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日本ボディビル実業団第15回パワーリフティング選手権大会

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月刊ボディビルディング1981年7月号
掲載日:2020.06.05
(フライ級)徳高、(ヘビー級)足立、実業団新記録
(ライト級)長野もスクワット実業団新で優勝 団体優勝は住友金属小倉
団体優勝した住友金属小倉チーム

団体優勝した住友金属小倉チーム

フライ級優勝・徳嵩純大選手(京葉通販)スクワット172.5kg、トータル280kgの2つの実業団新記録を樹立

フライ級優勝・徳嵩純大選手(京葉通販)スクワット172.5kg、トータル280kgの2つの実業団新記録を樹立

日本ボディビル実業団主催第15回パワーリフティング選手権大会は、5月17日、東京・新宿のスポーツ会館において行われた。出場選手は92名(男子86名、女子6名)。

 フライ級は徳富選手がスクワット172.5kg、トータル280kgの実業団新で優勝。バンタム級はベンチ・プレスで7.5kg引き離された奥平選手が、スクワットで2位・篠原選手に15kgの差をつけて優勝。フェザー級はスクワットに強い堀江選手が優勝した。

 ライト級は、53歳の松尾選手が、ベンチ・プレスで152.5kgをあげたが、長野選手がスクワットで実業団新の235kgを上げ、松尾選手に15kgの差をつけて優勝。ミドル級は両種目い強に西村選手が独走。ライト・ヘビー級は狩野、万田の両ベテラン選手の競いとなったが、5kg差で狩野が逃げ切った。

 ミドル・ヘビー級は前田選手が2位に40kgの差をつけて楽勝。ヘビー級は足立選手がスクワット330kg、トータル500kgの2つの実業団新記録を出して優勝した。
 団体戦ではフェザー級(堀江)、ライト級(長野)、ヘビー級(足立)の3クラスで優勝した住友金属小倉が優勝。2位・城谷酒店。

 各クラス優勝者の記録は次のとおり。(各クラス6位までと、女子の部成績明細は本文ニュース欄に。
記事画像3
バンタム級優勝・奥平丈也選手(城谷酒店)

バンタム級優勝・奥平丈也選手(城谷酒店)

フェザー級優勝・堀江辰吉選手(住友金属小倉)

フェザー級優勝・堀江辰吉選手(住友金属小倉)

ミドル級優勝・西村正浩選手(吉田商店)

ミドル級優勝・西村正浩選手(吉田商店)

ライトヘビー級優勝・狩野一男選手(日本電気)

ライトヘビー級優勝・狩野一男選手(日本電気)

ミドルヘビー級優勝・前田都喜春選手(名城大学)

ミドルヘビー級優勝・前田都喜春選手(名城大学)

ライト級優勝・長野武文選手(住友金属小倉)スクワットで235kgの実業団新記録を樹立

ライト級優勝・長野武文選手(住友金属小倉)スクワットで235kgの実業団新記録を樹立

ヘビー級優勝・足立東雄選手(住友金属小倉)スクワット330kg、トータル500kgの2つの実業団新記録を樹立

ヘビー級優勝・足立東雄選手(住友金属小倉)スクワット330kg、トータル500kgの2つの実業団新記録を樹立

月刊ボディビルディング1981年7月号

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