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パワーリフティング全日本ヘビー級チャンピオン
仲村昌英選手のトレーニング

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月刊ボディビルディング1974年7月号
掲載日:2018.06.20
去る5月19日に行われた全日本パワーリフティング選手権大会でトータル457.5kgをマークして優勝した仲村昌英選手のトレーニング法を紹介しよう。
ここに紹介するスケジュールは、大会1カ月前、つまり、優勝を目指してパワーの練習に専念しているときのものである。
この時期にはベンチ・プレスとスクワットの記録向上だけに意を注ぎ、他の部分のトレーニングはほとんど行わない。

トレーニングは週6日、ベンチ・プレスとスクワットを1日おきに行う。少し変わっているのは、ベンチ・プレスの間にチンニングをはさみ、スクワットの間にクロス・ベンチ・プルオーバーをはさむことである。
これについて仲村選手は、ベンチ・プレスやスクワットを何セットも重ねてくると、胸部が圧迫されてくるような気がするので、それをほぐすのと、気分転換の意味を兼ねて行なっているという。
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なお現在の仲村選手の体格は身長172cm、体重106kg、胸囲132cm、上腕囲49cm、大腿囲71cm。
近い将来、ボディ・コンテストにも出場したいという。意志の強い彼のこと、必ずや変身して超大型ビルダーとしてお目見えするであろう。
また、彼はいま那覇市に〝前島トレーニング・センター"を開設準備中である。この雑誌が出る頃にはオープンしているはずである。
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月刊ボディビルディング1974年7月号

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