’75ミスター日本を狙う 榎本正司選手のトレーニング
月刊ボディビルディング1975年2月号
掲載日:2018.06.01
昨年のミスター・アポロ・コンテストで初のビッグ・タイトルをとり、続いて’74ミスター日本コンテストでは4位、そして第1回ミスター富士コンテスト優勝と、昨年度の躍進ぶりはすさまじかった。ことしはその勢いにのって、いっきょにミスター日本を手中に収めようと年があけると早やくもトレーニングを開始した。
彼は昨年は日本不動産専門学校に通っていたが、さきほど土地家屋査調子の国家試験にも合格し、2月には念願の不動産業を開業することになっている。榎本選手にとって、ことしはまさに輝ける年になるだろう。
埼玉県南埼玉郡菖蒲町に住んでいる榎本選手は、片道1時間半もかかる赤羽トレーニング・ルームで1週6日、1日平均3時間のハード・トレーニングに励んでいる。ジムには同じくことしの躍進が期待される六本木選手がおり、2人はいつもパートナーを組んで練習をしている。
榎本選手の現在のトレーニング・スケジュールは次のとおりだが、これを見てもわかるように、あのキレの良い腹のトレーニングが圧倒的に多い。A・B・Cの各コースとも、最初と最後には必ず腹を鍛えている。それに反して脚の部分の運動が少ないのが気にかかる。そういえば、彼の脚は上体に比してだいぶ見劣りしている。ミスター日本を狙うためには、なんとしてもこの脚の欠点を克服する必要があろう。
彼は昨年は日本不動産専門学校に通っていたが、さきほど土地家屋査調子の国家試験にも合格し、2月には念願の不動産業を開業することになっている。榎本選手にとって、ことしはまさに輝ける年になるだろう。
埼玉県南埼玉郡菖蒲町に住んでいる榎本選手は、片道1時間半もかかる赤羽トレーニング・ルームで1週6日、1日平均3時間のハード・トレーニングに励んでいる。ジムには同じくことしの躍進が期待される六本木選手がおり、2人はいつもパートナーを組んで練習をしている。
榎本選手の現在のトレーニング・スケジュールは次のとおりだが、これを見てもわかるように、あのキレの良い腹のトレーニングが圧倒的に多い。A・B・Cの各コースとも、最初と最後には必ず腹を鍛えている。それに反して脚の部分の運動が少ないのが気にかかる。そういえば、彼の脚は上体に比してだいぶ見劣りしている。ミスター日本を狙うためには、なんとしてもこの脚の欠点を克服する必要があろう。
Aコース(月・木曜日)
Bコース(火・金曜日)
Cコース(水・土曜日)
月刊ボディビルディング1975年2月号
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