1975年度ミスター日本コンテスト
第21代ミスター日本の栄冠 榎本正司の頭上に!
月刊ボディビルディング1976年1月号
掲載日:2018.03.26
ボディビル・ファン待望のビッグ・イベント、'75ミスター日本コンテスト(日本ボディビル協会主催)は、11月24日、東京・神田共立講堂で開催された。
最近3年のミスター日本であり現在も絶好調の杉田、宇戸、須藤3選手の不参加は残念であったが昨年度4位で本大会のダーク・ホース的存在であった榎本正司選手が、丹念に焼き入まれた褐色の膚に驚くばかりの素晴らしいデフィニッションをつけて登場、華麗なポージングで観客を魅了し、優勝。候補と見られていた奥田・石神両選手を堂々と破り念願のミスター日本の座を獲得、あわせて胸・腹の部分賞、モスト・マスキュラー賞をも獲得した。続いて僅少差で奥田孝美選手が2位に、石神選手が3位に入賞した。奥田選手はー段と筋肉の凄みを増し、腕・背・脚の3つの部分賞を獲得したが、全体的な迫力という点で榎本選手に及ばなかった。続いて4位には従来のバルクに鮮明なデフィニッションを浮きあがらせて登場した木本五郎選手が入賞、糸崎大三選手は健闘むなしく5位にとどまり、6位の長宗五十夫選手は首の部分賞を獲得した。以下7位には、牧島進一郎、塚本猛義、知名定勝、東海林徹、宮姻豐、野崎清重の6選手が入賞した。また当日は須藤・宇戸両選手がゲスト・ポーズを披露、米国より帰国した杉田選手も元気に顔をみせた。(コンテストの詳細は51年1月下旬発売予定の'75ミスター日本コンテスト特集号をごらんください。)
最近3年のミスター日本であり現在も絶好調の杉田、宇戸、須藤3選手の不参加は残念であったが昨年度4位で本大会のダーク・ホース的存在であった榎本正司選手が、丹念に焼き入まれた褐色の膚に驚くばかりの素晴らしいデフィニッションをつけて登場、華麗なポージングで観客を魅了し、優勝。候補と見られていた奥田・石神両選手を堂々と破り念願のミスター日本の座を獲得、あわせて胸・腹の部分賞、モスト・マスキュラー賞をも獲得した。続いて僅少差で奥田孝美選手が2位に、石神選手が3位に入賞した。奥田選手はー段と筋肉の凄みを増し、腕・背・脚の3つの部分賞を獲得したが、全体的な迫力という点で榎本選手に及ばなかった。続いて4位には従来のバルクに鮮明なデフィニッションを浮きあがらせて登場した木本五郎選手が入賞、糸崎大三選手は健闘むなしく5位にとどまり、6位の長宗五十夫選手は首の部分賞を獲得した。以下7位には、牧島進一郎、塚本猛義、知名定勝、東海林徹、宮姻豐、野崎清重の6選手が入賞した。また当日は須藤・宇戸両選手がゲスト・ポーズを披露、米国より帰国した杉田選手も元気に顔をみせた。(コンテストの詳細は51年1月下旬発売予定の'75ミスター日本コンテスト特集号をごらんください。)
●表彰を受ける上位3選手。左から奥田、榎本、石神
●第21代ミスター日本●榎本正司選手
●2位●奥田孝美選手
●3位●石神日出喜選手
●4位●木本五郎選手
●5位●糸崎大三選手
●背の部分賞で激しい競り合いを見せる上位3選手●左から奥田、石神、榎本
●大会終了後のレセプションでなごやかに談笑する歴代ミスター日本たち。左から宇田、杉田、榎本、須藤
●6位●長宗五十夫選手
●腹の部分賞で見事な腹筋のキレを見せる榎本選手。(右から2番目)
月刊ボディビルディング1976年1月号
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