世界を目指す小先秀雪選手のトレーニングとポージング
月刊ボディビルディング1976年7月号
掲載日:2018.06.23
小先秀雪選手。IFBBジャパンを代表するビルダーの1人である。昨年度のIFBBアマ・オール・ジャパン・コンテストに総合優勝、IFBBミスター・アジア・トールマン2位を獲得し、今年のIFBBミスター・アジアの最右翼と目されている。彼の特徴は、いうまでもなく、あの上体の発達ぶり。とくに、彼がこれまでのコンテストでベスト・アーム賞を何回も獲得したことがあるだけに、その腕の発達は圧巻だ。
だが、その彼の体も非の打ちどころが無いわけではない。彼自身自分の体に対する自己評価として、背の厚み、および後背筋の広がりの不足、リラックス時の方の盛り上がりの不足などを指摘しているが、世界の桧舞台で活躍するためには、これらの改善が必要となろう。
だが、その彼の体も非の打ちどころが無いわけではない。彼自身自分の体に対する自己評価として、背の厚み、および後背筋の広がりの不足、リラックス時の方の盛り上がりの不足などを指摘しているが、世界の桧舞台で活躍するためには、これらの改善が必要となろう。
ダンベル・ベンチ・プレス
ダンベル・ブルオーバー
ディップス
インクライン・ダンベル・ベンチ・プレス
小先選手のトレーニング・スケジュールは、別表に示したとおりスプリット・ルーティーンを採用し2時間半~3時間半のトレーニングを週6日続けている。各筋肉の最初の種目のみ、ウォーミングアップとして軽重量で高回数の運動を1~2セット行い、次にダンベル種目を多く取り入れて可動範囲を広くし、中重量で反動を使わず、正確なトレーニングを行うことによりバルク・アップを目指している。
ここに掲載された数枚のポージング写真では、そのバルクは十分に表されているが、小先選手本来のデフィニッションがない。それは4月現在、バルク・アップのためのトレーニングを行っているためであり、5月からは金沢利翼氏(広島TC会長)の指導のもとに、トレーニング法だけでなく、食事もデフィニッション獲得のための徹底したものに変わる予定である。現在94kgの体重を最初の目標、7月11日のIFBBユニバース選抜コンテストまでには87~88kgまで絞り込む予定だという。そのあとに8月3日のIFBBミスター・ユニバース、9月のオール・ジャパン・コンテスト、12月のIFBBミスター・アジア・コンテストがある。金沢氏を師と仰ぐ小先選手が、世界の強豪を相手に、その栄勘を勝ち取ってくれることを願いたい。
ここに掲載された数枚のポージング写真では、そのバルクは十分に表されているが、小先選手本来のデフィニッションがない。それは4月現在、バルク・アップのためのトレーニングを行っているためであり、5月からは金沢利翼氏(広島TC会長)の指導のもとに、トレーニング法だけでなく、食事もデフィニッション獲得のための徹底したものに変わる予定である。現在94kgの体重を最初の目標、7月11日のIFBBユニバース選抜コンテストまでには87~88kgまで絞り込む予定だという。そのあとに8月3日のIFBBミスター・ユニバース、9月のオール・ジャパン・コンテスト、12月のIFBBミスター・アジア・コンテストがある。金沢氏を師と仰ぐ小先選手が、世界の強豪を相手に、その栄勘を勝ち取ってくれることを願いたい。
ダンベル・カール
小先秀雪選手のトレーニング・スケジュール表
ラット・マシン・プルダウン
フロアー・ブーリー・ロー
フレンチ・プレス・ライイング
バーベル・カール
レッグ・プレス
月刊ボディビルディング1976年7月号
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