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日本ボディビル実業団第18回ミスター、第6回ミス、第2回ペア・コンテスト

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月刊ボディビルディング1983年10月号
掲載日:2020.11.30
(青年の部)小沼敏雄、(壮年の部)宮畑豊、(ミスの部)加藤久美子が優勝
ペア優勝は石井・加藤組、団体優勝はサンプレイ企画
“ミス健康美”で一躍マスコミの注目を浴びるようになった日本ボディビル実業団主催のミスター、ミス、ペアのコンテストが8月28日、東京有楽町の読売ホールに超満員の観客を集めて華々しく開催された。
まず青年の部では、松原、押方の関西勢2人と小沼(東京)の3つ追の大接戦となったが、久々に登場した大型ビルダー、小沼が僅かにリードして優勝をさらった。現時点での出来では、バルク、カットとも絶好調で、欠点のない松原、押方の方がやや上回っていたと思われるが、上半身の迫力と将来性という点で身長175cmの小沼が審査員から高い評価を受けたのではないだろうか。壮年の部では、宮畑選手が文句なく圧勝。2位に東海林、3位に石村が入った。
 ミスの部は、全く予断をゆるさない大混戦。その中からなんとか抜け出したのが田吹、須藤、加藤(久)の3人。ともによく日焼けし、ウェイト・トレーニングでシェイプ・アップされたプロポーションも甲乙つけがたい。“健康美”に主眼を置く実業団の採点方法では、審査員の主観が大きく影響するので、あとは、運を天にまかせるより他はない。
 結局、加藤選手が1位。優勝候補の筆頭と見られていた田吹選手が2位、須藤選手が3位と決定した。
 ペアの部では、バランスがよく、息のぴったり合った石井・加藤ペアが優勝。2位に高瀬・小木曽ペア、3位に岡本夫妻ペアが入った。
各コンテストの成績は次のとおり。
記事画像1
【表彰台上左から壮年の部優勝・宮畑、ミスの部優勝・加藤、青年の部優勝・小沼】

【表彰台上左から壮年の部優勝・宮畑、ミスの部優勝・加藤、青年の部優勝・小沼】

青年の部1位・小沼敏雄選手

青年の部1位・小沼敏雄選手

青年の部2位・松原博選手

青年の部2位・松原博選手

青年の部3位・押方兼二選手

青年の部3位・押方兼二選手

青年の部4位・岡本正信選手

青年の部4位・岡本正信選手

青年の部5位・関口鉄選手

青年の部5位・関口鉄選手

青年の部6位・高西文利選手

青年の部6位・高西文利選手

壮年の部1位・宮畑豊選手

壮年の部1位・宮畑豊選手

壮年の部2位・東海林徹選手

壮年の部2位・東海林徹選手

壮年の部3位・石村勝巳選手

壮年の部3位・石村勝巳選手

壮年の部4位・山崎義夫選手

壮年の部4位・山崎義夫選手

壮年の部5位・中田米三郎選手

壮年の部5位・中田米三郎選手

壮年の部6位・米山仁太郎選手

壮年の部6位・米山仁太郎選手

ミスの部1位・加藤久美子選手

ミスの部1位・加藤久美子選手

ミスの部2位・田吹美智代選手

ミスの部2位・田吹美智代選手

ミスの部3位・須藤ゆき選手

ミスの部3位・須藤ゆき選手

ミスの部4位・加藤和江選手

ミスの部4位・加藤和江選手

ミスの部5位・島田成子選手

ミスの部5位・島田成子選手

ミスの部6位・斉藤ひろみ選手

ミスの部6位・斉藤ひろみ選手

ペアの部1位●石井直方・加藤久美子ペア

ペアの部1位●石井直方・加藤久美子ペア

ペアの部2位●高瀬恵造・小木曽理栄子ペア

ペアの部2位●高瀬恵造・小木曽理栄子ペア

ペアの部3位●本正信・岡本久子ペア

ペアの部3位●本正信・岡本久子ペア

関口敏夫・中田純子ペア

関口敏夫・中田純子ペア

伊藤良雄・吉野千巻ペア

伊藤良雄・吉野千巻ペア

青年の部ポーズ・ダウン

青年の部ポーズ・ダウン

青年の部ポーズ・ダウン

青年の部ポーズ・ダウン

壮年の部ポーズ・ダウン

壮年の部ポーズ・ダウン

ミスの部ポーズ・ダウン

ミスの部ポーズ・ダウン

壮年の部ポーズ・ダウン

壮年の部ポーズ・ダウン

ミスの部ポーズ・ダウン

ミスの部ポーズ・ダウン

月刊ボディビルディング1983年10月号

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