輝くホープたち
須藤孝三
宇戸信一
糸崎大三
渡辺光男
石神日出喜
佐藤大機
先名利雄
木本五郎
水上彪
大石秀夫
井上雅介
〝ホープ〟とは「期待できる人」「有望な人」のことである。必ずしも新人とは限らない。だから、ここに登場する11人の選手たちは、その意味で、'72ミスター日本の〝ホープ〟たちなのである。
須藤孝三
日本の長身選手は脚が弱い、という定説を打ち破り、174センチの身長で'71ミスター日本コンテストの脚の部分賞を獲得してしまったのだから、並みの新人ではない。ここ数年間わが国のボディビル界に現われたことのない大型有望新人である。('71ミスター日本5位)
宇戸信一 ミスター日本コンテストのダブル・タイトル・ホルダー金沢利翼氏の指導により、持ち前のバルクに加えてデフィニションにもみがきがかかってきた。今年の活躍を期待したい。('71ミスター日本7位)
糸崎大三 伸びのある筋肉とプロポーションに恵まれた彼のポージングは、ダイナミックでなおかつ非常に美しい('71ミスター日本7位)
渡辺光男 '71ミスター日本コンテストでは惜しくも入賞を逸したが、9月5日に行われたミスター東北、ミスター宮城の両コンテストに優勝している。若さに満ちたポーズは好意がもてる。
石神日出喜 まさか彼がミスター日本3位になるとは誰も予想しなかっただろう。短期間でこれほどの成長を遂げた選手も珍しい。'72ミスター日本コンテストの有力な優勝候補である。
佐藤大機 年令は27才とあまり若くはないが、ボディビル歴はまだ浅い。ポージングに若干難点があるが、他のスポーツにより養われた勝負根性とキレのよい筋肉が見事。('71ミスター日本7位)
先名利雄 '71ミスター北陸、ミスター富山の両タイトルを獲得し、勢いに乗っている。上半身と下半身のバランスもよく、ポーズもなかなかうまい。
木本五郎 師と仰ぐ武本蒼岳選手('71IFBBミスター・ワールド2位)によく似た体を持ち、早くから大器の折り紙をつけられていたが、現在はやや伸び悩んでいる。しかし、すばらしい素質をもっているだけに、他の選手にはこわい存在だろう。('71ミスター日本7位)
水上彪 学生ボディビル界でのコンテスト経験が豊富なためか、ポージングが洗練されており、とくにバックのポージングが抜群にうまい('71ミスター日本6位)
大石秀夫 最近やや不調をかこっており、一時ほどの成長はみられないが、上半身のデフィニションはさすがにすばらしい。一層の努力を期待したい。('71ミスター日本7位)
井上雅介 まだ顔にもあどけなさが残っているように、体も完成されていないが、今後の成長が大いに楽しめる選手である。('71ミスター京都1位)
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