フィジーク・オンライン
  • トップ
  • スペシャリスト
  • 1980年度第26回ミスター日本コンテスト 総合優勝・朝生照雄 2位・石井直方、3位・長宗五十夫

1980年度第26回ミスター日本コンテスト
総合優勝・朝生照雄
2位・石井直方、3位・長宗五十夫

この記事をシェアする

0
月刊ボディビルディング1980年11月号
掲載日:2019.11.29
 日本ボディビル協会(JBBA)主催、第26回ミスター日本コンテストは、全国各都道府県の代表選手37名(クラスⅠ13名、クラスⅡ24名)が参加して、9月28日、大阪・高島屋ローズシアターで開催された。
 審査はまずクラス別に行われ、各クラスの上位6名が次のように選出された。
 
<クラスⅠ>
朝生、長宗、金城、
宮畑、関口、東海林
<クラスⅡ>
石井、塚本、粟井
小山、佐藤、山崎

 以上12名の中から総合決勝進出者として、クラスⅠから朝生、長宗、金城、クラスⅡから石井、塚本、粟井の6名が選出された。
 総合決勝審査の結果、持ち前のバルクにカットをつけ、全身どこといって欠点のなかった朝生選手が念願の栄冠を獲得した。2位には実業団青年の部で優勝して勢いにのる石井選手が見事な上半身を見せて入賞したが、石井選手にもうひとつ脚のキレがあったら、あるいは朝生選手と順位が入れかわっていたかも知れない。
 3位には長宗選手が入ったが、ユニバース出場の疲れが残っていたのか、バルク、カットとも昨年優勝したときほどの精彩がなかった。4位の金城選手は、筋肉のすご味という点では、この大会で最も傑出していたといってもいい。これに肩、胸の部分にもう少しバルクがつけば、全日本制覇も決して夢ではない。5位には、まっ黒に肌を焼き、鋭いデフィニションをつけた粟井選手、6位には太い筋肉と迫力あるポージングを見せた塚本選手が入った。
 総合順位、クラス順位、部分賞は次のとおり。
 
≪総合の部≫
優勝・朝生照雄(東京、30歳)
2位・石井直方(東京、25歳)
3位・長宗五十夫(兵庫、32歳)
4位・金城正勝(沖縄、27歳)
5位・粟井直樹(大阪、27歳)
6位・塚本猛義(大阪、30歳)

≪クラスⅠ≫
優勝・朝生照雄(165㎝、77㎏)
2位・長宗五十夫(163㎝、67㎏)
3位・金城正勝(163㎝、70㎏)
4位・宮畑豊(165㎝、78㎏)
5位・関口敏夫(161㎝、68㎏)
6位・東海林徹(164㎝、70㎏)

≪クラスⅡ≫
優勝・石井直方(175㎝、85㎏)
2位・塚本猛義(169㎝、74㎏)
3位・粟井直樹(170㎝、76㎏)
4位・小山裕史(173㎝、85㎏)
5位・佐藤啓治(168㎝、75㎏)
6位・山崎義夫(167㎝、69㎏)

≪部分賞≫
胸・脚=朝生照雄
腕=塚本猛義
腹=宮畑豊
背=石井直方
首=長宗五十夫
モストマスキュラーマン=朝生照雄
総合決勝比較審査。左から石井、粟井、塚本、朝生、金城、長宗

総合決勝比較審査。左から石井、粟井、塚本、朝生、金城、長宗

総合上位3名。左から2位・石井、優勝・朝生、3位・長宗

総合上位3名。左から2位・石井、優勝・朝生、3位・長宗

総合決勝比較審査。左から石井、粟井、塚本、朝生、金城、長宗

総合決勝比較審査。左から石井、粟井、塚本、朝生、金城、長宗

総合優勝・クラスⅠ優勝★朝生照雄選手

総合優勝・クラスⅠ優勝★朝生照雄選手

総合2位・クラスⅡ優勝★石井直方選手

総合2位・クラスⅡ優勝★石井直方選手

総合3位・クラスⅠ2位★長宗五十夫選手

総合3位・クラスⅠ2位★長宗五十夫選手

総合4位・ララスⅠ3位★金城正勝選手

総合4位・ララスⅠ3位★金城正勝選手

総合5位・スラスⅡ3位★粟井直樹選手

総合5位・スラスⅡ3位★粟井直樹選手

総合6位・クラスⅡ2位★塚本猛義選手

総合6位・クラスⅡ2位★塚本猛義選手

クラスⅠ 4位★宮畑 豊選手

クラスⅠ 4位★宮畑 豊選手

クラスⅠ 5位★関口敏夫選手

クラスⅠ 5位★関口敏夫選手

クラスⅠ 6位★東海林 徹選手

クラスⅠ 6位★東海林 徹選手

クラスⅡ 4位★小山裕史選手

クラスⅡ 4位★小山裕史選手

クラスⅡ 5位★佐藤啓治選手

クラスⅡ 5位★佐藤啓治選手

クラスⅡ 6位★山崎義夫選手

クラスⅡ 6位★山崎義夫選手

月刊ボディビルディング1980年11月号

Recommend