第3回ミスター兵庫ボディ・コンテスト
月刊ボディビルディング1969年9月号
掲載日:2018.05.16
兵庫県ボディビル協会主催の第3回ミスター兵庫ボディ・コンテストは、7月6日(日)午後1時より、晴天の神戸市立須磨水族館アクアランド・ステージで開かれ、県下津々浦々から62名の選手が源平の古戦場、須磨に大合同して、1年の成果を競い合い、友情を深め合った。この日、大阪からわざわざ駆けつけた1968年度ミスター日本準優勝の吉村太一選手が、すばらしい模範ポージングを披露し、観客から割れんばかりの拍手を浴びた。けっきょく、今年度ミスター兵庫の栄冠は、昨年度にひきつづき長野正仁選手(26才)の頭上に輝き、準優勝は浜口平吾選手(21才)、3位は小斎平豊選手(35才)が獲得した。上位3名は10月10日に開催されるミスター日本に参加するが、準優勝の浜口選手が国際プロレス株式会社に入社したため、4位の石神日出喜選手(24才)が代わって初参加する。
左より、準優勝の浜口平吾選手、優勝の長野正仁選手、3位の小斎平豊選手
舞台いっぱいにそれぞれ得意のポージングをくりひろげる各選手。4位以下は--④石神日出喜、⑤大崎渡、⑥主島文夫、⑦長宗五十夫、⑧川野権義、⑨阿部博吉、⑩池谷豊
ファイナリストの決定発表までの幕合いを利用して、神戸市立東垂水小学校2年生の高岡知博君が小学生用トレーニング方法の実演を行なった。ときならぬチビッ子ビルダーの出現は、会場の緊張をときほぐして、なごやかなムードをさそった。
月刊ボディビルディング1969年9月号
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