1981年度27回JBBAミスター日本コンテスト
総合優勝 石井直方選手
〈総合2位・クラスⅠ優勝〉宮畑豊選手
月刊ボディビルディング1981年12月号
掲載日:2020.08.18
上位入賞者
1981年度第27回JBBAミスター日本コンテストは、11月1日、東京・有楽町の読売ホールにおいて開催され、北は北海道、南は沖縄にいたる全国の代表50選手(クラスⅠ20名、クラスⅡ30名)によって、第27代全日本チャンピオンの座が競われた。
その結果、持ち前のバルクにデフィニションをつけ、一段と迫力を増した石井選手がクラスⅡ優勝と総合優勝をなし遂げた。2位、3位は宮畑、朝生両選手の接戦となったが、ヒゲをたくわえてイメージ・チェンジをはかり、真っ黒に焼いた肌と、全身に鋭いカットをつけ、うまいポージングと不屈の執念で、僅かに朝生選手を押えてクラスI優勝と総合2位に入った。朝生選手は、バルクの大きさ、カーフの凄さは相変わらず維持していたが、全体的にキレが甘く、生まれつきの色白とあいまって、もう1つ迫力がなかった。
精悍なマスクと太い腕が印象的だった粟井選手が4位に入ったが、いまのカットを維持しながら、全身的にもう1まわりバルクをつければ、さらに上位に進出することは間違いない。
久しぶりの出場で期待された奥田選手は、日本人離れのしたバルク、とくに腕の太さはさすがだったが、朝生選手と同じように、肌が白く、キレも甘く、それにポージングも練習不足と思われ、5位にとどまった。
なお、ゲスト・ポーザーとして日本のビッグ・ツー、杉田、須藤の両選手、実業団ミス健康美コンテストの上位人賞者、韓国招待選手が登場して観衆を熱狂させた。
総合・クラス別の成績は次のとおり。(7位は得点順)
その結果、持ち前のバルクにデフィニションをつけ、一段と迫力を増した石井選手がクラスⅡ優勝と総合優勝をなし遂げた。2位、3位は宮畑、朝生両選手の接戦となったが、ヒゲをたくわえてイメージ・チェンジをはかり、真っ黒に焼いた肌と、全身に鋭いカットをつけ、うまいポージングと不屈の執念で、僅かに朝生選手を押えてクラスI優勝と総合2位に入った。朝生選手は、バルクの大きさ、カーフの凄さは相変わらず維持していたが、全体的にキレが甘く、生まれつきの色白とあいまって、もう1つ迫力がなかった。
精悍なマスクと太い腕が印象的だった粟井選手が4位に入ったが、いまのカットを維持しながら、全身的にもう1まわりバルクをつければ、さらに上位に進出することは間違いない。
久しぶりの出場で期待された奥田選手は、日本人離れのしたバルク、とくに腕の太さはさすがだったが、朝生選手と同じように、肌が白く、キレも甘く、それにポージングも練習不足と思われ、5位にとどまった。
なお、ゲスト・ポーザーとして日本のビッグ・ツー、杉田、須藤の両選手、実業団ミス健康美コンテストの上位人賞者、韓国招待選手が登場して観衆を熱狂させた。
総合・クラス別の成績は次のとおり。(7位は得点順)
総合優勝・クラスⅠ優勝●石井直方選手
総合2位・クラスⅡ優勝●宮畑 豊選手
総合3位・クラスⅡ2位●朝生照雄選手
総合4位・クラスⅠ2位●粟井直樹選手
総合5位・クラスⅠ3位●奥田孝美選手
総合6位・クラスⅡ4位●小山裕史選手
総合7位・クラスⅡ5位●白田稔選手
総合7位・クラスⅠ3位●金城正秀選手
総合7位・クラスⅡ6位●塚本猛義選手
総合7位・クラスⅠ4位●関口敏夫選手
総合7位・クラスⅠ5位●東海林徹選手
総合7位・クラスⅠ6位●後藤裕己選手
ゲスト●杉田茂選手
ゲスト●須藤孝三選手
月刊ボディビルディング1981年12月号
Recommend
-
-
- ベストボディ・ジャパンオフィシャルマガジン第二弾。2016年度の大会の様子を予選から日本大会まで全て掲載!
- BESTBODY JAPAN
- BESTBODY JAPAN Vol.2
- 金額: 1,527 円(税込)
-