JBBA昭和53年度公認指導員認定試験問題と解答<2>
月刊ボディビルディング1979年2月号
掲載日:2018.10.07
日本ボディビル協会では去る11月25日、26日の両日、東京で昭和53年度公認指導員の講習会ならびに認定試験を行なった。以下はそのときの試験問題と模範解答です。解答は出題された鈴木正之先生(名城大学助教授)にお願いしました。
◎トレーニング理論……鈴木正之
1、下表は体力の構成表である。()内に適当な語を入れよ。
2、筋力に及ぼす負荷の大きさによる影響について記せ。
3、()内に適当な語を入れよ。
イ.筋収縮の形には2つの方式があり、1つは等尺性筋収縮を応用したもので(アイソメトリックス、または静的トレーニング)と呼ばれ、いま1つは等張性筋収縮を応用したもので(アイソトニックス、または動的トレーニング)と呼ばれる。
ロ.サーキット・トレーニングは筋力(持久力)、(スピード)を同時高めるために行なうトレーニングである。
ハ.筋力トレーニング頻度は、1日1回行なえば最大のトレー二ング効果が、2日に一度では(85)%となり、3日に一度では(70%)の効果となる。
二.毎日トレーニングを続けるとトレーニングの効果は早いが、しかし、トレーニング期間が短いと、トレーニング中止後のトレー二ング効果が(早く)減退し、(定着性)がない。
ホ.筋力を高めたいときには(低回数、またはロー・レペティション)制がよく、筋持久力を高めたいときは、(高回数、または、ハイ・レペティション)制が良い。
ヘ.インターバル・トレーニングは(持久性)を養成するトレーニングで、レぺティション・トレーニングは、(スピード)を養成するトレーニングである。
ロ.サーキット・トレーニングは筋力(持久力)、(スピード)を同時高めるために行なうトレーニングである。
ハ.筋力トレーニング頻度は、1日1回行なえば最大のトレー二ング効果が、2日に一度では(85)%となり、3日に一度では(70%)の効果となる。
二.毎日トレーニングを続けるとトレーニングの効果は早いが、しかし、トレーニング期間が短いと、トレーニング中止後のトレー二ング効果が(早く)減退し、(定着性)がない。
ホ.筋力を高めたいときには(低回数、またはロー・レペティション)制がよく、筋持久力を高めたいときは、(高回数、または、ハイ・レペティション)制が良い。
ヘ.インターバル・トレーニングは(持久性)を養成するトレーニングで、レぺティション・トレーニングは、(スピード)を養成するトレーニングである。
◎解剖・生理学……鈴木正之
1、()内に正しく筋の分類をせよ。
2、下図の①~⑪までの筋名を記せ。
①胸鎖乳突筋
②僧帽筋
③大胸筋
④三角筋
⑤上腕二頭筋
⑥外腹斜筋
⑦腹直筋
⑧長内転筋
⑨縫工筋
⑩大腿直筋
⑪外側広筋
②僧帽筋
③大胸筋
④三角筋
⑤上腕二頭筋
⑥外腹斜筋
⑦腹直筋
⑧長内転筋
⑨縫工筋
⑩大腿直筋
⑪外側広筋
3、()内に適当なる語を入れよ。
イ.筋の形態は、紡錘状筋、(羽状筋)、(半羽状筋)、(二頭筋)、(三角筋)、(四頭筋)、二腹筋、多膜筋などに区別できる。
ロ.胸郭は(肋骨)、(胸骨)と胸椎によって構成されている。
ハ.前腕の骨は(橈骨)、(尺骨)の2本により、下腿は、(脛骨)、(腓骨)の2本により構成されている。
ニ.筋には赤筋と白筋があり、赤筋は(持久力)を必要とする作業に、白筋は(瞬発力)を必要とする作業に適している。
ホ.筋量が増加するためには、代謝産物の多量蓄積のための(運動)と、筋蛋白質の素材たる(蛋白質)を食物として多量に補う必要がある。
ロ.胸郭は(肋骨)、(胸骨)と胸椎によって構成されている。
ハ.前腕の骨は(橈骨)、(尺骨)の2本により、下腿は、(脛骨)、(腓骨)の2本により構成されている。
ニ.筋には赤筋と白筋があり、赤筋は(持久力)を必要とする作業に、白筋は(瞬発力)を必要とする作業に適している。
ホ.筋量が増加するためには、代謝産物の多量蓄積のための(運動)と、筋蛋白質の素材たる(蛋白質)を食物として多量に補う必要がある。
月刊ボディビルディング1979年2月号
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