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ニュース 1981年5月号

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月刊ボディビルディング1981年5月号
掲載日:2020.05.20

■昭和55年全日本学生パワーリフティング五傑ならびに日本学生記録

記録・松尾昌文
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■ビルダー歌手“ボディーひろし”(元ミスター京都・伊原宏)クラウンレコードからデビュー

 昭和44年にミスター京都、ミスター西日本コンテストに優勝し、ミスター日本コンテストなどにも出場したことのある伊原宏選手は、京都市でスナック“えーとこ”を経営しながら、現在も週1~2回のトレーニングを欠かさず、その上、歌が好きで、ほずみ音楽学院と沢田音楽学院で12年間、きびしいレッスンをつづけ、一昨年、プロテストに合格、昨年9月1日からクラウンレコードの専属歌手としてデビューした。デビュー曲はA面が「人世舟」B面が「木屋町みれん」で昨年12月25日全国発売となり、現在、関西地区の有線放送でヒットをつづけている。
[“ボディひろし”の芸名でプロ歌手としてデビューした元ミスター京都の伊原宏選手]

[“ボディひろし”の芸名でプロ歌手としてデビューした元ミスター京都の伊原宏選手]

■第4回全日本女子パワーリフティング選手権 

3月15日 於・スポーツ会館
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■第6回東京都パワーリフティング選手権成績表

3月22日 於=東京YMCAトレーニング場
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■ヒンズー・スクワット連続4100回(約2時間)
 ―秋田トレーニング・センターの永田選手―

 秋田トレーニング・センターでは、今年度より毎年1回定期的に体力大会を行うことになり、まず第1回目として去る2月21日、ヒンズー・スクワット大会を行った。
 会員には、2ヵ月前に予告をし、それぞれ練習を積んでおり、優勝は2500回ぐらいであろうと予想していたが、それをはるかに上まわる好記録が続出した。
 運動のやり方は、手でリズムをとりながら、2秒に1回ぐらいのスピードで行うのだが、これを1時間以上行うのはかなりきついらしく、1、2位になった永田、佐藤両選手とも、もうコリゴリ、来年は絶対に出場しないと、試合が終ったとたん、その場に坐り込んでしまったほどである。当日の上位6名は次のとおり。(秋田TC・嵯峨次夫)
1位・永田慶伸(28歳)4100回 4位・倉橋 研 2831回
2位・佐藤幸雄(27歳)4002回 5位・山下 実 2500回
3位・猪田良一(中3) 2833回 6位・富樫 淳 2222回

■IFBB・JAPANニュース

[ミスター・サウス・パシフィック、ワールド・ゲーム・チャンピオンシップス日本代表選考会に出場した選手たち]

[ミスター・サウス・パシフィック、ワールド・ゲーム・チャンピオンシップス日本代表選考会に出場した選手たち]

■第18回1981年度香川県春季パワーリフティング選手権大会(新人戦)

3月22日 於・鉄工体育館
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■1980“ミス・オリンピア”レイチェル・マクリッシュさんが来日

 昨年8月、アメリカ・フィラデルフィアで行われた「ミス・オリンピア」で優勝したレイチェルさんが、4月2日7時から放映されたフジテレビ「チャレンジ・ザ・ギネス’81」に出演し、美事な肉体美と華麗なポージングを披露した。そして、この番組に立ち会ったギネスブックのマッカーター編集長から、世界一と認められ、1982年度のギネスブックに掲載されることになった。
 レイチェルさんは、テキサスでご主人と一緒にアスレティック・ジムを経営しており、「男性と違って、女性は筋肉隆々にならず、プロポーションの美しさが保たれるから心配せずにボディビルをどうぞ」と語っていた。ちなみにレイチェルさんのサイズは、身長168cm、体重54.4kg、バスト84.6cm、ウエスト55.9cm、ヒップ88.9cm。
 なお、彼女は6年前からトレーニングをしているが、本格的に集中してやり出したのは1年前からだそうで、柔軟体操は毎日、ボディビルは1日おき週3回実施しているそうだ。
(写真・レポート=松戸BC・田崎二郎)
[世界一の肉体美を披露するレイチェルさん]

[世界一の肉体美を披露するレイチェルさん]

月刊ボディビルディング1981年5月号

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