゲスト・ポージングが行なわれ,なお一層盛上った大会となった。
そして,1968年度ミスター泉州は,リバー・ボディビル・センターの五十嵐保選手の頭上に輝いた。
以下入賞した選手は次の通り。2位・山本雅昭,3位・内海茂,4位・櫛谷春夫,5位,藤井蔵,6位,竹山武道。(飯塚)
総合 285kg 饗庭武昭
べンチ・プレス 115kg 饗庭武昭
スクワット 170kg 饗庭武昭
当日は,市長,府会議員をはじめ日本協会松山副会長も出席して盛上った大会となった。始めに司会者の開会の辞があり,つづいて来賓の挨拶があり,予選審査へと入った。
各選手それぞれ演技を行ない,決勝へ進出する。審査の集計が行なわれる時間を利用して,大阪より応援に駆付けてくれた武育センターの田中信子先生以下女性部員による女性の為のボディビルを披露して,超満員の会場は,素晴しい女性の演技に目をたのしませてくれた。
いよいよ,決勝へ進出する10名の選手が司会者より紹介され,大会も最高潮,クライマックスへと入り,各選手の演ずる美の激戦と化し観衆の興奮する中,決勝審査も終り,順位の発表が出る間,本年度,準ミスター日本を獲得した吉村太一選手のゲスト・ポージングが行なわれ,なお一層盛上った大会となった。
そして,1968年度ミスター泉州は,リバー・ボディビル・センターの五十嵐保選手の頭上に輝いた。
以下入賞した選手は次の通り。2位・山本雅昭,3位・内海茂,4位・櫛谷春夫,5位,藤井蔵,6位,竹山武道。(飯塚)
総合 285kg 饗庭武昭
べンチ・プレス 115kg 饗庭武昭
スクワット 170kg 饗庭武昭
用語解説
バーベル,ダンベル
バーベルとは,シャフト(鉄の心棒)とその両側に重量をつけるプレイト(鉄の円盤)と,そのプレイトを固定するカラー(止め金)からなるものを云う。又これは,プレイトを調節することにより重量の増減が出来る。
ダンベルとは上記のバーベルの小型のもので,シャフトが30cm前後の片手で持って行なうことの出来るもので一般に対で使用する。これには調節式のものと固定式のものがあり,前者はバーベルの小型のもので重量の調節が自由に出来,普通これをダンベルと云う。後者は,普通鉄亜鈴と云い,ちょうどシャフトの両側に固定した鈴の球のような鉄の球をつけたものである。(飯塚)
バーベル,ダンベル
バーベルとは,シャフト(鉄の心棒)とその両側に重量をつけるプレイト(鉄の円盤)と,そのプレイトを固定するカラー(止め金)からなるものを云う。又これは,プレイトを調節することにより重量の増減が出来る。
ダンベルとは上記のバーベルの小型のもので,シャフトが30cm前後の片手で持って行なうことの出来るもので一般に対で使用する。これには調節式のものと固定式のものがあり,前者はバーベルの小型のもので重量の調節が自由に出来,普通これをダンベルと云う。後者は,普通鉄亜鈴と云い,ちょうどシャフトの両側に固定した鈴の球のような鉄の球をつけたものである。(飯塚)
●ボディビル総合センターでコンテスト及び記録会開催
先日,東京の田端にあるボディビル総合センターで,開設1周年行事の一環として,夏の海水浴につづいて11月17日に全会員が参加してコンテスト及び記録会が行なわれた。中でも注目に値いするのは記録会で,従来の記録会にプラス機能記録会が行なわれたことである。
それは,幅跳と逆立の2種目で,これらはボディビルの新たな一面を開拓したものとして注目にあたいする。
この記録会では幅跳では,35才の会員,塙憲一選手が見事2.93メートルを飛び優勝した。又逆立でも塙選手が38秒間逆立して優勝,その他の記録は,ボディコンテストの部では当センターのべテラン植木敏雄選手がそしてベンチプレスの部では115キロを上げた長嶋進選手が,スクワットの部では145キロ佐間田一夫選手がそれぞれ優勝した。
それは,幅跳と逆立の2種目で,これらはボディビルの新たな一面を開拓したものとして注目にあたいする。
この記録会では幅跳では,35才の会員,塙憲一選手が見事2.93メートルを飛び優勝した。又逆立でも塙選手が38秒間逆立して優勝,その他の記録は,ボディコンテストの部では当センターのべテラン植木敏雄選手がそしてベンチプレスの部では115キロを上げた長嶋進選手が,スクワットの部では145キロ佐間田一夫選手がそれぞれ優勝した。
●ミスター・アジア・ボディコンテスト開催
7月27日にシンガポールで開催されるはずであったミスター・アジア・ボディコンテストは,主催国の都合で延期となっていたが,今度12月28日,セイロンのコロンボで開催される事が正式に決定したむねの連絡がアジア連盟から来た。
そこで協会では去る6月30日にミスター・アジア日本代表選抜コンテストで日本代表に決定している吉田実選手を,日本代表として送ることにし,12月24日頃に,パン・アメリカンで日本を立つことになった。吉田実選手の健闘を期待しよう。
そこで協会では去る6月30日にミスター・アジア日本代表選抜コンテストで日本代表に決定している吉田実選手を,日本代表として送ることにし,12月24日頃に,パン・アメリカンで日本を立つことになった。吉田実選手の健闘を期待しよう。
●スカイ・ボディビル・センターで記録会
来る12月8日神奈川県の横浜にあるスカイ・ボディビル・センターでは,会員相互の親睦をはかり又日頃の練習の結果を試し合う記録会が行なわれる。日時は12月8日(日)午後1時より場所は当スカイ・ボディビル・センター内で行なわれる。
月刊ボディビルディング1969年1月号
Recommend
-
-
- ベストボディ・ジャパンオフィシャルマガジン第二弾。2016年度の大会の様子を予選から日本大会まで全て掲載!
- BESTBODY JAPAN
- BESTBODY JAPAN Vol.2
- 金額: 1,527 円(税込)
-