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異色新人紹介 東大阪BBC所属 中原清政選手(23才)

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月刊ボディビルディング1974年3月号
掲載日:2018.07.21

柔道から空手へ、空手からキック・ボクサーへ
キック・ボクサーからビルダーへ

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「異色」という名がピッタリするビルダーがいる。彼の名は中原清政。キック・ボクシング・ファンなら、ご存じの方も多いだろう。デビュー戦以来、30戦20勝7敗3引分という立派な戦績を残している。それだけではない。幼い頃から格闘技を開始し、柔道初段、空手2段の段位を持ち、ボディ・コンテストにおいても4位入賞という実績を持っている。
 彼がボディビルを開始した理由は、「ボディビルで体力を強化し、キック界に再デビューするためだ」というが、入門時に比べると体格も、身長172cm、体重61kg→73kg、胸囲90cm→115cm、上腕囲33cm→37cm、大腿囲52cm→61cm、と変ってきている。精神的、肉体的にも自信を回復し、再びキック界で活躍する日ももうまじかであろう。
 彼にはもう一つ目標がある。芸能界に入り、アクション・スターになることであるが、つい先ごろタレント募集に応募し合格したことで、その第一歩を踏み出したといえよう。
月刊ボディビルディング1974年3月号

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