1971ミスター日本3位
石神日出喜選手のトレーニング法
月刊ボディビルディング1972年2月号
掲載日:2018.05.12
'71ミスター日本末光健一選手はハード・トレーニングをすることで有名だが、石神選手も末光選手に劣らず非常にきついトレーニングを行なっている。石神選手の一日は、トレーニングに明けトレーニングに暮れるといっても過言ではないだろう。
毎朝6時半に出社してから約1時間20分、肩(月・水・金)と腕(火・木・土)の集中トレーニングと昼休みに約40分、胸(月・水・金)と脚(火・木・土)のトレーニングを社内のジムで行ない、夜は6時半から9時頃まで修志館ボディビル・センターで毎日約100セットのトレーニングを消化しているのである。そのうえ、大低の選手がトレーニングを休む日曜日にも自転車によるロード・ワークを実行しているのだ。
石神選手は「よほど体の調子が悪いときを除いて、毎日欠かさずこのようなトレーニングを続けてきたおかげで、ミスター日本3位になれたんだと思います」と語っているが、「豊富なスタミナと強い精神力がなかったらこれだけのスケジュールをこなすことは不可能です。今年のミスター日本にはきっと好成績を残してくれると確信しています」と、修志館ボディビル・センター会長の継谷洋一氏(兵庫県ボディビル協会理事長)も教え子の急成長ぶりに満足しているようすである。
石神選手のトレーニング・スケジュールは別表に示したとおりであるが、筋肉に異なる刺激を与えるためと、気分転換のために3~4ヵ月毎に部分的に変えるようにしている。またコンテスト前には、とくにデフィニションを出すようなトレーニング方法に切り変え、一部分のトレーニングが終ると、その部分を強調したポーズの練習を行なう。これがまたデフィニション獲得にプラスになっているようだ。
「今まで通りのトレーニングを続けながらサイズを一回り大きくするとともに、肩、腕、広背、脚の4ヵ所を重点的に鍛えたい」(石神選手)という目標が達成されたとき、"ミスター日本"の栄冠が彼の頭上に輝くことだろう。
毎朝6時半に出社してから約1時間20分、肩(月・水・金)と腕(火・木・土)の集中トレーニングと昼休みに約40分、胸(月・水・金)と脚(火・木・土)のトレーニングを社内のジムで行ない、夜は6時半から9時頃まで修志館ボディビル・センターで毎日約100セットのトレーニングを消化しているのである。そのうえ、大低の選手がトレーニングを休む日曜日にも自転車によるロード・ワークを実行しているのだ。
石神選手は「よほど体の調子が悪いときを除いて、毎日欠かさずこのようなトレーニングを続けてきたおかげで、ミスター日本3位になれたんだと思います」と語っているが、「豊富なスタミナと強い精神力がなかったらこれだけのスケジュールをこなすことは不可能です。今年のミスター日本にはきっと好成績を残してくれると確信しています」と、修志館ボディビル・センター会長の継谷洋一氏(兵庫県ボディビル協会理事長)も教え子の急成長ぶりに満足しているようすである。
石神選手のトレーニング・スケジュールは別表に示したとおりであるが、筋肉に異なる刺激を与えるためと、気分転換のために3~4ヵ月毎に部分的に変えるようにしている。またコンテスト前には、とくにデフィニションを出すようなトレーニング方法に切り変え、一部分のトレーニングが終ると、その部分を強調したポーズの練習を行なう。これがまたデフィニション獲得にプラスになっているようだ。
「今まで通りのトレーニングを続けながらサイズを一回り大きくするとともに、肩、腕、広背、脚の4ヵ所を重点的に鍛えたい」(石神選手)という目標が達成されたとき、"ミスター日本"の栄冠が彼の頭上に輝くことだろう。
レッグ・プレス
ハック・スクワット
レッグ・エクステンション
カーフ・レイズ
ダンベル・コンセントレーション・カール
バーベル・コンセントレーション・カール
スタンディング・スロー・カール
チンニング
石神日出喜選手のトレーニングスケジュール表
バー・ローイング
ワンハンド・ダンベル・ロー
ラット・マシン・プルダウン
バック・プレス
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