東大、東日本を制覇!
チャンピオンも東大の保川
個人チャンピオンも、下級生時代から上位入賞常連で最後のシーズンにかける東大の保川と決まる。関東学生2連覇の今鶴(明治大)はまたも東日本優勝を果たせず第2位に。3位には東北から高橋(東北学院大)。4位には早稲田大の清水が入り、優勝争いはこの4選手の接戦となった。
東大は出場5選手全員が決勝進出、3名が10位以内入賞という充実ぶり。春の関東パワー優勝、同ボディ準優勝、秋の同パワー準優勝と、押しも押されもしない大学ナンバーワンにのしあがった。学生らしい熱気があふれる大会の終幕に、やはり今年度ミスター日本優勝の東大OB石井直方氏から表彰を受けたその姿が印象に残る。
団体入賞6校は春の関東大会と全く同じ顔ぶれとなり、東北、北海道勢が食い込むことはできなかった。
ベスト3が晴れの表彰台に。左から2位・今鶴、1位・保川、3位・高橋。部分賞もこの3選手で占めた
優勝・保川清(東大)。ボディ、パワーともに実力者でありつづけ、その筋肉の充実度でついに東日本学生王座を射止めた。
2位・今鶴治信(明治)つねに保川を一歩リードしてきたが、今回は逆転され準優勝
3位・高橋重信(東北学院)。関東以外からの唯一の入賞。バランスのとれた体と斬新なポージングで気を吐く。
4位・清水博之(早稲田)。落ち着いたポージングとスケールの大きさで優勝争いの一角に。
5位・松山登代志(法政)。成長株の筆頭。来年度の優勝候補の一人。
6位・川口最大(法政)。今ひとつ伸び悩みの感があった大型選手だが、最終シーズンで堂々の6位入賞。
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