ミスター京都コンテスト 1972年10月号
月刊ボディビルディング1972年10月号
掲載日:2018.06.01
弱冠酒井(21才)迫力の勝利
京都府ボディビル協会主催のミスター京都府ボディビル・コンテストは、末光健一、杉田茂両選手をゲストに招き、8月13日京都会館別館において開催された。会場はおりからの猛暑と観衆の熱気で水銀柱がうなぎ昇り。しかし、選手は表情、ふんい気ともに若さに溢れ、生き生きとしたポージングはすばらしかった。
なかでも最近めきめき実力をつけてきた昨年度2位の酒井敏夫(21才)が若さと迫力に満ちたダイナミックなポージングで'72ミスター京都のタイトルを獲得した。また、昨年度優勝の井上雅介(23才)は力強さに欠け、惜しくも4位に転落、昨年度3位の山上正男も鋭さが見られず入賞にとどまった。他の選手の順位は次の通り。2位・奥田考美(21才)、3位・坂崎久(25才)、5位・広島豊(31才)、6位・盛一忠(27才)
なかでも最近めきめき実力をつけてきた昨年度2位の酒井敏夫(21才)が若さと迫力に満ちたダイナミックなポージングで'72ミスター京都のタイトルを獲得した。また、昨年度優勝の井上雅介(23才)は力強さに欠け、惜しくも4位に転落、昨年度3位の山上正男も鋭さが見られず入賞にとどまった。他の選手の順位は次の通り。2位・奥田考美(21才)、3位・坂崎久(25才)、5位・広島豊(31才)、6位・盛一忠(27才)
(長谷川)
写真は若さに溢れたポージングで見事優勝した酒井(中央)と2位奥田(左)、3位坂崎(右)の各選手
兵庫県ボディビル選手権大会
長宗(24才、ジャパン・トレーニング・センター)が優勝
8月6日午後1時、神戸市立須磨水族館アクアランド・ステージに兵庫県下各地域の代表52名が集い、第6回兵庫県ボディビル選手権大会が開始された。日頃の体力づくりの成果を十分に発表するため、千名近い観客を前にして各選手は激しいポージング競争を展開した。
その結果、デフィニションがすばらしい長宗五十夫が優勝、以下2位・東海林徹(27才)、3位・川野権義(30才)、4位・池谷豊(23才)、5位・中田ヒロオ(29才)と決定した。また部分賞は、胸・東海林徹、腕、背・上野富義、腹・長宗五十夫、脚・林敏朗、そして筋肉の発達がもっともすぐれているものに与えられるモスト・マスキュラー賞は長宗五十夫選手が獲得した。
なお当日のゲスト・ポーザーには'71ミスター日本3位石神日出喜、'68'69ミスター兵庫長野正仁の両選手が招かれ、ダイナミックなポージングを披露した。
その結果、デフィニションがすばらしい長宗五十夫が優勝、以下2位・東海林徹(27才)、3位・川野権義(30才)、4位・池谷豊(23才)、5位・中田ヒロオ(29才)と決定した。また部分賞は、胸・東海林徹、腕、背・上野富義、腹・長宗五十夫、脚・林敏朗、そして筋肉の発達がもっともすぐれているものに与えられるモスト・マスキュラー賞は長宗五十夫選手が獲得した。
なお当日のゲスト・ポーザーには'71ミスター日本3位石神日出喜、'68'69ミスター兵庫長野正仁の両選手が招かれ、ダイナミックなポージングを披露した。
(継谷)
圧倒的なデフィニションで優勝を飾るとともに、腹筋およびモスト・マスキュラー賞をも獲得した長宗選手
大胸筋がすばらしい2位の東海林選手
3位に入賞したベテラン川野選手の堂々たるポージング
月刊ボディビルディング1972年10月号
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