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ビルダー教養講座
やさしいボディビル英語⑩

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月刊ボディビルディング1972年11月号
掲載日:2018.03.03
高山勝一郎
記事画像1

~~~~対 語~~~~

 ボディビル種目名にはよく対語が出てくる。すなわち、反対の意味をもつ言葉どうしである。

 たとえば、stretch(ストレッチ)は伸ばすだし、contract(コントラクト)はちぢめる方である。

 serrate stretching(セレイト・ストレッチング)は、フランク・ゼーンの好んで用いた前鋸筋を鍛える運動だし peak contracting curl(ピーク・コントラクティング・カール)といえばシュワルツェネガーがよく使う運動でニ頭筋の頭(peak)を収縮させ(contract)カールする方法である。

 同じように、straight(ストレート)はまっすぐだし、bent(ベント)はまがったという形容詞である。

 bent arm pullover(ベント・アーム・プルオーバー)と、straight arm pullover(ストレート・アーム・プルオーバー)は、pulloverをやるときに腕を曲げてやるか、伸ばしてやるかの違いだけだと判るであろう。

 ついでだが、pulloverは、頭の上を越えて(over head オーバー・ヘッド)バーベルを pull (プル、引っぱる、ひきつける)運動という意味でつけられた名前である。どちらも広背筋と胸に効果的である。

 逆にpull down(プル・ダウン)といえば、下に(down)ひっぱり(pull)おろすということで、lat machine pull down(ラット・マシン・プル・ダウン)等は皆さんにおなじみの種目であろう。

~~~~傾斜の上下~~~~

 incline(インクライン)と decline(デクライン)は、ともにかたむくという意味である。

 京都にいるか、あるいは前に住んでおられた方は、岡崎にインクラインという名所があったのをご存じだろう。

 ビワ湖から水をひく施設だが、もちろんななめになっているところからついた名前である。

 ところが英語の incline と declineは、同じ「斜め」でも微妙な違いがある。 inclineは上の方へ斜めになっており、 declineは下に斜めになっている場合に使う。

 このことは、同じ数量の変化でもincrease(インクリーズ)が増える方で、decrease(ディクリーズ)が減る方だというほどの違いなのである。

 そして、incline bench press(インクライン・ベンチ・プレス)と、decline bench press(デクライン・ベンチ・プレス)を例にとってみてもわかる。同じ斜角ベンチを使っても前者は頭が上で、後者は頭が下にくる。

~~~~あお向き・うつ向き~〜〜〜

 supine(シューパイン)はあお向きであり、prone(プローン)はうつ向きになる動作を指す。

 ボクシングでパンチをくって、あお向きに倒れるのは fall supine(フォール・シューパイン)であり、うつ向きに倒れるのがfall prone(フォール・プローン)である。いずれにしてもカッコいいものではない。

 supine triceps press(シューパイン・トライセプス・プレス)はベンチにあお向けに寝て行う上腕三頭筋の運動、prone leg raise(プローン・レッグ・レイズ)はうつ向けになって脚をあげる腰背の運動、prone rolling(プローン・ローリング)はうつ向けになってローラーをころがす腹筋の運動である。

~~~~同時と交互~~~~

 両手を同時に動かすのが simultaneous(シマルティニアス)、交互に動かすのが alternate(オルタネイト)で、standing press(スタンディング・プレス)やcurl(カール)によく使われている。いまはやりの同時通訳がsimultaneous interpretation(シマルティニアス・インタープリティション)という。筆者も経験があるが、たいへんむずかしいものである。

 さて、このほかに膝の関節を曲げたbent-knee(ベント・ニー)、伸ばしたstiff-legged(スティッフ・レッグド)も対語に数えられよう。

 bent-knee sit-up(ベント・ニー・シット・アップ)や、stiff-legged dead lift(スティッフ・レッグド・デッド・リフト)等に出てくる。

 チニング等の握り幅で close grip(クローズ・グリップ)と、wide grip(ワイド・グリップ)も対語になろう。closeは近く、wideは幅広くという意味である。

 せまく握るという意味で、narrow(ナロウ)gripを使うこともある。

 こういうふうに、対語で覚えていくと英語はマスターし易い。
月刊ボディビルディング1972年11月号

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