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第24回国民体育大会~ ウェイトリフティング競技を見る ~

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月刊ボディビルディング1969年12月号
掲載日:2018.07.04
福 田 弘
 世界新3、日本新7、ジュニア世界新3--実りの秋にふさわしい収穫ゆたかな国民スポーツの祭典であった。10月27~30日の4日間、長崎県松浦市の県立松浦高校体育館(一般の部)と市立志佐中学校体育館(高校の部)を舞台に幕をあけた第24回国民体育大会秋季大会ウェイトリフティング競技である。

 さて、その内容は--

フライ級

 上位5名の実力伯仲で、激戦を演じた。斎藤選手(法大)は、非公認ながらジャーク125をあげて、阿部選手(明大)に逆転勝ちし、昨年につづいて2連勝。勢いにのって127.5の世界新に挑戦したが惜しくも不成功に終わった。優勝候補No.1の堀越選手がプレス90、トータル305とふるわず、5位に落ちたのは意外。世界選手権大会遠征の疲れが出たか。337.5の世界記録にはまだまだ程遠く、記録的にはもの足りなかった。今年初めて世界選手権でフライ級も行なわれ、世界
のレベルの高さを知った。320kg台への躍進を大いに期待したいところ。

バンタム級

 19才の新鋭安藤選手がプレス115、トータル352.5のジュニア世界新を樹立し、世界選手権大会3位の小野弘選手(法大)の急追を退けて初優勝を飾った。全日本選手権では不調だった佐々木選手はよく立ちなおって3位。このクラスは優秀なジュニア選手が多く、将来が楽しみだ。

フェザー級

 久々の世界新で8回目の優勝を飾った三宅兄選手だが、出るべくして出た記録といった感じ。しかし、410を公言する彼のミュンヘン大会での活躍には大きな期待がかけられる。2位の加藤選手(中京大)は、世界選手権の遠征帰りにもかかわらず、ジャーク154の世界新にいどんだが、惜しくも不成功。しかし、その健闘ぶりは立派、上半身がもう少し強くなれば、400も夢ではない。

ライト級

 メキシコ4位の八田選手と本年度世界選手権大会6位の小野選手のトップ争いに終始した。八田選手はプレスで137.5の日本新をあげたものの、スナッチ117.5、ジャーク150とふるわず、けっきょく157.5をジャークした小野選手に優勝をさらわれた。トータル390で3位の矢野選手(自衛隊)は、昨年あたりから記録がのびており、今年の関東大会でトータル397.5をマークしているから、来年は八田、小野をおびやかす存在になりそう。

ミドル級

 世界選手権大会遠征帰りの角南選手の独走。432.5を軽くマークして2連勝した。東京とメキシコに参加した三輪選手は、トータル415の平凡な記録で2位。成功率3回でトータル410の藤代選手が3位。ライト・ヘビー級に転向した大内選手のあとをつぐ若手して、角南、藤代の両選手の躍進を期待したい。

ライト・ヘビー級

 大内選手がミドル・ヘビー級で出場したため、藤本選手(日大)が楽勝。5回目の優勝だが記録的には低調だった。同じ日大の下坂選手は、ジャーク1回目に155をあげ、トータル410で3位を確保したあと、3回目167.5で422.5となり、三石選手(法大)の420をみごとに逆転2位にくいこんだ。ジャーク1回目に155、2~3回目に162.5で勝負して失敗した三石選手の誤算は大きい。

ミドル・ヘビー級

 今年の世界選手権大会でライト・ヘビー級に優勝して日本人初の重量級世界チャンピオンとなった大内選手がこのクラスに出場。まったくのひとり舞台で、スナッチ145トータル472.5の日本新を樹立、6回目の優勝をとげた。ここで珍らしい話題をひとつ。それは、今年49才、国体出場19回の黒川晋選手(新居浜物産社長)である。記録は322.5と平凡だったが、かつてはライト・ヘビー級ジャークで日本記録を破ったこともある超ベテラン選手だ。

ヘビー級

 ジャーク180に挑戦してやる気を見せた継岡選手だが、トレーニング不足か、自己最高より42.5も低い427.5に終わった。優勝はこれで10回目。大内選手の実弟武選手は健闘よく420をあげて2位に入賞した。日本人リフターでトータル500をなしとげた人はまだいないが、継岡、大内両選手がその500にもっとも近い記録を出していることは周知の事実。両者とも500を目標にしていると伝えられるしとくに大内選手は世界選手権大会で487.5をあげ、あと12.5と至近距離に迫っている。つねにトレーニング不足ぎみの継岡選手も、来年こそはと腕を撫しているそうだから、期して待つべし、である。
(筆者は山野トレーニングルーム・コーチ)

第24回国民体育大会ウェイトリフティング競技成績

◎は世界新、○は日本新、●はジュニア世界新

◎は世界新、○は日本新、●はジュニア世界新

月刊ボディビルディング1969年12月号

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