須藤孝三選手のトレーニング・シリーズ≪6≫
肩のトレーニング
月刊ボディビルディング1975年9月号
掲載日:2018.07.02
●1971年・ミスター日本5位
●1972年・ミスター日本4位
●1973年・ミスター日本2位
●1974年・ミスター日本1位
1964年 ボディビル開始当時。
ネック・ビハインド・プレス 25kg 6~9回×3セット
練習は週3回、1日置きに行なった。
1970年 実業団コンテスト5位入賞。スプリット・ルーティーンを採用し、週6日、1日2時間のトレーニングを行う。
Aコース<月曜・木曜>脚・腹
Bコース<火曜・金曜>肩・腕・カーフ
Cコース<水曜・土曜>胸・背・腹・カーフ
<Bコース>
バック・プレス(チーティング) 50kg 5回×5セット
シーテッド・フロント・プレス 35kg 10回×5セット
アップ・ライト・ローイング 30kg 10回×5セット
スタンデイング・ダンベル・プレス 17.5kg 12回×3セット
スタンディング・サイド・レイズ 8kg 15回×3セット
1971年 ミスター日本5位入賞。Aコース(背・上腕二頭筋・脚)とBコース(胸・肩・上腕三頭筋)を交互に使い、週3回ずつのトレーニングを実施した。
<Bコース>
バック・プレス 44kg 5回×4セット
フロント・プレス 50kg 5回×4セット
シーテッド・ダンベル・プレス 20kg 5回×4セット
1972年 ミスター日本4位入賞。このときもAコース(背・上腕二頭筋・肩・腹)とBコース(胸・上腕三頭筋・脚・首・腹)の2つに分け、週3回ずつのトレーニングを実施。
<Aコース>
{バック・プレス 45kg 8回×5セット サイド・レイス 10kg 8回×5セット}
{スタンデイング・ダンベル・プレス 22.5kg 8回×5セット ベント・オーバー・ラテラル・レイズ 10kg 8回×5セット}
({はスーパー・セット)
1973年 ミスター日本2位入賞。朝・夕2回のWスプリットを採用。
Aコース<朝>上腕二頭筋・カーフ・腹
<夕>背・肩・腹・首
Bコース<朝>上腕三頭筋・カーフ・腹
<夕>胸・脚・腹
<Aコース・夕>
フロント・プレス 50~65kg 3~12回×6セット
シーテッド・バック・プレス 45~60kg 3~10回×5セット
スタンディング・ラテラル・レイズ 15kg 8回×5セット
リア・インクライン・ラテラル・レイズ 12.5kg 8回×5セット
1974年 ミスター日本優勝。朝・夕2回のWスプリットを採用。週6日のトレーニングを実施。
Aコース<朝>上腕二頭筋・前腕
<タ>背・肩・腹・首
Bコース<朝>上腕三頭筋
<タ>胸・脚・腹
<Aコース・夕>
シーテッド・バック・プレス 50~70kg 3~12回×6セット
シーテッド・ダンベル・プレス 27.5kg~37.5kg 3~10回×5セット
アップ・ライト・ローイング 30~45kg 5~10回×5セット
スタンディング・ラテラル・レイズ 12.5kg~17.5kg 8~12回×5セット
ベント・オーバー・ラテラル・レイズ 12.5kg~17.5kg 8~12回×5セット
以上の'70年からの肩のトレーニングは、すベてコンテスト直前のものである。
ネック・ビハインド・プレス 25kg 6~9回×3セット
練習は週3回、1日置きに行なった。
1970年 実業団コンテスト5位入賞。スプリット・ルーティーンを採用し、週6日、1日2時間のトレーニングを行う。
Aコース<月曜・木曜>脚・腹
Bコース<火曜・金曜>肩・腕・カーフ
Cコース<水曜・土曜>胸・背・腹・カーフ
<Bコース>
バック・プレス(チーティング) 50kg 5回×5セット
シーテッド・フロント・プレス 35kg 10回×5セット
アップ・ライト・ローイング 30kg 10回×5セット
スタンデイング・ダンベル・プレス 17.5kg 12回×3セット
スタンディング・サイド・レイズ 8kg 15回×3セット
1971年 ミスター日本5位入賞。Aコース(背・上腕二頭筋・脚)とBコース(胸・肩・上腕三頭筋)を交互に使い、週3回ずつのトレーニングを実施した。
<Bコース>
バック・プレス 44kg 5回×4セット
フロント・プレス 50kg 5回×4セット
シーテッド・ダンベル・プレス 20kg 5回×4セット
1972年 ミスター日本4位入賞。このときもAコース(背・上腕二頭筋・肩・腹)とBコース(胸・上腕三頭筋・脚・首・腹)の2つに分け、週3回ずつのトレーニングを実施。
<Aコース>
{バック・プレス 45kg 8回×5セット サイド・レイス 10kg 8回×5セット}
{スタンデイング・ダンベル・プレス 22.5kg 8回×5セット ベント・オーバー・ラテラル・レイズ 10kg 8回×5セット}
({はスーパー・セット)
1973年 ミスター日本2位入賞。朝・夕2回のWスプリットを採用。
Aコース<朝>上腕二頭筋・カーフ・腹
<夕>背・肩・腹・首
Bコース<朝>上腕三頭筋・カーフ・腹
<夕>胸・脚・腹
<Aコース・夕>
フロント・プレス 50~65kg 3~12回×6セット
シーテッド・バック・プレス 45~60kg 3~10回×5セット
スタンディング・ラテラル・レイズ 15kg 8回×5セット
リア・インクライン・ラテラル・レイズ 12.5kg 8回×5セット
1974年 ミスター日本優勝。朝・夕2回のWスプリットを採用。週6日のトレーニングを実施。
Aコース<朝>上腕二頭筋・前腕
<タ>背・肩・腹・首
Bコース<朝>上腕三頭筋
<タ>胸・脚・腹
<Aコース・夕>
シーテッド・バック・プレス 50~70kg 3~12回×6セット
シーテッド・ダンベル・プレス 27.5kg~37.5kg 3~10回×5セット
アップ・ライト・ローイング 30~45kg 5~10回×5セット
スタンディング・ラテラル・レイズ 12.5kg~17.5kg 8~12回×5セット
ベント・オーバー・ラテラル・レイズ 12.5kg~17.5kg 8~12回×5セット
以上の'70年からの肩のトレーニングは、すベてコンテスト直前のものである。
ベント・オーバー・ラテラル・レイズ
須藤選手の食事法
トレーニング・シリーズを終わるにあたり最後に須藤選手の食事法について簡単にふれておきたい。
練習、栄養、休養がボデイビルの三大要素であることは誰でも知っている。自分に最も合ったスケジュールでトレーニングし、充分休養をとり、蛋白質を中心としたバランスのとれた栄養を摂取することが成功への道につながるのである。
須藤選手の食事でとくに注目されるのは効果的なプロテインの使用である。3回の食事のときと間食時に、プロテイン大さじ3杯、牛乳200cc、それにフルーツ、ハチミツなどを加えたプロテイン・ジュースを愛用している。もちろん、朝・昼・夜の食事も肉類を中心とした食事だが、ふだんの食事だけで必要な蛋白質を摂取するには大量の肉や魚を食べなけれればならないが、プロテイン・ジュースを飲むことにより、充分な蛋白質とミネラル、ビタミンなどのバランスのとれた栄養が補給できるのである。
練習、栄養、休養がボデイビルの三大要素であることは誰でも知っている。自分に最も合ったスケジュールでトレーニングし、充分休養をとり、蛋白質を中心としたバランスのとれた栄養を摂取することが成功への道につながるのである。
須藤選手の食事でとくに注目されるのは効果的なプロテインの使用である。3回の食事のときと間食時に、プロテイン大さじ3杯、牛乳200cc、それにフルーツ、ハチミツなどを加えたプロテイン・ジュースを愛用している。もちろん、朝・昼・夜の食事も肉類を中心とした食事だが、ふだんの食事だけで必要な蛋白質を摂取するには大量の肉や魚を食べなけれればならないが、プロテイン・ジュースを飲むことにより、充分な蛋白質とミネラル、ビタミンなどのバランスのとれた栄養が補給できるのである。
シーテッド・フロント・プレス
ダンベル・プレス
バック・プレス
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