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東大、東日本を制覇!
チャンピオンも東大の保川

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月刊ボディビルディング1982年1月号
掲載日:2020.08.25
 11月15日、法政大学学生会館大ホールで行われた東日本学生ボディビル選手権大会は、近年着実に力をつけてきた東京大学の団体優勝となった。
 個人チャンピオンも、下級生時代から上位入賞常連で最後のシーズンにかける東大の保川と決まる。関東学生2連覇の今鶴(明治大)はまたも東日本優勝を果たせず第2位に。3位には東北から高橋(東北学院大)。4位には早稲田大の清水が入り、優勝争いはこの4選手の接戦となった。
 東大は出場5選手全員が決勝進出、3名が10位以内入賞という充実ぶり。春の関東パワー優勝、同ボディ準優勝、秋の同パワー準優勝と、押しも押されもしない大学ナンバーワンにのしあがった。学生らしい熱気があふれる大会の終幕に、やはり今年度ミスター日本優勝の東大OB石井直方氏から表彰を受けたその姿が印象に残る。
 団体入賞6校は春の関東大会と全く同じ顔ぶれとなり、東北、北海道勢が食い込むことはできなかった。
記事画像1
ベスト3が晴れの表彰台に。左から2位・今鶴、1位・保川、3位・高橋。部分賞もこの3選手で占めた

ベスト3が晴れの表彰台に。左から2位・今鶴、1位・保川、3位・高橋。部分賞もこの3選手で占めた

優勝・保川清(東大)。ボディ、パワーともに実力者でありつづけ、その筋肉の充実度でついに東日本学生王座を射止めた。

優勝・保川清(東大)。ボディ、パワーともに実力者でありつづけ、その筋肉の充実度でついに東日本学生王座を射止めた。

2位・今鶴治信(明治)つねに保川を一歩リードしてきたが、今回は逆転され準優勝

2位・今鶴治信(明治)つねに保川を一歩リードしてきたが、今回は逆転され準優勝

3位・高橋重信(東北学院)。関東以外からの唯一の入賞。バランスのとれた体と斬新なポージングで気を吐く。

3位・高橋重信(東北学院)。関東以外からの唯一の入賞。バランスのとれた体と斬新なポージングで気を吐く。

4位・清水博之(早稲田)。落ち着いたポージングとスケールの大きさで優勝争いの一角に。

4位・清水博之(早稲田)。落ち着いたポージングとスケールの大きさで優勝争いの一角に。

5位・松山登代志(法政)。成長株の筆頭。来年度の優勝候補の一人。

5位・松山登代志(法政)。成長株の筆頭。来年度の優勝候補の一人。

6位・川口最大(法政)。今ひとつ伸び悩みの感があった大型選手だが、最終シーズンで堂々の6位入賞。

6位・川口最大(法政)。今ひとつ伸び悩みの感があった大型選手だが、最終シーズンで堂々の6位入賞。

月刊ボディビルディング1982年1月号

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