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1978年度 IFBBユニバース速報

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月刊ボディビルディング1979年1月号
掲載日:2018.08.09
ヘビー・クラスで優勝したメンツァーを祝福するビル・パール

ヘビー・クラスで優勝したメンツァーを祝福するビル・パール

カメラ&リポート
IFBB・JAPAN副会長 磯村俊夫
 IFBBが誇るビッグ・イベント、'78IFBBミスター・ユニバース・コンテストは、11月5日、メキシコ政府の主催で“世界の避暑地”アカプルコのコンベンション・センター(テオチワカン・ホール)に5,000余人という超満員の大観衆を集めて盛大に開催された。
 日本からは小野幸利、谷口明(以上ライト・クラス)、臼井オサム(ミドル・クラス)の3人の代表選手のほか、役員として松山令子(団長)、磯村俊夫(コーチ)、後藤紀久(審査員)の3名が同行した。
 出場選手は世界の43ヵ国から80名の代表選手がエントリーしてきた。その中にはヘビー・クラス優勝候補筆頭のマイク・メンツァーを始め、ピーター・スタッチ、カルロス・ロドリゲス、トム・プラッツ、チェン・ウイントといった超大物が含まれている。これらの世界の強豪を相手に、日本代表の3選手はよく健闘したが、惜しくも決勝進出はならなかった。とくに谷口明選手は、入賞まであと一歩のところまでいきながら、僅少差で入賞を逸したのがまことに残念であった。
 本大会には、今年もミスター・オリンピアで強敵ロビー・ロビンソンを破って再びタイトル・ホルダーとなったフランク・ゼーン、いまやアメリカの売れっ子の映画スター、ルウ・フェリーノ、世界中のビルダーから尊敬され慕われるビル・パールらが姿を見せて大会に花を添え、足の怪我も完治したフランコ・コロンブが元気にゲスト・ポーザーをつとめて観衆をわかせた。
(次号では、審査の内容や、エピソード、総会の模様などを含めて、コンテストの詳細をお知らせしますのでお楽しみに)
 各クラスの入賞者は次のとおり。
記事画像2
ヘビー・クラス優勝●マイク・メンツァー

ヘビー・クラス優勝●マイク・メンツァー

ミドル・クラス優勝●トム・プラッツ

ミドル・クラス優勝●トム・プラッツ

ライト・クラス優勝●カルロス・ロドリゲス

ライト・クラス優勝●カルロス・ロドリゲス

ヘビー・クラス2位●ジュサップ・ウィルコッツ

ヘビー・クラス2位●ジュサップ・ウィルコッツ

ライト・クラス3位●ロベルト・ダントリンガー

ライト・クラス3位●ロベルト・ダントリンガー

ミドル・クラス2位●ピーター・スタッチ

ミドル・クラス2位●ピーター・スタッチ

ミドル・クラス3位●ダーシー・ベックルス

ミドル・クラス3位●ダーシー・ベックルス

ライト・クラス2位●レナード・ヘルターニャ

ライト・クラス2位●レナード・ヘルターニャ

ゲスト・ポーザー●フランコ・コロンブ

ゲスト・ポーザー●フランコ・コロンブ

ヘビー・クラス比較審査で激闘を演じるジュサップ(左)とメンツァー

ヘビー・クラス比較審査で激闘を演じるジュサップ(左)とメンツァー

ミドル・クラスの比較審査風景。左から2人目が優勝したプラッツ

ミドル・クラスの比較審査風景。左から2人目が優勝したプラッツ

ライト・クラス。左から3人目が小野幸利選手

ライト・クラス。左から3人目が小野幸利選手

ミドル・クラスに出場した臼井オサム選手

ミドル・クラスに出場した臼井オサム選手

ライト・クラスで健闘した谷口明選手

ライト・クラスで健闘した谷口明選手

月刊ボディビルディング1979年1月号

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