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第11回全日本パワーリフティング選手権大会

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月刊ボディビルディング1976年8月号
掲載日:2018.06.28

ベテラン強し
日本新8つ

フェザー級優勝・富永選手。ベンチ・プレス157.5kgの日本新を樹立。

フェザー級優勝・富永選手。ベンチ・プレス157.5kgの日本新を樹立。

第11回1976年度JBBAパワーリフティンク選手権大会は、6月13日(日)、名古屋市愛知県立体育館第2競技場で行われた。

参加選手68名。全日本選手権大会にふさわしい好記録が続出し、盛りあがった大会ではあったが、今大会も各クラスの優勝者は数年前からほとんど同じベテラン選手によって占められ、これをおびやかす新人選手があらわれないのがまことにさみしい。

記録的に目立ったものとしてはフェザー級・富永選手のベンチ・プレス157.5kg、トータル330kg、ライト・ヘビー級・市丸選手のベンチ・プレス185kg、トータル415kg、ヘビー級・足立選手のスクワット302.5kg、トータル472.5㎏、バンダム級・猿渡選手のトータル305kg、ライト級・長野武文選手のスクワット210kg、以上8つの日本新記録である。

各クラスの優勝者は次のとおり。(なお、上位入賞者の記録明細は本文ニュース欄に)
記事画像2
ヘビー級・足立選手。スクワットで自己の持つ記録を2.5kg上回る302.5kgに成功。

ヘビー級・足立選手。スクワットで自己の持つ記録を2.5kg上回る302.5kgに成功。

バンダム級優勝・猿渡選手。スクワットで190kgに成功、トータルで305kgの日本新。

バンダム級優勝・猿渡選手。スクワットで190kgに成功、トータルで305kgの日本新。

ライト級優勝・長野選手。スクワットで210kgの日本新。

ライト級優勝・長野選手。スクワットで210kgの日本新。

ミドル・ヘビー級・渡久地選手。スクワット215kgに成功。

ミドル・ヘビー級・渡久地選手。スクワット215kgに成功。

ライト・ヘビー級優勝・市丸選手。ベンチ・プレスで185kgの日本新。

ライト・ヘビー級優勝・市丸選手。ベンチ・プレスで185kgの日本新。

ミドル級優勝・中尾選手。ベンチ・プレス175kgに成功。

ミドル級優勝・中尾選手。ベンチ・プレス175kgに成功。

月刊ボディビルディング1976年8月号

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