'72ミスター日本コンテスト
月刊ボディビルディング1972年12月号
掲載日:2018.03.04
予想通り栄冠は杉田(大阪に)
わが国ボディビル界最大のビッグ・イベント、ミスター日本コンテスト(日本ボディビル協会主催、毎日新聞社後援)は、1972年度におけるボディ・コンテストの最後を飾るにふさわしく、クリス・ディカーソン('70'71NABBAユニバース・ショートマン優勝)、末光健一('71ミスター日本)、の両ゲストを招き、10月22日午後0時30分、大阪毎日ホールでその幕が切って落とされた。
全国各地の予選を通過した54名の精鋭が集い、栄冠めざして懸命のポージングを展開したが、バルク、デフィニション、ポーズともに安定した実力を示した昨年2位の杉田茂(大阪)が総合点で2位の石神日出喜(兵庫)を34点上回る1064点を獲得し、晴れて'72ミスター日本となった。また、9年ぶりのコンテスト出場にもかかわらず、年令(36才)を感じさせない筋肉の張りを見せた金沢利翼(広島)が3位にくい込んだ。
以下順位は、4位・須藤孝三(三重)、5位・宇戸信一(岡山)、6位・小沢幸夫(神奈川)、7位・長谷川功(東京)、木本五郎(大阪)、水上彪(千葉)、坪井善司(東京)、糸崎大三(石川)、小先秀雪(広島)と決定した。
なお部分賞は、小先秀雪(腕)、小沢幸夫(胸)、杉田茂(背、腹)、須藤孝三(脚)、坂本昭雄(頸)、モスト・マスキュラー・マンには杉田茂が選出された。
全国各地の予選を通過した54名の精鋭が集い、栄冠めざして懸命のポージングを展開したが、バルク、デフィニション、ポーズともに安定した実力を示した昨年2位の杉田茂(大阪)が総合点で2位の石神日出喜(兵庫)を34点上回る1064点を獲得し、晴れて'72ミスター日本となった。また、9年ぶりのコンテスト出場にもかかわらず、年令(36才)を感じさせない筋肉の張りを見せた金沢利翼(広島)が3位にくい込んだ。
以下順位は、4位・須藤孝三(三重)、5位・宇戸信一(岡山)、6位・小沢幸夫(神奈川)、7位・長谷川功(東京)、木本五郎(大阪)、水上彪(千葉)、坪井善司(東京)、糸崎大三(石川)、小先秀雪(広島)と決定した。
なお部分賞は、小先秀雪(腕)、小沢幸夫(胸)、杉田茂(背、腹)、須藤孝三(脚)、坂本昭雄(頸)、モスト・マスキュラー・マンには杉田茂が選出された。
写真は上位3選手、左から3位金沢、1位杉田、2位石神。(コンテストの詳細は、同時発売の特別号外「'72ミスター日本コンテストのすべて」をごらんください)
4位●須藤孝三
5位●宇戸信一
6位●小沢幸夫
7位●長谷川功
7位●木本五郎
7位●水上彪
7位●坪井善司
7位●糸崎大三
7位●小先秀雪
第一次予選審査(裏審査)は、番号順に5名ずつ登場して前面、側面、背面、フリーの4ポーズを同時にとる
●控室入口で出場前のひとときを過ごす選手たち
●昨年度優勝の末光健一選手から八田会長に総理大臣杯が返還される。
●コンテスト終了後の祝賀パーティーは、特別ゲストのクリス・ディカーソンを囲んで大会の話に花が咲く
●出場選手中最年長の金沢利翼選手(36才)が元気に選手宣誓を行う
昨年に続いて2度目の来日をしたクリス・ディカーソンは、持参のテープから流れる音楽をバックに強弱自在のポージングを披露
月刊ボディビルディング1972年12月号
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