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第3回1985年度全日本高等学校パワーリフティング選手権大会

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月刊ボディビルディング1985年10月号
掲載日:2021.08.10

最優秀選手に斉藤政嗣選手(67.5kg級1位・愛媛) 
女子56kg級・宮崎香代選手、高校新(T327.5kg)で優勝

 第3回目を迎えた全日本高等学校パワーリフティング選手権大会が去る8月4日、埼玉県浦和学院高校体育館で行われた。
北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から集まった男子73名、女子31名の若武者たちで、熱気ムンムン。
今年でまだ3回目ということもあり、どんどん塗り替えられていく新記録に会場は最高の盛り上がりを見せた。
 今大会で特に目立った選手としては、まず男子では最優秀選手に選ばれた67.5kg級の斉藤。
デッドリフトとトータルで自己の持つ高校記録を更新して2年連続優勝。
その他、52kg級の富田、75kgの平田、82.5kg級の森らが、いずれも2位に大差をつけて優勝した。
 女子では、超高校級、56kg級の宮崎が、ベンチプレスとトータルで彼女自身が持つ高校記録を更新して圧勝。
また、今年の全日本女子パワー選手権でも活躍した52kg級の大石、67.5kg級の池上、それに北海道の社会人大会で優勝している60kgの山田が、いずれも2位以下を全く寄せつけず、悠々と逃げ切った。
各クラス優勝者。前列右から深井、大石、宮崎、山田、池上、岩羽、富田、渡辺、斉藤、平田、森、石田

各クラス優勝者。前列右から深井、大石、宮崎、山田、池上、岩羽、富田、渡辺、斉藤、平田、森、石田

[註]特別試技による日本高校新記録男子56kg級・富田 建 スクワット173.0kg女子52kg級・大石いづみ ベンチプレス56.0kg女子56kg級・宮崎香代 スクワット137.5kg女子67.5kg級・池上 恵衣子 デッドリフト125.5kg◎最優秀選手・斉藤政嗣(愛媛・川之江高校・67.5kg級)

[註]特別試技による日本高校新記録男子56kg級・富田 建 スクワット173.0kg女子52kg級・大石いづみ ベンチプレス56.0kg女子56kg級・宮崎香代 スクワット137.5kg女子67.5kg級・池上 恵衣子 デッドリフト125.5kg◎最優秀選手・斉藤政嗣(愛媛・川之江高校・67.5kg級)

67.5kg級1位・斉藤政嗣選手S185.0 B110.0 D220.0 T515.0

67.5kg級1位・斉藤政嗣選手S185.0 B110.0 D220.0 T515.0

67.5kg級1位・池上恵衣子選手S110.0 B50.0 D125.0 T285.0

67.5kg級1位・池上恵衣子選手S110.0 B50.0 D125.0 T285.0

56kg級1位・宮崎香代選手S132.5 B70.0 D125.0 T327.5

56kg級1位・宮崎香代選手S132.5 B70.0 D125.0 T327.5

56kg級1位・富田建選手S170.0 B90.0 D185.0 T445.0

56kg級1位・富田建選手S170.0 B90.0 D185.0 T445.0

月刊ボディビルディング1985年10月号

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