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1981年度第16回ミスター日本ボディビル実業団コンテスト
塚本(青年の部)、梅村(壮年の部)優勝

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月刊ボディビルディング1981年11月号
掲載日:2020.08.03
左から西脇美智子さん、梅村輝雄選手、上原美和子さん、塚本猛義選手

左から西脇美智子さん、梅村輝雄選手、上原美和子さん、塚本猛義選手

 コンテストは9月15日、東京・品川文化会館で行われ、男子青年の部38名、壮年の部23名、ミス健康美の部47名の選手によって今年度実業団日本一の座が競われた。

 まず青年の部では、佐藤、塚本、粟井の3つどもえとなったが、佐藤選手にミスター東京ほどの迫力がなく、栗井選手も昨年のミスター日本ほどのキレがなく、結局、塚本選手が僅少差で優勝。つづく壮年の部では、山崎、梅村のトヨタ同志の争いとなり、バルクに勝る梅村選手が優勝した。

 ミス健康美の部では、昨年度2位の上原美和子さんが、昨年度優勝の西脇美智子さんを押えて優勝、3位には加藤和江さんが入った。

各部の成績は次のとおり。
記事画像2
[註]( )内の数字は、左から身長、体重、バスト、ウエスト、ヒップのサイズを示す

第4回ミス・ボディビル実業団健康美コンテスト
ミス健康美日本一に上原美和子さん

青年の部1位・塚本猛義選手

青年の部1位・塚本猛義選手

壮年の部1位・梅村輝雄選手

壮年の部1位・梅村輝雄選手

ミス健康美1位・上原美和子さん

ミス健康美1位・上原美和子さん

ミス健康美2位・西脇美智子さん

ミス健康美2位・西脇美智子さん

シェイプ・アップ

加藤和江さん(3位)

加藤和江さん(3位)

稲田耕子さん(6位)

稲田耕子さん(6位)

松本良美さん(10位)

松本良美さん(10位)

 秋晴れの9月15日、品川文化会館でミス健康美コンテストが華麗に催された。出場者約50名、平均年令20才ちょっと。いずれがあやめ、かきつばた。写真のようにウェイトを用いた全身美容の効果を披露した’81美神群像である。

 ミス・ボディコンがかくも花々しく競われたのは、本邦初ではなかろうか。ウーマン翔ぶ現代にピッタシの快挙に応えて登場した美女たち、耳をツンザク音に乗って、ニコニコと、あるいはイキイキ溌刺と、若さ溢れるエネルギーを爆発させていた。

 発祥はアメリカのウーマン・リブの由、だが日本の場合はイメージが異なる。グロテスクな筋肉は一片もなく、すべてソフトな健康美、シェイプ・アップもさりながら、カラフルにしてジョイフル、まことにナウく見事でワンダフル。

 個人個人の優劣比較よりも、綜合的に明るく輝かしかった、という印象の方が、10数日たった今日現在の記憶に未だ濃い。

(原田 隆正)

健康美の競演

宮浦陽子さん(チャーミング賞)

宮浦陽子さん(チャーミング賞)

田中則子さん

田中則子さん

小田切久美さん

小田切久美さん

上原美和子さん(1位)

上原美和子さん(1位)

竹部淳子さん

竹部淳子さん

鈴木久枝さん(8位)

鈴木久枝さん(8位)

シェイプ・アップ

峯田和歌子さん(チャーミング賞)

峯田和歌子さん(チャーミング賞)

大垣純子さん(4位)

大垣純子さん(4位)

小出和子さん

小出和子さん

菜沢 薫さん

菜沢 薫さん

小山美智子さん

小山美智子さん

健康美の競演

山口千春さん

山口千春さん

西脇美智子さん(2位)

西脇美智子さん(2位)

加藤久美子さん(7位)

加藤久美子さん(7位)

芝 風美子さん

芝 風美子さん

須藤ゆきさん

須藤ゆきさん

石川久子さん

石川久子さん

田吹美智代さん(5位)

田吹美智代さん(5位)

井上潤子さん

井上潤子さん

斉藤ひろみさん(9位)

斉藤ひろみさん(9位)

月刊ボディビルディング1981年11月号

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