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≪世界のビルダーたち≫
コロンボの胸部トレーニング法

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月刊ボディビルディング1971年3月号
掲載日:2018.02.25
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巨人ビルダーの多い欧米にあって、165cmと日本人並みの身長にもかかわらず、力強い迫力のある体で大活躍しているイタリアのフランコ・コロンボ。
筋肉が素晴らしいのはいうまでもないが、パワーも恐るべきものである。(彼は一体どんなトレーニングをしているのだろう?)という興味をもつ読者のために、今回は彼の胸部のトレーニング法を紹介しよう。

①★ベンチ・プレス
彼は180㎏近くの重量で連続10回スムーズにあげることができる。
1セット目 15回ちょうどでできる重量で行なう。次いで2のクロス・オーバーに移る。

2セット目 10回ちょうどでできる重量で行なう。再び、クロス・オーバーに移る。

3セット目、4回ちょうどでできる重量で行ない、ク口ス・オーバーに移る。

②★ク口ス・オーバー
ごく軽量(6.8㎏)で20回ずつベンチ・プレスと交互に行なう。

③★ベント・アーム・ラタラル・レイズ(腕を曲げたラタラル・レイズ)
ベンチ・プレスと同様、ク口ス・オーバーと交互に行なう。
1セット目 24.9㎏で20回
2セット目 24.9㎏で15回
3セット目 29.5㎏で6回

④★インクライン・べンチ・プレス(傾斜ベンチでのべンチ・プレス)
⑤⑥の種目とこの種目の計3種目を1セットずつ循環して行なう。15回できる重量で3セット。

⑤★ストレート・アーム・プルオーバー(腕を伸ばしたプルオーバー)
15回で3セット。

⑥★パラレル・パー・ディップス(平行棒でディップする)
回数は定めず3セット。

※④⑤⑥の3種目を1セットずつ休まないで行ない、1循環行ったら休息をとり、また④⑤⑥と行なう。これを3循環行なう。(このような方法をトライ・セッツという)
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月刊ボディビルディング1971年3月号

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