ミスター九州コンテスト 重村 洵
小斉平選手貫録の優勝
月刊ボディビルディング1971年11月号
掲載日:2018.06.14
過去、小笹選手をはじめ、市丸選手、宮本選手といったー流ビルダーを産み出してきた九州のコンテストが見られるとあって、期待に胸をふくらませながら九州入りした。
しかし、大会当日(9月5日)は朝から横なぐりの強い雨が降り続き、観客動員、運営等に支障があるのではないかと心配になったが、会場に当てられた福岡市民会館の満員の館内を忙しく走り回る係員の姿を見て、その懸念も吹き飛んだ。
そこで、ゆっくりと拝見させていただくことにした。
昔から九州の男性は非常に男らしいといわれているが、出場選手と観客が一体となって発する熱気は、他の地方では感じられないほど強く、大会はいやが上にも盛り上がった。
その結果、鹿児島の小斉平豊選手(36才)がベテランぶりを発揮して優勝、2位は香月末光選手、3位は上田文夫選手と決定した。
なお、本大会で特に感じたことは、九州のボディビル関係者のチーム・ワークの良さである。とにかく、観客をあきさせない進行ぶりは、実に見事だった。
すばらしい大会の余韻がさめやらぬまま、九州を後にした。
しかし、大会当日(9月5日)は朝から横なぐりの強い雨が降り続き、観客動員、運営等に支障があるのではないかと心配になったが、会場に当てられた福岡市民会館の満員の館内を忙しく走り回る係員の姿を見て、その懸念も吹き飛んだ。
そこで、ゆっくりと拝見させていただくことにした。
昔から九州の男性は非常に男らしいといわれているが、出場選手と観客が一体となって発する熱気は、他の地方では感じられないほど強く、大会はいやが上にも盛り上がった。
その結果、鹿児島の小斉平豊選手(36才)がベテランぶりを発揮して優勝、2位は香月末光選手、3位は上田文夫選手と決定した。
なお、本大会で特に感じたことは、九州のボディビル関係者のチーム・ワークの良さである。とにかく、観客をあきさせない進行ぶりは、実に見事だった。
すばらしい大会の余韻がさめやらぬまま、九州を後にした。
2位・香月末光 '71ミスター西海コンテストでも2位に入賞している
3位・上田文夫 練習熱心なことでは有名である。'71ミスター福岡優勝
4位・牧島選一郎 弱冠21才の牧島選手は北九州のホープとして将来を期待されている
5位・清田邦弘 非常にスケールの大きいビルダーである
6位・津曲鉄弘 宮崎県期待の選手。野性美あふれるポーズが魅力
'71ミスター九州となった小斉平豊選手 36才の彼の優勝が、九州若手ビルダーの奮気を促すことだろう
月刊ボディビルディング1971年11月号
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