フィジーク・オンライン

ニュース 1981年7月号

この記事をシェアする

0
月刊ボディビルディング1981年7月号
掲載日:2020.06.08

■第15回実業団パワーリフティング選手権大会

5月17日 於・スポーツ会館
記事画像1

■第7回愛知県パワーリフティング大会成績表

4月26日 於・愛知県体育館第2競技場
(愛知県パワーリフティング協会理事長・伊藤定春)

(愛知県パワーリフティング協会理事長・伊藤定春)

愛知県パワーでトータル750kgの日本新を出した前田選手

愛知県パワーでトータル750kgの日本新を出した前田選手

■第7回1981年度全四国パワーリフティング選手権大会

4月26日 於=高松市・鉄工体育館
(記録=中尾達文)

(記録=中尾達文)

■1981年度パワーリフティング福岡県大会成績表

5月10日 於・久留米トレーニング・センター
(記録=久留米トレーニングセンター・田中要)

(記録=久留米トレーニングセンター・田中要)

■第31回関東学生パワーリフティング選手権大会

5月17日 於・東京大学教養学部体育館
(記録=松尾昌文)

(記録=松尾昌文)

■第23回東北学生パワーリフティング選手権大会

5月17日 於・東北学院大学卓球場
(東北学生ボディビル連盟理事長・辺見武)

(東北学生ボディビル連盟理事長・辺見武)

■第1回有明地区女子アーム・レスリング大会

 大会は5月18日、午後7時から大牟田市の有明ボディル・センターで開かれた。有明地区(熊本県北部・福岡県南部)から集まった20歳前後の若い女性ばかりの腕自慢8名がリーグ戦でぶつかった。その結果、

優勝 根来栄子 (21歳、家事手伝い)
2位 酒匂あけみ (23歳、OL)

と決定。なお、この模様は、6月1日、朝7時20分からNHK「話題の窓」で、全九州、沖縄に放映された。
(レポート=有明ボディビル・センター・出村龍一)

■1981年度千葉県パワーリフティング選手権大会成績

(千葉県ボディビル協会理事長・遠藤光男)

(千葉県ボディビル協会理事長・遠藤光男)

■JPA国際部ニュース………国際部長・吉田進

①ラリー・パシフィコ、左手中指切断の大事故を克服してカムバック

 世界選手権で9回優勝という輝かしい記録を誇るアメリカのラリー・パシフィコも、昨年は全米選手権でのデッド・リフトの失敗によって、世界選手権への出場権を失なってしまった。さらに悪いことは続くもので、彼は昨年10月の試合で、ベンチ・プレスの世界新記録への挑戦中(100kg級で265kg)、途中までバーベルを上げたとき、突然バランスを失ない、ベンチ・プレス台のスタンドに左手中指をはさみ、切断してしまったのである。

 幸い、すぐにヘリコプターで病院に直行し、手術は成功したが、昨年、私がテキサスで行なわれた世界選手権時に会った時は、その指は平常の2倍ほどにふくれあがり、ほとんど動かせない状態で〝ラリー・パシフィコは、もうデッド・リフトが出来ないのではないか〟というのが大方のうわさだった。

 ところが、パシフィコは、そんなうわさを見事に打ち破り、去る2月22日、オハイオ州で行われたボブ・ムーン・メモリアル大会に出場し、トータル880kgをあげ100kg級で優勝、カムバック第一戦を飾ったのである。

 この記録は、彼のもつ100kg級の世界記録935kgには及ばないが、今年の全米選手権までにはベストにもどるであろうと関係者は語っている。ちなみに、2月22日の種目別のパシフィコの記録は、スクワット342.5kg、ベンチ・プレス240kg、デッド・リフト297.5kgであった。

②全米学生パワーリフティング選手権大会

 3月19~21日 於=ペンシルバニア・カッツタウン大学
記事画像9
月刊ボディビルディング1981年7月号

Recommend