日本ボディビル実業団第18回ミスター、第6回ミス、第2回ペア・コンテスト
ペア優勝は石井・加藤組、団体優勝はサンプレイ企画
まず青年の部では、松原、押方の関西勢2人と小沼(東京)の3つ追の大接戦となったが、久々に登場した大型ビルダー、小沼が僅かにリードして優勝をさらった。現時点での出来では、バルク、カットとも絶好調で、欠点のない松原、押方の方がやや上回っていたと思われるが、上半身の迫力と将来性という点で身長175cmの小沼が審査員から高い評価を受けたのではないだろうか。壮年の部では、宮畑選手が文句なく圧勝。2位に東海林、3位に石村が入った。
ミスの部は、全く予断をゆるさない大混戦。その中からなんとか抜け出したのが田吹、須藤、加藤(久)の3人。ともによく日焼けし、ウェイト・トレーニングでシェイプ・アップされたプロポーションも甲乙つけがたい。“健康美”に主眼を置く実業団の採点方法では、審査員の主観が大きく影響するので、あとは、運を天にまかせるより他はない。
結局、加藤選手が1位。優勝候補の筆頭と見られていた田吹選手が2位、須藤選手が3位と決定した。
ペアの部では、バランスがよく、息のぴったり合った石井・加藤ペアが優勝。2位に高瀬・小木曽ペア、3位に岡本夫妻ペアが入った。
各コンテストの成績は次のとおり。
【表彰台上左から壮年の部優勝・宮畑、ミスの部優勝・加藤、青年の部優勝・小沼】
青年の部1位・小沼敏雄選手
青年の部2位・松原博選手
青年の部3位・押方兼二選手
青年の部4位・岡本正信選手
青年の部5位・関口鉄選手
青年の部6位・高西文利選手
壮年の部1位・宮畑豊選手
壮年の部2位・東海林徹選手
壮年の部3位・石村勝巳選手
壮年の部4位・山崎義夫選手
壮年の部5位・中田米三郎選手
壮年の部6位・米山仁太郎選手
ミスの部1位・加藤久美子選手
ミスの部2位・田吹美智代選手
ミスの部3位・須藤ゆき選手
ミスの部4位・加藤和江選手
ミスの部5位・島田成子選手
ミスの部6位・斉藤ひろみ選手
ペアの部1位●石井直方・加藤久美子ペア
ペアの部2位●高瀬恵造・小木曽理栄子ペア
ペアの部3位●本正信・岡本久子ペア
関口敏夫・中田純子ペア
伊藤良雄・吉野千巻ペア
青年の部ポーズ・ダウン
青年の部ポーズ・ダウン
壮年の部ポーズ・ダウン
ミスの部ポーズ・ダウン
壮年の部ポーズ・ダウン
ミスの部ポーズ・ダウン
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