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トップ・ビルダー・ポーズくらべ

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月刊ボディビルディング1974年1月号
掲載日:2018.07.03
 去る10月21日、ミスター日本コンテスト終了後、日本のトップ・ビルダーたちが松戸ジムに集まり、水上会長のきも入りで打上げ会を行なった。予定では選手到着と同時に乾杯のはずであったが、惜しくも優勝ならなかった須藤孝三選手が、真先に器具に飛びつき練習を開始。それにつられて杉田選手、宮畑選手、吉村選手、糸崎選手らも打上げ会など後回しだ、とばかりにトレーニングに熱中しはじめた。そのうちにポージング練習が始まり、最初は皆思い思いのポーズをとっていたが、須藤選
手がポーズをとるとまったく同じポーズを杉田選手がとり、杉田選手がポーズを変えると同じポーズを須藤選手と糸崎選手がとる。そこに吉村選手、水上選手、金城選手が加わり、遂にトップ・ビルダーのポージング合戦が始まってしまった。やっと打上げ会の乾杯が始まったのはもう深夜に近かった。
祝賀会などには目もくれず、ひたすらトレーニングに励む須藤選手。来年に賭ける気迫はすさまじい。

祝賀会などには目もくれず、ひたすらトレーニングに励む須藤選手。来年に賭ける気迫はすさまじい。

須藤選手得意のポーズに吉村太一選手が、挑戦。須藤選手の腹筋と吉村選手の三頭筋が目立つ。

須藤選手得意のポーズに吉村太一選手が、挑戦。須藤選手の腹筋と吉村選手の三頭筋が目立つ。

サイド・ポーズを競う3選手。左から杉田選手、須藤選手、ミスター神奈川を狙う金城正勝選手。

サイド・ポーズを競う3選手。左から杉田選手、須藤選手、ミスター神奈川を狙う金城正勝選手。

"腕"自慢が3人集まって腕くらべ。これはカメラ・アングルで杉田選手に有利な写真となったが......。

"腕"自慢が3人集まって腕くらべ。これはカメラ・アングルで杉田選手に有利な写真となったが......。

迫力あるバック・ポーズを見せる3選手。左から吉村選手。杉田選手、須藤選手。

迫力あるバック・ポーズを見せる3選手。左から吉村選手。杉田選手、須藤選手。

カメラ・アングルが悪いため、吉村選手に不利な写真である。それにしても杉田選手の上半身は逞しい。

カメラ・アングルが悪いため、吉村選手に不利な写真である。それにしても杉田選手の上半身は逞しい。

トレーニングも終わり、やっと乾杯にありつけたが時すでに10時。これから何時まで続くことやら。

トレーニングも終わり、やっと乾杯にありつけたが時すでに10時。これから何時まで続くことやら。

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月刊ボディビルディング1974年1月号

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