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1984年度第3回日本実業団パワーリフティング選手権大会

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月刊ボディビルディング1984年7月号
掲載日:2021.02.16
吉本56kg級、樋口67.5kg級、植田75kg級、末永90kg級らが優勝 団体優勝は高松トレーニングクラブ
 全日本実業団パワーリフティング連盟主催・JPA後援による1984年度第3回実業団パワーリフティング選手権大会は、去る5月13日、埼玉県・志木市民体育館で開催された。参加チームは16チーム、出場選手は51名(うち女子3名)。

 大会の成績は別表のとおりであるが、過去2回の大会と比べて、日本トップ・リフターの何人かが6月17日の全日本選手権に照準を定めているのか不出場だったため、記録的には少し物足りなかった。

 52kg級では丸本秀敏選手が477.5kgで悠々と三連勝。56kg級は因幡、槐の両強豪が不参加で、吉本高史、小森正昭両選手が445kgの同記録となり、体重差で吉本選手が初優勝。60kg級は鳥沢英夫選手が545kgで三連勝。

 67.5kg級は樋口武士選手が557.5kgで永塚直木選手を2.5kg押えて初優勝。75kg級は世界選手権にも出場して経験豊富な植田英司選手が652.5kgで三連勝。82.5kg級は中尾達文選手が750で圧勝。

 90kg級は1クラス上げて出場した末永春美選手が692.5kgと記録も大幅に伸ばして初優勝。90kg超級は小野寺馨選手が他に出場選手がなく、645kgで優勝。女子は3人出場したが、56kg級の菅原洋子選手がトータル327.5kgと好記録をマークした。
[団体優勝・高松トレーニングクラブ]

[団体優勝・高松トレーニングクラブ]

52㎏優勝・丸本秀敏選手S170.0 B107.5 D220.0 T477.5

52㎏優勝・丸本秀敏選手S170.0 B107.5 D220.0 T477.5

56kg級優勝・吉本高史選手S182.5 B107.5 D155.0 T445.0

56kg級優勝・吉本高史選手S182.5 B107.5 D155.0 T445.0

60kg級優勝・鳥沢英夫選手S225.0 B100.0 D220.0 T545.0

60kg級優勝・鳥沢英夫選手S225.0 B100.0 D220.0 T545.0

第3回全日本実業団パワーリフティング選手権大会成績表

記事画像5
67.5kg級優勝・樋口武士選手S200.0 B112.5 D245.0 T557.5

67.5kg級優勝・樋口武士選手S200.0 B112.5 D245.0 T557.5

75kg級優勝・植田英司選手S250.0 B162.5 D240.0 T652.5

75kg級優勝・植田英司選手S250.0 B162.5 D240.0 T652.5

82.5㎏級優勝・中尾達文選手S295.0 B185.0 D270.0 T750.0

82.5㎏級優勝・中尾達文選手S295.0 B185.0 D270.0 T750.0

90㎏級優勝・末永春美選手S272.5 B175.0 D245.0 T692.5

90㎏級優勝・末永春美選手S272.5 B175.0 D245.0 T692.5

90㎏超級優勝・小野寺馨選手S250.0 B155.0 D240.0 T645.0

90㎏超級優勝・小野寺馨選手S250.0 B155.0 D240.0 T645.0

月刊ボディビルディング1984年7月号

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