華麗なるポージングの祭典
月刊ボディビルディング1972年12月号
掲載日:2018.05.12
'72ミスター日本入賞者にクリス・ディカーソン、末光健一の両選手が加わり、14名のトップ・フィジークによって繰り広げる世紀の祭典「第1回ミスター日本選抜エキジビション」(日本ボディビル協会主催、国際プロレス後援)は、ミスター日本コンテストの翌日(10月23日)午後6時30分より、東京・日比谷公会堂にて開催された。
前日のミスター日本優勝者の杉田茂を始め、2位の石神日出喜、3位の金沢利翼など入賞者全員と日米のショートマン・クラスを代表する末光健一、クリス・ディカーソンのポージングが見られるとあって、都内および近県はおろか、東北、関西方面からも熱狂的なファンがつめかけ、各選手のポーズがキマル度に会場割れんばかりの拍手と声援の渦となった。
なお、クラシックの名曲をアレンジした旋律に乗って演ずるディカーソンのポージングは、それ自体が1つの完全なる芸術であり、ボディ・コンテストにおけるポージングの意義を改めて考えさせられるものだった。彼のポージングが、当日集まった観客や選手を通して、今後わが国のボディ・コンテスト界に与える影響は大きいだろう。
前日のミスター日本優勝者の杉田茂を始め、2位の石神日出喜、3位の金沢利翼など入賞者全員と日米のショートマン・クラスを代表する末光健一、クリス・ディカーソンのポージングが見られるとあって、都内および近県はおろか、東北、関西方面からも熱狂的なファンがつめかけ、各選手のポーズがキマル度に会場割れんばかりの拍手と声援の渦となった。
なお、クラシックの名曲をアレンジした旋律に乗って演ずるディカーソンのポージングは、それ自体が1つの完全なる芸術であり、ボディ・コンテストにおけるポージングの意義を改めて考えさせられるものだった。彼のポージングが、当日集まった観客や選手を通して、今後わが国のボディ・コンテスト界に与える影響は大きいだろう。
写真は一列に並んでポーズをとる出場選手たち。左から、水上彪、坪井善司、宇戸信一、金沢利翼、杉田茂、末光健一、クリス・ディカーソン、石神日出喜、須藤孝三、小沢幸夫、小先秀雪、糸崎大三、長谷川功
お祝いの言葉を述べる国際プロレスのグレート草津とストロング小林(左)
アトラクションで歌うソニー・レコード専属の美岐陽子。
ポージングのバック・ミュージックをつとめるハープ独奏の高須由美子さん。
質疑応答で種々の質問に答えるクリス・ディカーソン。
選手控室はなごやかなムードでいっぱい。
開演前に演出係の指示を聞く出場選手たち。
月刊ボディビルディング1972年12月号
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