1985年度第10回ミスター東日本チャンピオンコンテスト、第15回ミスター茨木コンテスト
月刊ボディビルディング1985年10月号
掲載日:2021.07.27
ミスター東日本 井口吉美智、ミスター茨城 海老沼栄が優勝
大会は8月18日、茨城県友部町の中央公民館にミスター茨城の部27名、東日本チャンピオンの部に8名が出場して行われた。
まず東日本チャンピオンコンテストは例年、各都道府県コンテストの最中に行われるため、出場選手が少なく、しかもその年のチャンピオンがほとんど出場しないため、東日本のナンバーワンを決めるコンテストとしてはきわめて盛り上がりに欠ける大会となっている。
今回も、今年度のチャンピオンはミスター埼玉の井原選手のみで、あとはすべて昨年もしくはそれ以前のチャンピオンであった。
コンテストの権威を高めるためにも、開催時期を再検討する必要があろう。
コンテストの結果は、昨年度ミスター東京の井口選手が順当に優勝したが、まだミスター日本に向けての調整途中という感じで、昨年よりは全体的にひとまわりバルク・アップしているものの、カットが甘く、美しいプロポーションと心憎いほど上手な演技が強く印象に残っているが、迫力という面で少し物足りなかった。
2位の後藤選手は、今年はじめアメリカに渡り、ワールドジムでトレーニングを積んできた。
持ち前のバルクをかなりしぼり込んで、ここ2、3年では最高の仕上がりを見せてい|た。
このバルクを維持しながら、もう少しウエストをしぼり、全体的に細かいデフィニッションがあれば、井口選手をおびやかしたであろう。
ミスター茨城では、バルク型の海老沼選手と、デフィニッションの良かった神白選手の接戦となったが、海老沼選手が僅かにリードして初優勝を飾った。
まず東日本チャンピオンコンテストは例年、各都道府県コンテストの最中に行われるため、出場選手が少なく、しかもその年のチャンピオンがほとんど出場しないため、東日本のナンバーワンを決めるコンテストとしてはきわめて盛り上がりに欠ける大会となっている。
今回も、今年度のチャンピオンはミスター埼玉の井原選手のみで、あとはすべて昨年もしくはそれ以前のチャンピオンであった。
コンテストの権威を高めるためにも、開催時期を再検討する必要があろう。
コンテストの結果は、昨年度ミスター東京の井口選手が順当に優勝したが、まだミスター日本に向けての調整途中という感じで、昨年よりは全体的にひとまわりバルク・アップしているものの、カットが甘く、美しいプロポーションと心憎いほど上手な演技が強く印象に残っているが、迫力という面で少し物足りなかった。
2位の後藤選手は、今年はじめアメリカに渡り、ワールドジムでトレーニングを積んできた。
持ち前のバルクをかなりしぼり込んで、ここ2、3年では最高の仕上がりを見せてい|た。
このバルクを維持しながら、もう少しウエストをしぼり、全体的に細かいデフィニッションがあれば、井口選手をおびやかしたであろう。
ミスター茨城では、バルク型の海老沼選手と、デフィニッションの良かった神白選手の接戦となったが、海老沼選手が僅かにリードして初優勝を飾った。
ミスター東日本。左から3位@・田崎、1位・井口、2位・後藤
ミスター東日本1位・井口吉美智選手
ミスター東日本2位・後藤裕己選手
ミスター東日本3位・田崎二郎
ミスター東日本4位・井原茂
ミスター東日本5位・秋山明
ミスター東日本6位・門脇政明
ミスター茨城。左から3位・根本、1位・海老沼、2位・神白
ミスター茨城1位・海老沼栄選手
ミスター茨城1位・神白徹雄選手
ミスター茨城3位・根本正巳選手
月刊ボディビルディング1985年10月号
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