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「きみは食べすぎてないか」

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月刊ボディビルディング1974年3月号
掲載日:2018.07.20
野沢 秀雄

<いま食べどきだよ>

 トレーニングが面白いくらい波に乗るときがある。そんなときは腹の調子もよくドンドン胃袋に食事がはいってゆく。「よく食べるなあ、おまえは」とか「そんなに食ってだいじょうぶかい?」、あるいは口うるさい家族から「この物価上昇のときにそんなにペロリと食べるなんてひどい」などなど、やかましい批評をくらった経験は誰にでもあろう。
 そんな時には「いま食べどきだよ」とシャーシャーしているのがコツ。実際10代の後半から25才ごろまでは何を食べても胃腸は受けつけてどんどん骨や筋肉を強化する年代だ。30才を越すにつれて、食べようにも食べられず、昔の半分くらいで満腹してしまう悲しい年代になってゆく。おやじの食事なんか無視していいのだ。若い間に強靭な体力をつくっておくと、一生の財産になる。食べ物をケチることはやめよう。

<無理に食べることはない>

 だが、そうかといって食欲が無いのに無理に詰めこむことはない。よくジムの練習生から、「胃の調子がわるくてシクシク痛む」とか「食欲が全然ないのです」とかの相談をうける。スランプ気味で調子の出ないときが多いようだが、よくきいてみると「毎日この量だけは食べないと筋肉が落ちるような気がする」「〇〇選手はこれだけ食べているから」というように、強制的な気分でハシを運んでいる人が多い。
 食事の量は、当然ながら体のコンディション、運動量、仕事の種類、食事の内容、調理方法、季節などにより変ってくる。また、肉・魚・バター・チーズ等の動物性食品は、良質のタンパク質を含む点ではすぐれており、仏教で食べることを禁じていたのは、スタミナと性欲がつきすぎることをいましめるためともいわれている。その反面血液を酸性にしたり、体に有害な老廃物をつくったり、あるいは胃における滞留時間が長く、胸やけの原因になったりする。
 要は食べたいときに、満腹になるちょっと手前まで食べるのが適当なことを知ることだ。
記事画像1

<食べる量の標準は?>

 毎月のスタミナ・メニューに夕食の場合のモデル・ケースを示しているが一応一つの標準として考えていただきたい。この程度ならば多すぎもしないし、少なすぎもしない。調子のいいときは、チーズ・納豆など2品ぐらい増やしていい。また、食欲のないときは均等にへらしてもよい。ごはんだけをへらすとバランスが片寄るので、バテやすくなる。とうふやレモンが食欲を高めてくれるので、これらをうまく食べるとよい。
 イタリアのポンペイ遺跡には王族貴族たちの食堂があり、その横に必ず風呂のような流し場がついている。ごちそうを食べたあと、この部屋にやってきて、指をのどにつっこんでゲーゲー戻してから、ふたたび食事の宴を始めるのだという。こんな例は古代ローマや中国にもあったようだが、単に無駄ばかりでなく、動脈硬化などをおこして長生きはむずかしかったにちがいない。
 素食でもいいから、少量の食事をよくかんでゆっくり食べ、胃腸にあまり負担をかけないことが成功のコツである。

<いまどきうまい食事法>

 さて、今月のスタミナ・メニューは物価高に挑戦して、安くてしかも効果のある食品を調査してみよう。
 東京のある大手スーパーで調べた結果は次の通りである。
記事画像2
 この表からわかるように、さばの水煮缶詰が断然チャンピオンである。また、この表にはないが、魚肉ソーセージなどには合成着色料、合成保存料などが含まれるのに対し、缶詰製品にはその心配がないので、ぜひおすすめしたい。また、さけ缶の場合は100円で24.5gの純タンパク質がとれることになる。この場合、細切(フレーク)になったものは、約30~40円安いのでお買得というよう。
 逆に、豚肉・牛肉・牛乳などはあまり有利でない。レバーにするとか、マトンや鯨にすると、少しは楽になる。
 なお、酒かすはそのまま焼いて、しょうゆや砂糖をかけて食べるとうまい。また、おからに混ぜて食べてもよい。
 なお、新鮮野菜の部では、断然もやしがすぐれている。油でいためたり、みそ汁に入れたり、酢の物にしたり、用途は広い。
 こうしたデータを知っての上で食事をバリバリ食べるなら、まわりの人たちを「まいった、まいった」といわせることもできよう。ではご成功を祈ろう。
月刊ボディビルディング1974年3月号

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