ニュース 1979年11月号
月刊ボディビルディング1979年11月号
掲載日:2018.09.04
■1979年度NABBAミスターユニバース成績表
[註]アマチュアの総合優勝はアーメット・エヌンルで、今大会では総合2位・3位の選出は行われなかった。また、榎本選手がベスト・ポーザー賞を獲得した。
■NABBAユニバース・アマ(’77)プロ(’78’79)3連勝のバーティル・フォックス来日か?
日本ボディビル協会(JBBA)では、来る12月2日、東京・九段会館で開催する第25回ミスター日本コンテストのゲスト・ポーザーとして、1977年度ミスター・ユニバース・アマ総合優勝、1978、1979年度と2年連続プロ総合優勝をなしとげたイギリスのバーティル・フォックスを招くことに決定、さっそく交渉に入った。
NABBAユニバース・コンテストの歴代のチャンピオンの中でも、ずば抜けた物凄いバルクと深く刻まれたデフィニションは、まさに筋肉の怪物というにふさわしい。
すでに写真などではおなじみだが、ぜひ来日して、日本のボディビル・ファンの前にその勇姿を見せてほしいものである。
NABBAユニバース・コンテストの歴代のチャンピオンの中でも、ずば抜けた物凄いバルクと深く刻まれたデフィニションは、まさに筋肉の怪物というにふさわしい。
すでに写真などではおなじみだが、ぜひ来日して、日本のボディビル・ファンの前にその勇姿を見せてほしいものである。
■1979ABBFミスター・アジア選手権レポート菊池、黒木2位、阿野田5位、団体4位
秋晴れといいたいが、真夏の9月14日、フィリピンの首都マニラ市の超一流の豪華なホテル・フィリピン・プラザの大舞踏室で開かれたアジア選手権は、連日の新聞の前宣伝も華々しく、フィリピン上流階級の観衆でうめつくされた。私はいままで何回となく世界各国での国際コンテストに参加したが、今度のような、都会的センスのあふれる華やかな会場は初めてであった。
日本から初めて国際コンテストに参加した黒木、菊池、阿野田の3選手には感激ひとしおであったろう。特筆すべきことは、マルコス大統領が出席して、舞台に立ってスピーチをせられたことである。フィリピン連盟の開催委員会の方々の功績に心から敬意を表し、私たち参加ティーム一同は、同じ舞台にならんで大統領のスピーチを聞き、心から感激した。コンテストの盛会はいうまでもなく、私たち参加ティームへの宿泊、食事などのサービスも申し分なく私たちは心からフィリピン連盟に感謝して思い出多いマニラを発った。
参加国は、バングラディッシュ、ホンコン、インド、インドネシア、イラク、日本、韓国、マレーシア、パキスタン、フィリピン、シンガポールの12ヵ国で、参加選手は36名であった。
各クラスの入賞者は次のとおり。
日本から初めて国際コンテストに参加した黒木、菊池、阿野田の3選手には感激ひとしおであったろう。特筆すべきことは、マルコス大統領が出席して、舞台に立ってスピーチをせられたことである。フィリピン連盟の開催委員会の方々の功績に心から敬意を表し、私たち参加ティーム一同は、同じ舞台にならんで大統領のスピーチを聞き、心から感激した。コンテストの盛会はいうまでもなく、私たち参加ティームへの宿泊、食事などのサービスも申し分なく私たちは心からフィリピン連盟に感謝して思い出多いマニラを発った。
参加国は、バングラディッシュ、ホンコン、インド、インドネシア、イラク、日本、韓国、マレーシア、パキスタン、フィリピン、シンガポールの12ヵ国で、参加選手は36名であった。
各クラスの入賞者は次のとおり。
[概評] 参加国の中ではイラクが断然優秀で、4名参加中3名がそれぞれのクラスで1位を占め、残る1名が4位であった。バルクが格段によく、とくに全員大胸筋も大腿もバルクがあり、カットもあり、凄かった。あとはあまり差異はなかったが、インド、パキスタン、インドネシア、などの国々は概していい選手が少なかった。日本はいま一息頑張って、日本全体のレベル・アップをすれば、ティーム成績2位は容易であろう。日本以外のアジアの諸国のビルダーたちは、器具も食事も充分でないトレーニングをしていることがわかり、日本の選手は恵まれた環境をもっと利用してさらに一層の奮起をすべきだと感じた(松山令子)
■1979年度第9回世界パワーリフティング選手権大会日本選手団決まる!
団長・関二三男 副団長兼コーチ・鈴木正之、山本政行 <フライ級>因幡英昭、徳嵩純大 <バンダム級>伊差川浩之、丸本秀敏 <フェザー級>島丸英夫 <ミドル級>中尾達文、植田英司 <ライト・ヘビー級>鈴木正之、川口和年
■朝日建材工業(高松市)ボディビル部発足
香川県下には、かねてより坂出市の番の州工業団地を中心にして、川崎重工、三菱化成、石垣機工の3つの大企業にボディビル・クラブがあり、それぞれ活発なクラブ活動を行っているが、昨年9月、高松市内の企業としては初めて朝日建材工業(アルミサッシ、スチールサッシの総合メーカー)にボディビル・クラブが誕生した。
これは、同社に勤務する浜野敏行氏を中心にして、同社の仕事仲間20数名が集まってつくったもので、名称も「朝日建材工業ボディビル部”健友会”」として発足したものである。そしてさっそく、社員の健康と体力づくりを旗印に同好の士20数名を中心にして毎日、仕事前、昼休み、仕事の終了後の3回に分けてトレーニングをはじめた。
しかし、なにぶんにもバーベルを始めて握る人ばかりのため、正しいトレーニング法や栄養・生理学等がよくわからず、雑誌や書籍を見ながら手さぐりの練習をやってきたが、今年5月より毎月1回ずつ高松トレーニング・クラブの中尾達文氏を招いて講習を受けた結果、メキメキ効果があらわれ、ついに今夏のミスター香川コンテストには浜野敏行選手が決勝に進出をはたした。また、秋の香川県パワーリフティング選手権大会にも代表選手を出そうと、目下全員張り切ってトレーニング中である。
これは、同社に勤務する浜野敏行氏を中心にして、同社の仕事仲間20数名が集まってつくったもので、名称も「朝日建材工業ボディビル部”健友会”」として発足したものである。そしてさっそく、社員の健康と体力づくりを旗印に同好の士20数名を中心にして毎日、仕事前、昼休み、仕事の終了後の3回に分けてトレーニングをはじめた。
しかし、なにぶんにもバーベルを始めて握る人ばかりのため、正しいトレーニング法や栄養・生理学等がよくわからず、雑誌や書籍を見ながら手さぐりの練習をやってきたが、今年5月より毎月1回ずつ高松トレーニング・クラブの中尾達文氏を招いて講習を受けた結果、メキメキ効果があらわれ、ついに今夏のミスター香川コンテストには浜野敏行選手が決勝に進出をはたした。また、秋の香川県パワーリフティング選手権大会にも代表選手を出そうと、目下全員張り切ってトレーニング中である。
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