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★第16回全日本東西対抗学生ボディビル選手権大会★
学生チャンピオンは今鶴(明大)に!

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月刊ボディビルディング1982年2月号
掲載日:2020.08.27
 1981年度の学生ボディビル日本一を決める全日本東西対抗学生ボディビル選手権大会は、12月13日、大阪・枚方市の関西外国語大学で行なわれた。
 東日本チャンピオンの保川(東大)、西日本チャンピオンの長谷部(京大)、関東を制しながら東日本で保川に敗れた今鶴(明大)。この3強を中心にした優勝争いの中から抜き出たのは、
東日本大会の雪辱に燃え、これまでにない気迫を見せた今鶴である。今鶴はポージングの改良に加え、その全身の迫力で他を圧していた。
 つづいて、大量7名の選手を送り込んだ西の強豪・京都大学を率いる長谷部が第2位に。最も多くの部分賞を獲得しながら、全体のバランスで今一歩およばなかった保川は第3位にとどまる。
 東西両軍選手20名全員の合計点で争う東西対抗戦は、東軍(関東・東北・北海道連盟)が7180点で、西軍(関西・中部・九州連盟)の6510点を押えた。
記事画像1
表彰台に上がった、左から3位・保川、1位・今鶴、2位・長谷部。いずれも4年生。学生時代最後の晴れ姿である。

表彰台に上がった、左から3位・保川、1位・今鶴、2位・長谷部。いずれも4年生。学生時代最後の晴れ姿である。

優勝・今鶴治信(明治大)関東以外のタイトルを取ることができずにいたが、学生時代最後の試合で見事に頂上をきわめる。

優勝・今鶴治信(明治大)関東以外のタイトルを取ることができずにいたが、学生時代最後の試合で見事に頂上をきわめる。

2位・長谷部節(京都大)前年の先輩武内の優勝に続くことこそできなかったが、西軍ナンバーワンの面目躍如

2位・長谷部節(京都大)前年の先輩武内の優勝に続くことこそできなかったが、西軍ナンバーワンの面目躍如

3位・保川清(東京大)長く関東学連の人気者だった。今鶴に再逆転されたものの、3つの部分賞をとって実力を示す。

3位・保川清(東京大)長く関東学連の人気者だった。今鶴に再逆転されたものの、3つの部分賞をとって実力を示す。

4位・青野隆宏(西南学院大)筋肉の質の良さが買われて堂々4位に食い込む。腹の部分賞も獲得。

4位・青野隆宏(西南学院大)筋肉の質の良さが買われて堂々4位に食い込む。腹の部分賞も獲得。

5位・清水博之(早稲田大)均整のとれた大型選手。来年度の有力な優勝候補である。

5位・清水博之(早稲田大)均整のとれた大型選手。来年度の有力な優勝候補である。

6位・大木本芳弘(近大工学部)力感あふれるバルキーな体は、来年度が大いに楽しみ。

6位・大木本芳弘(近大工学部)力感あふれるバルキーな体は、来年度が大いに楽しみ。

7位・水谷幸男(京都工繊大)前年の第2位から今回はしぼりに徹しての出場だったが、やや不本意な結果に。

7位・水谷幸男(京都工繊大)前年の第2位から今回はしぼりに徹しての出場だったが、やや不本意な結果に。

8位・高橋重信(東北学院大)東日本大会3位入賞時ほどの鋭さに欠け、第8位に終わる。

8位・高橋重信(東北学院大)東日本大会3位入賞時ほどの鋭さに欠け、第8位に終わる。

9位・郡山洋(明治大)躍進の中心的存在だった今鶴ら現4年生が抜けたあとの明大を支える。

9位・郡山洋(明治大)躍進の中心的存在だった今鶴ら現4年生が抜けたあとの明大を支える。

10位・大河原久典(神奈川大)地味ながら、バランスの良さで着実に入賞を果たす。

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腹の部分賞を争う上位入賞者。左から保川、今鶴、清水、青野、水谷

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モストマスキュラーマンをかけての戦い。左から大木本、東日本チャンピオン・保川、西日本チャンピオン・長谷部

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ゲストポーザー・石井直方選手。学生のタイトルを総ナメにし、今またミスター日本のタイトルをも獲得した石井選手は、学生のビルダーにとって最高の目標である

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月刊ボディビルディング1982年2月号

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