1971ミスター日本5位
須藤孝三選手のトレーニング法
月刊ボディビルディング1972年2月号
掲載日:2018.05.10
1971年度におけるわが国ボディ・コンテスト界最大の新人といわれている須藤孝三選手(20才)は、14才のときにボディビルを開始したというから、ボディビルについては新人ではない。しかし、本格的にトレーニングを始めたのは、今から3年前、三重県四日市に三泗ボディビル・ジム(会長・伊藤敏夫氏)が誕生してからであり、それ以前の4年間は、自宅における自己流トレーニングであったため、ほとんど目立った発達は見られなかった。また、藤田務氏('70ミスター実業団)にすすめられて'70ミスター実業団コンテストに出場し、青年の部で5位に入賞したのがコンテスト初参加というから、ここ2年間に驚くばかりの成長を遂げたわけである。
そして、彼は現在、若さと情熱を傾けてボディビルに取り組んでいるのである。彼はけっしてトレーニングに好き嫌いをいわない。どの筋肉部位をも、その部分に神経を集中しながら丹念に鍛えあげていくのだ。
彼のトレーニングは1日約3時間、別表のスケジュールに従って日曜日を除く週6日間行なう。1日の総セット数が120~130セットにも達し、おまけにほとんどの種目がスーパーセットを採用するというハード・スケジュールを、正確な動作で着実にこなしていくのである。すべてのセットを終えたあとの充実感がたまらなく好きなのだそうだ。
ミスター日本をとりたい、外国のコンテストにも出てみたい、将来はジムを経営したい……と、希望に胸をふくらませながらトレーニングに精を出す須藤選手の顔は、生き生きとした輝きに満ち溢れていた。
それでは最後に、彼が'72ミスター日本コンテストのダークホースとして、どの程度の活躍ができるか占う参考のために、彼のコンテスト歴と体位を紹介しよう。
そして、彼は現在、若さと情熱を傾けてボディビルに取り組んでいるのである。彼はけっしてトレーニングに好き嫌いをいわない。どの筋肉部位をも、その部分に神経を集中しながら丹念に鍛えあげていくのだ。
彼のトレーニングは1日約3時間、別表のスケジュールに従って日曜日を除く週6日間行なう。1日の総セット数が120~130セットにも達し、おまけにほとんどの種目がスーパーセットを採用するというハード・スケジュールを、正確な動作で着実にこなしていくのである。すべてのセットを終えたあとの充実感がたまらなく好きなのだそうだ。
ミスター日本をとりたい、外国のコンテストにも出てみたい、将来はジムを経営したい……と、希望に胸をふくらませながらトレーニングに精を出す須藤選手の顔は、生き生きとした輝きに満ち溢れていた。
それでは最後に、彼が'72ミスター日本コンテストのダークホースとして、どの程度の活躍ができるか占う参考のために、彼のコンテスト歴と体位を紹介しよう。
インクライン・ワンハンド・サイド・レイズ
コンセントレーション・カール
ライイング・ネック・カール
インクライン・プレス
ストレート・アーム・プルオーバー
デクライン・シット・アップ
リバース・ネック・カール
バー・ディップス
シシー・スクワット
ラット・マシン・プルダウン
ワンハンド・ダンベル・ロー
ダンベル・トライセップス・エクステンション
須藤孝三選手のトレーニング・スケジュール表
リスト・カール
ラット・マシン・プレス・ダウン
カーフ・レイズ・ウイズ・レッグ・プレス・マシーン
月刊ボディビルディング1972年2月号
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